【食品】いいのかな?中国育ちで「国産シイタケ」!?[10/12/02]at BIZPLUS
【食品】いいのかな?中国育ちで「国産シイタケ」!?[10/12/02] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
10/12/02 16:06:16
中国で成長させてから輸入して、日本で収穫したシイタケは「国産」か「中国産」か―。

現在は「国産」表示が許されているこうしたシイタケが来年度以降、「中国産」と表示しなければ
ならなくなる可能性が出てきた。
現行の日本農林規格(JAS)法の表示基準では、シイタケは収穫地を原産地とすることに
なっているが、農林水産省は栽培期間が長い地域を原産地とする「長いところルール」を採用すべきだ
として、JAS法見直しを進めている消費者庁に要請する方針だ。

「消費者が『国産』を求めるから、そう表示してます。違法じゃありませんから」と話すのは、
岐阜県内のシイタケ生産業者。15年前から、シイタケの菌床を中国から輸入し、国内で収穫している。
シイタケは菌を接種してから収穫まで4か月かかるが、そのうち3か月は中国で育てられ、
国内に輸入してからの栽培期間は1か月程度。それでも「国産」として出荷する。

JAS法では原則として収穫地を「原産地」と定めているためだ。
例外として、飼育に時間のかかる畜産物や養殖の水産物の場合は「長いところルール」が適用され、
例えば、中国でとれたウナギを輸入して日本で養殖した場合、中国で育てられた期間が長ければ
「中国産」となる。
だが、シイタケを含む農産物は対象外だ。このため、中国で栽培されたシイタケを菌床のまま
日本に輸入しても、国内で採取すれば国産と表示していいことになる。

農水省によると、シイタケ菌を植え付けた「菌床」類は2009年、中国から約3900トン輸入されたが、
その多くは国内で短期間栽培された後、「日本産」として出荷されているとみられる。
これをシイタケの量に換算すると、約1300トン。中国で収穫した中国産シイタケの3分の1近くに
あたる量という。

このような中国育ちの「国産シイタケ」は07年に比べ倍増した。
同省は「08年に発覚した冷凍ギョーザ事件の影響で中国産の食品が敬遠されたので、菌床で輸入して
『国産』とするようになった」とみる。

こうした動きを受け、国内のシイタケ生産者団体は同年、栽培期間が長い国を原産地として
表示することを業界ルールとする方針を表明しているが、強制力がないため徹底は難しいのが現状だ。
このため農水省は、消費者庁がJAS法の表示基準を見直すのを機に、シイタケについても
「長いところルール」を採用するよう求める。

財団法人日本きのこ研究所(群馬県桐生市)で食用キノコを研究する中沢武さんは「水産物や畜産物では
複数地域をまたいで生産するケースがあるため、『長いところルール』が採用された。
シイタケも同じで、このルールでの表示の方が消費者にわかりやすい」と話している。

◆長いところルール◆
飼育や養殖期間が最も長い地域を「原産地」として食品表示すること。
海外で長く飼育し、国内で短期飼育した牛肉を「国産」とした事例があったことから、畜産物について
2004年にJAS法の表示基準に明記され、水産養殖にも適用された。
農産物は栽培途中に移動するケースは通常ないため、シイタケのように菌床を動かせる産品については
想定していなかった。

ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
“中国のシイタケ菌床が日本に輸入される仕組み”という絵は
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)



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