【コラム】未知の領域に踏み込む日本(英エコノミスト誌・日本特集)[10/11/22]at BIZPLUS
【コラム】未知の領域に踏み込む日本(英エコノミスト誌・日本特集)[10/11/22] - 暇つぶし2ch750:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:01:56 YAUZZ3Vw
>>746
日本の過去数十年分の労働は、国民生活には回らず、
バブル退治とやらで値下がりした不動産や株の価値への穴埋めに使われていますよ。
武士道論者のバブル退治のおかげで、国民は只働きですね。

武士道を語ったりせず、それらの価値を保てば済んだ話なのですが。

751:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:03:52 qB2z6SkU
>>750
バブル時代に無駄遣いしたつけだよ。
バブルの清算って実のところ借金だろ。
バブルってのは見えない借金をしまくってた状態。
武士道なんか関係無い。

752:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:03:57 lW9ooVa0
敗戦国である日本がオフショア地域作って世界中の金をバキュームとか
どう考えても不可能だからな。
ちなみに世界最大のオフショアはアメリカにある。

>>749
地質調査等で大まかにはわかるだろ。
これで「あっても見つからない」ってんならはっきり言って掘るコストの方が高くなる。

753:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:06:29 HGEkSNzU
>>752
大昔、国家一種かなにかの筆記試験で地質調査の論文審査があって、あの台詞で合格した強者が居たと言う洒落です

検査機器は進化しても、なにが資源になるか解らないのが科学の面白い所だと思ってますよ

754:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:07:32 YAUZZ3Vw
>>751
いいえ、それらの価値は需要と供給次第で決定できます。
ゆえに、価値を下げること、それを正義と考えること自体が馬鹿だったのですよ。

清貧武士道は日本に悪影響しか与えませんでした。
これからも、武士道を廃棄しない限り日本は再生しないでしょう。

755:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:07:42 lW9ooVa0
>>751
>バブルってのは見えない借金をしまくってた状態。
これは資本主義の大前提なんですけど。
これを否定しちゃ元も子もない。

>>753
意味がわからん。
それに今価値のある資源が出てこなかったら意味が無いの。

756:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:09:52 lW9ooVa0
>>754
そう。貧乏マンセーと資本主義は対極の関係にある。
資本主義を根底においている以上、貧乏マンセーは敵。

757:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:14:04 qB2z6SkU
>>754
武士道関係無いだろ。反日の人なのか?
物には限界があって、泡が弾けたってだけ。
バブルを無限に広げる事は不可能。

>>755
バブルが資本主義の大前提とか意味不明。

>>756
貧乏マンセーなんて誰も言ってないだろ。
バブルは資本主義として制御不能になった状態。異常事態だっただけ。

758:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:16:38 lW9ooVa0
>>757
バカだな。
資本主義では経済のバブル化は必然なんだよ。
バブルを繰り返しながら大きくなっていく。

>物には限界があって、泡が弾けたってだけ。
限界って何だ?

759:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:17:24 YAUZZ3Vw
経済は、ものに頼ってはいません。
実在しなくても、他人に価値を認めさせれば価値が生じます。
価値は担保になり、担保は他の価値と等価交換できます。

実質以外を全て虚像と考えたなら、世界は旧石器以前に戻るでしょう。
誰もが他人の所有する価値を認めあうことで、経済を膨らませて現在があります。

清貧を謳う武士道はこれを破壊しました。経済を潰しました。

760:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:21:50 h8xTmDzG
>>721

「七つの大罪」に入るのは「放漫」じゃなくて「傲慢」だろ。
したり顔で語る前にちゃんと覚えろ、七つしか無いんだから。


761:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:22:29 qB2z6SkU
>>758
>バブルを繰り返しながら大きくなっていく。
それは違うだろ。
市場は拡大し、ある周期でバブルは起きるだろうけどそれが
「バブルを繰り返しながら大きくなっていく。」とは言えない。
チューリップバブルでも大混乱している。むしろ縮小要因。

>限界って何だ?
何を聞いてる?シャボン玉にしても無限に大きくする事は出来ないだろ。

>>759
まるで宗教だな。

762:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:26:42 qB2z6SkU
>>760
そうだね。
放漫は怠惰に含まれるね。

763:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:30:32 lW9ooVa0
>>761
一時的に縮小はしてもだんだん大きくなっていく、って意味だよ。
周りの国がみんなインフレ傾向にあるのに自分とこだけデフレとか
国力を弱める要因にしかならん。

764:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:32:25 qB2z6SkU
>>763
バブルでは借金を次の投資に使わないから拡大再生産が出来なくなるんだよ。
だから縮小要因。

765:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:36:41 lW9ooVa0
>>764
行き過ぎればそうだが、バブル、一種の好況がなければ経済なんて絶対に発展しない。
アメリカだってそうだろ。バブルを繰り返しながら大きくなっていってる。
バブルはやりすぎれば毒なのは事実だが、やらないのはもっと毒。

766:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:36:48 YAUZZ3Vw
いいえ、日本を含む世界は、現在もバブルの上に乗っかっています。
実質などどこにもない。

あなたの考える実質とは泡の水分のようなもので、
バブルを潰そうと鉄槌を振り下ろしたなら、ハンマーを多少濡らすだけで、そこには何も残ってはいません。

767:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:38:33 qfHOBfxG
最近バブル崩壊のスパンが短くなってる気がするな

768:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:38:42 qB2z6SkU
>>765
好況とバブルは区別すべき。
バブルはコントロール出来なくなった状態だからバブルと名づけられてるなら悪い意味。
好況は好ましいがバブルは起きない様にすべきもの。

769:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:40:01 YAUZZ3Vw
>>768
ちなみに、好況とバブルは区別できるものではありません。

770:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:40:39 lW9ooVa0
>>768
好況だってそうかんたんには制御できんよ。
バブルと好況は密接な関係にある。だって投機の対象になるもん。
どっからバブルでどっから好況かなんて後になって定義しないとわからん。

ついでに、バブルだってやろうと思えばソフトランディングさせることは出来るわな。
一番最悪なのはハードランディング。

771:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:47:27 qB2z6SkU
>>766
>いいえ、日本を含む世界は、現在もバブルの上に乗っかっています。
その通り。
弾け方は分かりませんが世界的なバブルもいずれは弾ける。
日本のバブルが先に起こったってだけ。

>あなたの考える実質とは泡の水分のようなもので、
>バブルを潰そうと鉄槌を振り下ろしたなら、ハンマーを多少濡らすだけで、そこには何も残ってはいません。
その通り。
その空気の部分が借金として残るって事を忘れないでね。

>>769
言葉の意味だけだよ。好況は良い意味で使うし、バブルは悪い意味で使う。
資本主義のコントロール下にあれば好況だし、それを越えれば弾けてバブルになる。

>>770
>どっからバブルでどっから好況かなんて後になって定義しないとわからん。
後付けの場合もあるだろうね。バブルの初期なんか誰にも判別出来ない。
ただ、単に意味の問題としてバブルが良いってのはあり得ない。

772:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:50:43 YAUZZ3Vw
>>771
いいえ、資本主義社会ならバブルは当然存在するものです。
馬鹿な武士道を掲げて潰さなければ、それでよいのです。

シャカリキになって清貧を掲げハンマーを振り回した禁治産者が、現在の清貧武士道論者なのですよ。

773:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:52:05 qB2z6SkU
>>772
今すぐ清貧の意味を調べろ。間違えるぞ!

774:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:55:11 YAUZZ3Vw
>>773
間違えているのは保守の人々です。
彼らは清貧を、他人を殺し全てを奪い取り、自らは正義を誇ることと定義していました。

彼らの清貧武士道は残虐非道なものでしたし、現在もそうであり続けています。

775:87,306,531
10/12/01 04:56:36 eqSRZXlx
雇用改善のキーワードは“トリクルダウン”
菅内閣は「一に産業、二に外需、三に雇用」を目指せ
―森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
URLリンク(diamond.jp)

この記事、良いも悪くも解釈できて、もう少し具体論を書いてくれないと何とも判断が…。

自分が>>642,643,686,689,690,695のように、わりと供給サイド強化に力点を置いたのは、
高齢者が貯めた金融資産を相続税などで、国内のフローに流すことが絶対条件になってる。

そうやって新たにフローを増やし続ける源がなければ、
企業は設備投資も人材育成にも積極的にならずに、産業を強化することも出来ない。
とくに余剰金も少なく、円高で値下げが要求され、デフレで実質金利が高い中小企業は。
(余剰金を貯め込んだ大企業が先行して研究開発、人材育成、設備投資などを通じて、
 国内にお金を流してくれるというのなら、それが続く間は可能だが、どうやって経済合理性を持たせる?)

FTA/EPA/TPPによる外需を新たな源にすればいいと考えるかもしれないけど、
経常収支+資本収支=0 なので、外需で仕事は作れても、そのお金を国内に持ってくることは出来ない。
(正確にはその企業が円に戻した分だけ誰かが対外投資を増やしてくれればOK。
 しかし経常黒字は円高圧力になるので、賃下げ→国内需要減のデフレに陥りやすいと思われ。)

つまり外需でいくら稼いでも、それによって国内のフローを増やし、
デフレ脱却することは難しいと思われ。

(EUのように共通通貨を導入すれれば可能だが、南欧や東欧が財政赤字+対外債務が
 問題になっていることを見れば、経常黒字の継続は持続可能ではないことは明か。)
(共通通貨を導入しない場合は、円高になるので、対外投資を積極的にさせることが難しい。)

これで、今までの供給サイド強化の問題点と、
うまく行かなかった原因がはっきりしたと思うんだけど、
反論の意見や記事を求む。

776:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:56:49 qB2z6SkU
>>774
お前がそう信じる事は勝手だけど、
議論するつもりなら反証可能性を持った文章を書いてくれ。
お前の信念について他人がとやかく言える物ではない。

777:名刺は切らしておりまして
10/12/01 04:59:10 YAUZZ3Vw
>>776
あなたの話は妄想と専断が多すぎて、私が説明に疲れます。
まともな文章をあなたが書けるようになったなら、あなたの意見は変わるのでしょうね。

778:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:02:19 qB2z6SkU
>>777
疲れちゃったんだ。お大事に!

779:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:02:26 BbfYA4AK
もう共産革命しか若者が生きる道は無い 全世界同時革命が起きるには今しかあるまい

780:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:04:37 qB2z6SkU
>>779
共産革命するとどうなるの?

781:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:04:58 YAUZZ3Vw
保守の人々は清貧を掲げ武士道を謳い、日々消費を減らし続けて日本経済をここまで破壊した。
彼らと彼らの掲げる清貧武士道の罪は、未来永劫消えるものではない。

しかも彼らは、今に至っても消費削減と解雇を拡大させようと宣言している。
これで経済が良くなるわけがない。

先の東洋経済誌後援の半藤一利講演会は、バブル退治礼賛で塗り込められた悪魔のような集会であった。
彼等が未だに武士道やバブル退治を日本のあるべき未来と定めているようでは、どうにもならない。

782:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:13:15 QlxCyHQt
>>715
英国のマスコミはEU圏内で経済不安を引き起こす事件が
発生すると、資金流出を防ぐためにいつも日本叩きの記事が出る。

この記事は、日本には団塊世代を食べさせなければいけないが
少子化だという問題と民主党という何も対応できない政治団体が
日本を支配しているというリスクがある国だよという結論が
書いてあるだけ。

日興証券の悪質な粉飾決算でも上場廃止せず、ライブドアを潰した不公正さと、
いつ検察の標的になるか分からない状況は海外からの資金流出、新興市場壊滅を
招き、開かれていない株式市場という印象を海外に与えた。

日本の株式市場がオープンで投資価値があることがアピールできていれば、
今頃はプチバブルで、景気も回復してたのにと思う。

783:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:16:39 qB2z6SkU
>>782
ただ、円高が先行しちゃったから株がお買い得には見えないんじゃないかな。
現在が円高だとすると為替リスクも大きいし。

784:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:18:58 AdF+SQ6V
>>336
>>331程度の内容をいちいち箇条書きにしないとわからない程度の日本語読解力なら、
まずはおまい自身が本当に日本人なのか自問自答したほうがいいぞw



785:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:22:11 PCxwFLnh
保守爺どもの説いた清貧なんて利権維持のためのオナニーだから

786:名刺は切らしておりまして
10/12/01 05:53:48 QlxCyHQt
>>783
欧米で塩漬けになった株式の価値を落とさずに、運用資金を
一時退避するために円が選ばれたんだろうね。
日本は円高でも株式が上がってないので、前のバブルの時の
ように海外資産を買い込む資金が無い。

787:名刺は切らしておりまして
10/12/01 06:02:11 v629e6OJ
>>739
アホか。バブルはなるべく繰り返すべき。>

えっ

788:名刺は切らしておりまして
10/12/01 06:47:23 08qC7VaJ
全面的に同意するわけじゃないけど、江戸時代に似た閉塞感と
経済政策ではあるかもな。


789:名刺は切らしておりまして
10/12/01 07:15:57 kPvnvJ7N
踏み込んだんじゃない。
現実逃避しまくったから余計にドツボにハマってしまったんだろうな。
日本は。

790:名刺は切らしておりまして
10/12/01 07:21:07 QdokJMWN
>>789
借金して、景気刺激策を行うのが、資本主義のロジックのうちの1つならば
借金でもないのも借金だと言って取り立てるのが居ると、混乱が起こるってだけですよ

不良でも無いのに、不良債権だって決めつけられて日本の銀行は沈んだ


791:名刺は切らしておりまして
10/12/01 12:35:11 RKcoZxpg
20~30年後に日本全体があいりん地区みたいに
なってそうだなw

792:名刺は切らしておりまして
10/12/01 14:27:23 YIwB3/fN
>>791
なに言ってるのかな、バブル崩壊直後から日本は非合法列島だよ

マスコミが隠蔽してきた酷い事がどれだけあるやら



793:87,306,531,775
10/12/01 17:08:23 eqSRZXlx
急速な高齢化で日本は「逆高度成長」に
古いシステムを守っていると下り坂を転げ落ちる
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

↑大方同意。
高齢者や中高年の生産性が若者より低いというのは、
人によって意見が分かれているので、調べてみた。

年齢区分による生産性と若年雇用問題
URLリンク(ameblo.jp)

高齢化は脅威か? ― 鍵握る向こう10年の生産性向上―
URLリンク(www.nira.or.jp)
URLリンク(www.nira.or.jp)
URLリンク(www.nira.or.jp)

・G10諸国、OECD19ヵ国に関する実証分析(パネル・データ分析、MFPを利用)では、
 総人口と生産性増加率の間に正の関係が、高齢化比率(65歳以上人口比率)と
 生産性増加率の間には負の関係が、あることが示される。
 また、経済開放度(輸出・入合計のGDP比率)と生産性増加率の間にも正の関係があることが
 示される。従って、理論的フレームワークで設定した3つの仮説は全て支持される。

・日本に関する実証分析(時系列データを用いた共和分分析、TFPを利用)では、
 統計的な信頼度は幾分低いものの、労働力人口規模、経済開放度ともにTFP上昇率に対して
 正の効果を持つことが認められる。すなわち、労働力人口が減少すれば、TFP上昇率は低下し、
 経済開放度が上昇すれば、TFP上昇率も上昇する。

・上記の実証分析の結果をもとに、日本の将来のTFP上昇率のパスをシミュレートすると、
 労働力人口の中位推計(人口問題研究所・将来人口予測、2030年の労働力人口=6,091万人のケース)に
 対応する2030年のTFP成長率は-0.6%となる(経済開放度は2002~2007年平均で不変であると仮定)。
 なお、このシミュレーションでは、日本のTFP上昇率がマイナスに落ち込むのは
 2020年代後半ということになる。

