10/11/28 03:52:17 2ukFpMFG
①日本の場合 東南アジア諸国に低利の円建て融資。
自国が超低金利であるため、これらの融資も低利で行われる。
途上国の発展は、先進国である日本よりも速いため、返却時における円建て債務は
途上国通貨建てでは大幅に減価しており、途上国の負担は少ない。
日本視点で見ても、国内よりはマシな金利で貸し出せる上、円建てであり、
途上国の将来的な発展による自国への経済的な貢献も大きい。
日本と東南アジアはwin-winの関係。
②ドイツの場合 東欧・南欧諸国に高利のユーロ建て融資
同一通貨圏であり、為替変動はない。
ユーロ圏はインフレが酷く、ドイツから途上国への融資は日本のバブル時代並の高金利。
途上国の慢性的な資金不足と、固定された為替レート下で発展の望めない
競争力に劣る産業による赤字体質から抜け出すことはできず、
返済よりもドイツからの借り入れが常に勝る借金地獄。
ドイツと東欧・南欧の間では、ドイツの一方的な搾取しか成り立ち得ない、
悪徳口入屋と奴隷の関係。