10/12/03 06:11:51
大阪市信用金庫は1日、大阪府内の中小企業の冬季ボーナス調査の結果を発表した。平均
支給額は前年比1250円減の27万2435円と3年連続減少。「支給せず」とした企業
は49・6%と平成10年の調査開始以来、過去最大となった。
「支給せず」のうち、「少額の手当は支給」とした企業は32・5%あったが、「全く支給
なし」は17・1%で過去最高。大手企業の今冬の支給額は3年ぶりに増加(経団連調査)
するなど回復傾向にある一方、中小企業の厳しさが浮き彫りになった。
業種別にみると、輸出に支えられた製造業(26万9869円、前年比0・13%増)のみ
が増加し、他業種はすべて前年を下回った。運輸業(1・82%減)、小売業(1・32%
減)で落ち込みが大きかった。
大阪市信金は「デフレと円高に苦しむ中小企業が多く、ボーナスにも影響が出た」と分析
している。調査は大阪府内の中小企業1056社に行った。
ソース:MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)