・40歳代の就業人口が増加したとき、TFPが最も大きな上昇を示す可能性が高い。
 すなわち、日本経済の技術力は40歳代の就業人口が相対的に増加したときに最も高まる可能性がある。

・上記で行った分析と同様に、労働力人口の中位推計(人口問題研究所・将来人口予測)に従った場合、
 この実証分析の結果からは、日本のTFP水準は2022年まで緩やかに上昇し、
 2023年にピークをつけ、その後、下落局面に入ると予想される。

794:87,306,531,775
10/12/01 17:32:10 eqSRZXlx
関連してちょうどこんなニュースが。

職業教育特化の新制度創設を 中教審部会が答申案
URLリンク(www.47news.jp)

大学分科会 議事要旨・議事録・配付資料:文部科学省
URLリンク(www.mext.go.jp)

今後の学校における キャリア教育・職業教育の在り方について(答申素案)
URLリンク(www.mext.go.jp)

職業実践的な教育に特化した枠組みの使命、意義、必要性として考えられる要素(案)
URLリンク(www.mext.go.jp)

795:名刺は切らしておりまして
10/12/01 23:15:55 l6Pvdh4O
■ドミナントストーリー(優先される物語)|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/4〉
URLリンク(ameblo.jp)

 さて、藤井氏のご同僚でいらっしゃいます、おなじみの中野剛志様(京都大学助教)より、タイムリーなTPPに関するご投稿を頂きました。

『▲TPPで輸出は増えない▼ 中野剛志(京都大学助教)

 貿易の関税撤廃などを目指すTPPへの早期参加を求める声が高まっている。だが参加国を見渡しても、日本と利害面で連携できそうな国は見あたらない。
対米輸出で重要なのは為替であり、関税撤廃で農作物の輸入が増えるだけだ。そもそも外交上弱い立場にある日本に、有利なルール作りなど期待できない。
------------
 10月初頭から先日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)にかけて、環大平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加の是非を巡る議論が、▲突如として国内で沸騰した▼。
TPP協定は、【物品貿易は原則、全品目について即時または段階的関税撤廃をめざすという急進的なもの】であり、また人の移動なども含む包括的な枠組みだ。

 このような大問題についての結論を、なぜこれほど急ぐ必要があるのだろうか。TPP推進派の主張によると、協定交渉|こ早く参カロした方が、 日本|こ有利なルール作りが可能になるからだという。
参加の決断が遅れれば、不利なルールでも飲まざるを得なくなるという。しかし、現在のTPP交渉への参加国の顔ぶれと現下の情勢を客観的にみる限り、▲日本が自国に有利なルール作りを誘導できるとは到底思えない▼。

796:名刺は切らしておりまして
10/12/01 23:21:40 l6Pvdh4O
■ドミナントストーリー(優先される物語)|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/4〉
URLリンク(ameblo.jp)

 第1に、現在のTPP協定交渉参加国の中に▲日本と連携してくれそうな国がない▼。
米国以外の参加国は、外需依存度が極めて高い「小国」ばかりだ。また、いずれも1次産品輸出国であり、低賃金の労働力を武器にする発展途上国も多い。
 米国だけが国内市場の大きい「大国」であり、それを武器に参加国を主導できる立場にある▲一方、農産品については国際競争力を持つという強いポジション▼にある。

 その中で日本だけが工業製品輸出国だ。さらに国内市場の大きい先進国として、他の参加国から労働力や農産品の輸入を期待されている。しかし、▲デフレのため低賃金の外国人労働者を受け入れるメリットがなく、農業はぜい弱だ▼。
日本の置かれた状況は、TPP交渉に参加している国々とは際立って異なる。国際ルールの策定の場では、自国と同様の利害や国内事情を有する国と連携しなければ、交渉を有利に進められない。
ところが、日本と同じような利害や国内事情を有する国はなく、連携できそうな相手は見あたらないのである。

 第2に、TPPによって▲日本が輸出の拡大で成長できる仕組みができると考えるのは甘すぎる▼。
なぜなら、米国は慢性的な経常収支赤字が持続不可能であるとの認識の下で、▲対外不均衡を是正すべく、5年間で輸出を2倍にすると宣言し、輸出の拡大を進めようとしている▼からだ。
対外不均衡の是正と、米国内の関税を引き下げるTPPの推進とは、一見矛盾するようにみえる。しかし、米国の貿易政策にとって重要なのは、もはや関税ではなく為替レートなのだ。
だから米国は、建前はともかく、本音ではドル安を志向する。また、不況の長期化が見込まれる中で、米国の金融緩和は継続するだろうからドル安は当面続くと考えてよい。

797:名刺は切らしておりまして
10/12/01 23:28:52 l6Pvdh4O
■ドミナントストーリー(優先される物語)|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈3/4〉
URLリンク(ameblo.jp)

 ドル安は、日本企業の競争力を奪うか、▲米国での現地生産比率を向上させる強力な手段▼だ。
例えば、ホンダの昨年の米国での現地生産比率は80%を超えている。日本の輸出産業は、為替リスクの回避のためにすでに海外生産比率を高めている。ドル安が続く限り、この傾向はさらに進むだろう。
米国での現地生産が進むのであれば、仮に日本がTPPに参加し、米国に関税を全廃してもらったとしても、もはや関税撤廃と輸出競争力の強化とは何の関係もない。TPP参加で輸出が増加するなどという試算は、取らぬたぬきの皮算用で終わるのだ。

