10/12/01 22:25:51
JR西日本の佐々木隆之社長は1日、東京都内で記者会見し、
大糸線の南小谷(長野県)―糸魚川(新潟県)間など北陸方面の赤字路線が
「それほど豊富な輸送量はなく経営的に苦しい。地域交通のあり方を地元と議論したい」
と述べ、廃止してのバス転換や本数削減などの可能性を含めて地元自治体と協議したい
考えを明らかにした。
検討対象は大糸線の一部区間のほか、富山県を走る氷見線、城端線で、
2014年度の北陸新幹線開業を控え、需要動向が注目されている。
佐々木社長は、少子高齢化などで、これらの路線は採算が厳しいため
「赤字が大変大きくなれば、ほかの線区からの利益を回すのも限度がある」と指摘した。
今後の基本方針として、地元自治体に対策の協議を呼び掛けて
「われわれの事情をよく知ってもらい、互いの主張を向け合いたい」との考えを示した。
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