 一方で、▲ドル安でさらに安価になった輸入農作物は、関税の防波堤を失った日本の農業に壊滅的な打撃を与える▼のは間違いない。製造業なら海外生産によって為替リスクも関税も回避して生き残れるが、農業はそうはいかない。
仮に将来、米国が貿易黒字を計上してドルが高くなったとしても、いったん失われた日本の農業を関税なしで復活させることなど不可能であり、食料の米国依存がさらに深まるのは確実だ。

 要するに、日本をTPPに誘い込んだ上で、ドル安を誘導することによって、▲日本に輸出の恩恵を与えず、国内の雇用も失わずして、日本の農産品市場を一方的に収奪することができる▼。これが米国の経済戦略なのである。

 第3に、日本は現在、対中・対口で安全保障上の問題を抱えており、普天間基地問題でこじれた米国と関係を改善しなければならない。▲そんな弱い立場にある日本▼に、米国に妥協せずに自国に有利なTPPのルールを策定できる▲力があるわけがない▼。
そもそもTPP協定の問題がこの時期に突然浮上したのは、尖閣や北方領上の問題のために、頼みの米国に妥協せざるを得なくなったからではないか。日本を守ってもらう見返りに、農業市場を差し出そうということだ。
前原誠司外相がTPPに最も熱心だったのもそのためかもしれない。

 米国依存の外交姿勢がTPP交渉への早期参加の動機の背景にあるのだとしたら、日本に有利なルール作りなどできるはずがない。そうだとしたら「早期に参加すれば、ルールはそれだけ有利になる」という論法は、相当悪質な詭弁(きべん)である。』

798:名刺は切らしておりまして
10/12/01 23:35:59 l6Pvdh4O
■ドミナントストーリー(優先される物語)|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈4/4〉
URLリンク(ameblo.jp)

 中野氏の論説の通り、今回の「降ってわいたような」TPP交渉の裏には、▲アメリカの「輸出拡大」を目指す戦略が間違いなくあります▼。
 アメリカが輸出依存、経常収支黒字路線を志向すると書くと、頻繁に、
「アメリカが何を輸出するって言うんだよ」
 と言われますが、アメリカは資源、食糧などの国家の基盤となる製品に関しては、各段の競争力を保持しています。

 わたくしは日本の農産業の潜在能力を信じていますし、国家のグランドデザイン上の「将来の輸出産業」と位置付けていますが、▲それはあくまで現在の農業の問題(=兼業農家、小規模農家の問題)が解決された後の話▼になります。
現時点で関税を全廃してしまった場合、アメリカ産農産物に席巻される可能性は決して低くないでしょう。

 また、輸出製造業については、関税が撤廃されたところでほとんど影響はないでしょう。中野氏の書かれた通り、日本企業の現地生産は進んでいますし、▲為替レートの影響が関税の影響を上回ってしまいます▼。
 外国人労働者云々については、それ以前の問題です。国内の失業者を吸収できず、若者の給与水準が高まらない問題を抱えている状況で、何ゆえに雇用の市場競争を悪化させなければならないのでしょうか。

 結局のところ、今回のTPPを推進している方々も、それぞれの「▲ドミナントストーリー▼」に支配されているように思えます。
▲「日本の内需は弱い。日本は輸出依存国。少子化の日本は外国人を入れなければならない」▼
 などなど、▲「日本は衰退する」というドミナントストーリー▼が揺らがないからこそ、今回のような「アメリカのため」としか思えない戦略を有り難がってしまうわけです。

「日本の内需は大きい。弱いのは、単にデフレ下で緊縮財政をしているから」
「日本の輸出依存度は、アメリカ、ブラジルの次に低い。高々、GDPの10%強程度」
「少子化はデフレの結果であって、少子化のせいでデフレになっているわけでも成長率が低いわけでもない。デフレを脱却し、成長率が戻れば、人口はまた増えていく」

 という▲オルタナティブ(代替する)ストーリー▼(※藤井氏)がきちんと共有され、▲「日本の国益のための」TPP▼を志向するのであれば、まだしも反対しなわけでございますが。

本日のエントリーを興味深くお読み下さった方は、↓このリンクをクリックを。
URLリンク(blog.with2.net)

799:87,306,531,775
10/12/02 04:23:37 en7v4xI9
KAN-FULL BLOG見てたら、菅さんのビジョンが少し見えてきたかも。

「成長促進」へ、大きな“一歩”発表!
 - 官民共同の「日本国内投資促進プログラム」 -
URLリンク(kanfullblog.kantei.go.jp)

国内投資促進円卓会議-平成22年9月28日
URLリンク(nettv.gov-online.go.jp)

企業の余剰金を国内に投資してもらい、
それでフロー(雇用や賃金=購買力)を増やそうということらしい。
企業のバランスシート調整も終わったので、
経済界の協力があるのなら、やろうと思えば、出来なくはないか。

そしてTPPで国を開き、外需を取り込もうってことなんだろうな。
となると、円高にならないように、どうやって対外投資を増やすのかが課題。
どうしても円高になるようなら、前から話題になってた国家ファンドで
日本の国際競争力アップになること、輸出促進になること、
収益が期待できることなどに、数十兆円単位で投資すれば良さそう。

要は民間が対外投資をしてくれないなら、経常黒字による円高圧力以上に、
国家ファンドによる対外投資を増やして、円安圧力を作ればいいって理屈。
もっとも安全資産大好きの国民の理解が得られるかどうかは、正直微妙だけど。

800:87,306,531,775
10/12/02 04:50:46 en7v4xI9
日本国内投資促進プログラム
URLリンク(www.meti.go.jp)

↑この資料見てたら、このスレで自分が主張してきたことは、大部分が入ってた。

ただ法人税減税は、余剰金にならないようにするために、
今の研究開発減税を残し、設備投資減税、人材育成減税を導入した方がいいのでは?

801:87,306,531,775
10/12/02 05:02:03 en7v4xI9
“理想郷”スウェーデンモデルの内実
企業の国際競争力と手厚い生活保障はいかに両立するか
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)

802:名刺は切らしておりまして
10/12/02 05:54:14 t1BzrSQv
>>43
取りあえず、
在日の生活保護を廃止して働いてもらおう!


話はそれからだ!

803:名刺は切らしておりまして
10/12/02 06:09:47 FkGFU0r7
バカ出現↑

804:名刺は切らしておりまして
10/12/02 09:43:59 QWx80Ib4
11月米ADP民間雇用者数は3年ぶり大幅増、減少は峠越えた可能性も

URLリンク(jp.reuters.com)

805:名刺は切らしておりまして
10/12/02 09:46:32 t59liZrv
>>804
日銀総裁はCPI1%で引き締めると宣言してるし、
日本では無理な話だな。

806:名刺は切らしておりまして
10/12/02 09:58:51 QWx80Ib4
大阪府、完全失業率5.7% 7~9月独自調査、非正規労働45%

URLリンク(pro.mbp-tokyo.com)

807:名刺は切らしておりまして
10/12/02 10:00:54 0UJxyrkj
>>806
終わりだろw 増税でも生保0でも社会保障削減でも無理w

808:名刺は切らしておりまして
10/12/02 10:09:40 QWx80Ib4
少子化という難題
~The Economist 日本特集(9/10)~2010.12.02(Thu)  The Economist

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

809:87,306,531,775
10/12/02 19:50:20 en7v4xI9
>>793,799,800
貿易黒字で儲けたとして、それを企業がそのまま対外投資に使ったのでは、国内のフローは増えない。
貿易黒字で儲けた企業のお金が、国内で何回取引されてから、対外投資になるかが重要ではないだろうか?

   貯蓄→対外投資
   ↑
企業→賃金→個人消費→企業に戻る
↓   ↓   ↓
税金 税金 税金→対外投資

一度、家計貯蓄になると、それが再びフローとして流れ出すのは何年~何十年もあとになるので、
やはり家計貯蓄を対外投資に向かわせるのが理想的。
もちろん家計貯蓄を国内投資に向かわせることも重要。

よって、前から主張しているように、
再生可能エネルギー開発ファンド、海外インフラ開発ファンド、ベンチャー支援ファンド、
将来不安解消ファンドなどなどを用意して、それらへの投資の税制優遇をしてはどうだろうか?
またエコ住宅・長期優良住宅への投資も推奨した方がいい。

810:87,306,531,775
10/12/02 19:56:46 en7v4xI9
>>809
補足。家計貯蓄が預けられる銀行がアジアや新興国に展開して、
そこで融資・投資を拡大するというのでもいいし、銀行も取り組んでる。

国が財投債を発行して、その資金で国家ファンドを運用するというのでも良いけど、
国がリスクを背負うことになるので、国民の理解が得られるかどうかが微妙。

811:87,306,531,775
10/12/02 22:19:57 en7v4xI9
>>809,810
さらに考えてみた。
業種別売上高営業利益率を見てみたけど、3~10%程度。
つまり大部分は従業員や下請けなどを通じて、賃金や、海外からの資源・原料に流れているか。

業種別売上高営業利益率の推移(14/3~19/3)
URLリンク(stockkabusiki.blog90.fc2.com)

ドル建て貿易概況 - 日本 - ジェトロ
URLリンク(www.jetro.go.jp)


あと企業の内部留保の内、どれくらいを対外金融資産として持っているか調べてみたが、
割合はごく僅かだった。

資金循環:日本銀行
URLリンク(www.boj.or.jp)

812:87,306,531,775
10/12/02 22:43:58 en7v4xI9
>>811
内部留保
URLリンク(ja.wikipedia.org)

資金循環 年度計数
URLリンク(www.boj.or.jp)

↑これのシート「17」から一部引用。

民間非金融法人企業
現預金       203.8兆円
 外貨預金     3.6兆円
対外直接投資    38兆円
対外証券投資    54.7兆円
金融資産・負債差額 -266.4兆円

813:87,306,531,775
10/12/02 22:53:21 en7v4xI9
結局、企業が貿易で儲けても徐々に円高になり、国債競争上厳しくなるのも、
日本人がリスク資産である対外投資をしてくれないからだとも言える。

国内がデフレなのも、人口動態も関係あるけど、
国民が住宅や株などのリスク資産に投資してくれないから。

年金や保険の基金も、リスク資産の割合が低いし、
リスク資産の割合を増やそうとすると、国民から批判される。

この事実を国民に理解してもらうのが、一番の近道なのかもしれない・・・。

814:名刺は切らしておりまして
10/12/03 07:05:09 H2ugkpWt
話にならないな。
今、金持ってるのは、安全第一の団塊世代とリーマンショック以前に
海外投資しなかった一部の資産家なのに、対外投資するはずないだろ。
円高は欧米の余剰資金の退避場所になってるからで、対外投資とは
何の関係もないだろ。
ま、菅首相にビジョンなんて無いよ。お抱えの経済学者が考えたんだろw

815:87,306,531,775
10/12/03 08:07:01 oT5w2avT
>>809
以下に訂正。

企業が経常黒字で稼いだ分だけ、誰かが対外投資を増やす必要がある。
家計の対外投資は少なすぎるので、それをもっと増やすか、
企業に利益として計上させて、海外に投資してもらうか、
銀行にさらに海外展開してもらい、融資・投資を拡大してもらうか、
国が財投債などを発行して、それで国家ファンドを通じて海外に投資するか。
ただ国家ファンドは、国がリスクを背負うことになるので、国民の理解が得られるかどうかが微妙。

理想的なのは、家計の貯蓄需要は大きいので、
国内で企業に資金調達をしてもらい、それを対外投資に使い、
企業買収や販売網流通網の強化などを行ってもらう。
利益は国内の労働分配率上昇に当てて、家計が経常黒字-企業対外投資の分だけ対外投資を増やす。

さらに国内投資に向かわせることも重要なので、
再生可能エネルギー開発ファンド、海外インフラ開発ファンド、ベンチャー支援ファンド、
将来不安解消ファンドなどなどを用意して、それらへの投資の税制優遇をしてはどうだろうか?
またエコ住宅・長期優良住宅への投資も要推奨。

816:87,306,531,775
10/12/03 08:13:21 oT5w2avT
>>814
家計の貯蓄需要を満たせば、これ以上貯蓄する必要もないから、
収入は全てぱーっと使ってしまおうと考えてくれるかもしれないので、
家計が貯蓄した方がデフレ脱却に繋がっていいかなと考えたんだけど、
相変わらず家計がリスク資産を持つのを嫌うのなら、
デフレ覚悟で労働分配率を上げずに企業が対外投資を増やすか、
銀行か国がリスクを背負って対外投資を増やすしかないと思われ。

817:名刺は切らしておりまして
10/12/03 09:20:39 6vJ4NYFc
>>816

投資というのは、リターンがあってのもの。
国内に投資先(21世紀の投資先はリニアだと思うけど)が
少ないし、リターンで生計が成立するにはリスクが高すぎる。

家があって、税金などが払えて、それを支えてあまるくらいの
金利収入(投資収入)が成立するには、どれくらいの原資が必要?

818:87,306,531,775
10/12/03 18:43:03 oT5w2avT
>>817
なぜ投資収入だけで生活しようって話しになってるのか分からないけど、
例えばスウェーデンでは、最低の生活費のための基礎年金は税金で分配して、
それ以上の上積み分は、株などで運用されてる。
これなら投資が失敗しても、高齢者が生活に困ることはないよね。

あとなぜか国内投資の話しになってるけど、ちょっと上から読んでもらえば分かるけど、
円高にしないために、積極的な対外投資を増やそうって話し。

で、対外投資でリターンが得られるかどうかは、みんなが積極的に対外投資をするかどうかで決まる。
株もみんなが買おうとする銘柄は上がるけど、為替も同じ。
常にみんなが円が少しでも高くなったら対外投資を増やそうと狙っていれば、円高にはなりにくい。

819:87,306,531,775
10/12/03 18:45:00 oT5w2avT
文化的な革命を起こせ
~The Economist 日本特集(10/10)~
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

820:87,306,531,775
10/12/03 21:01:00 oT5w2avT
第5話【子育て】「待機児童解消先取りプロジェクト」始動へ!
URLリンク(kanfullblog.kantei.go.jp)

国と自治体が一体的に取り組む 待機児童解消「先取り」プロジェクト
URLリンク(www.kantei.go.jp)
URLリンク(www.kantei.go.jp)

821:名刺は切らしておりまして
10/12/04 10:54:25 z1lwODfk
役人や官憲といった小者どもが
日本国民に規制や制限をかけまくるので
社会全体が萎えているんだよ
息苦しい社会だよな日本は

822:名刺は切らしておりまして
10/12/04 20:03:11 BOTxlQLt
言えてるな。しかも今度は警察利権がマンガやアニメだけを規制しようとしてるしな。

823:名刺は切らしておりまして
10/12/05 07:21:36 bbhOCgtg
10年ぐらい前から似たような事言われてるが、何も変わらない
想像通りの悪い方向に一直線に進んでるのはわかる

824:87,306,531,775
10/12/07 08:59:20 +9uEn8xd
「家計の金融行動に関する世論調査」(2010年)を読む ~国内株式投資への関心が後退~
URLリンク(group.dai-ichi-life.co.jp)

家計の貯蓄保有残高は、預貯金を中心に増加した。国内株式の人気は低下し、
外貨建金融商品へと関心は移っている。貯蓄の目的では、老後の準備を考える割合が
増えたが、デフレの影響もあって、老後の準備資金として必要とする貯蓄目標額は低下している。
老後の不安も、2008年に物価上昇が進んだ時期から不安感の高まりがピークアウトしている。

貯蓄分布は、貯蓄を持たない世帯の割合が約2割と高止まりする中、2,000万円以上の高額保有層と、
200万円未満の小額保有層の構成比が割合を高めている(図表3)。
一方、200~500万円の保有層は割合が減っており、二極化の様相を呈している。

家計が考えている金融商品の質的な選択に関しては、
「リターンも得られるが元本割れを起こす可能性がある」もので運用するかどうかを尋ねると、
「全く保有しようとは思わない」が83.2%と多数派であり、「保有しようと思っている」割合は
15.3%(積極的に保有1.7%+一部保有13.6%)と依然として少数派であった。

家計は、年齢別にみて退職年齢が近づくと急速に老後の準備を始め、
50歳代では6割、60歳代・70歳以上になると7~8割の世帯が「老後の生活資金」を目的にしている。
これに関連して、家計が年金支給時に最低限準備しておけばよいと考えている貯蓄残高を
尋ねた設問では、本年は平均値が1,984万円となっている(図表6)。この金額は、
家計が「老後の生活資金」として準備しようとしている目標額に対応していると考えられる。
時系列でみると、この目標額は1990年代後半の2,200万円台だった頃と比べると、
現在では1割強も少なくなっている。

興味深いデータは、本調査にある持家率のデータの推移が2000年をピークに下落し始めていることである。
代わりに、非持家の比率は上昇してきて、14年前(1996年)の比率まで高まっている。
ところが、非持ち家世帯の中で、マイホームを取得したいと考える割合は、
ほとんど増えておらず、住宅取得意欲は相対的に停滞しているのが実情である。
取得コストが低下したと捉えているのに、取得意欲をそれほど刺激していないのは、
所得環境が厳しくなり、長期間住宅ローンを支払う経済力が心許なくなっていることがあると考えられる。
家計が抱える住宅ローン残高は、2010年は1,313万円(借入のある世帯平均)とピークだった
2005年(1,484万円)から1割強も低下している。さらに、家計の中で借入がある世帯の割合も39.7%と、
ピークだった1996年(48.3%)から大きく低下して、1990年以来の低水準になっている。

心の豊かさを実感する条件については、すでに実感している人は「経済的な豊かさ」を挙げる割合が
相対的に少ないが、未だに実感していない人にとっては「経済的な豊かさ」を得ることが
第一の条件になっている(図表9)。老後の不安がピークに達していた2008年は物価上昇が
一時的に進んだ時期であり、特に生活に関連の深い食料品・エネルギー価格が上がったため、
年金生活者などがいままで以上に不安を募らせたと考えられる。

825:87,306,531,775
10/12/07 09:04:36 +9uEn8xd
>>824
高齢者の貯蓄現在高の世帯分布
URLリンク(www.gamenews.ne.jp)

世帯主の年齢別貯蓄総額分布
URLリンク(www.garbagenews.net)

みんないくら貯めてる? 平均貯蓄額は?
URLリンク(allabout.co.jp)
> 50代 貯蓄がない22.2% 平均値1166万円 中央値500万円
> 60代 貯蓄がない20.9% 平均値1730万円 中央値850万円

50代、60代の貯蓄額分布を探してみたけど、見つけきれなかった。
しかし中央値が500万円と850万円なことから、貯蓄主要は相変わらず強いと思われ。

826:87,306,531,775
10/12/07 09:06:13 +9uEn8xd
× 貯蓄主要は相変わらず強い
○ 貯蓄需要は相変わらず強い

827:87,306,531,775
10/12/07 13:27:54 +9uEn8xd
>>686,689,690,695,799,800 関連。

日本経団連「民主導で経済成長実現を」 サンライズ・レポートを発表
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

サンライズ・レポート
URLリンク(www.keidanren.or.jp)

激しく同意!

828:87,306,531,775
10/12/11 13:52:27 +V3OCba1
「脱デフレへ成長力底上げを」日銀総裁インタビュー
URLリンク(www.nikkei.com)

解説 政府と協調、新たな一歩を
URLリンク(www.nikkei.com)


>>686,689,690,695,799,800,827
政府、日銀、経済界の意見は揃った。

もし法人税減税しても、企業の人材育成や研究開発などへの投資が大きく伸びずに、
企業部門の純負債が減るようなことになったら、
法人税減税を主張した人の責任は重いので、
そうならないようにしっかりよろしく。

829:87,306,531,775
10/12/13 14:47:37 soVBUViO
「何を考えているのか」 法人税減税で米倉日本経団連会長が政府批判
URLリンク(www.sankeibiz.jp)

> 「私が約束したとしても経済界がやってくれるかどうか。経団連は予測値を
> 提出済みだ。資本主義でないようなことをやってもらっては困る」と語った。

つまり経団連に参加してる企業をまとめることは出来ず、内部留保に溜め込む可能性はあると。
やっぱり法人税減税はなしで、その代わり研究開発減税と人材育成減税を強化・導入した方がいいのでは?

830:名刺は切らしておりまして
10/12/14 09:49:37 VPKTtUO5
> 「私が約束したとしても経済界がやってくれるかどうか。経団連は予測値を 
> 提出済みだ。

これがどこにも見当たらないけど、経団連の税制に関する最近の文書はこれだけ

平成23年度税制改正に関する提言
URLリンク(www.keidanren.or.jp)

で、そこには、

法人実効税率の引き下げの効果は、設備投資や対内直接投資の増加といった
直接的な効果だけには留まらない。雇用者数の増加や株価上昇等の資産効果を
通じた個人消費の押し上げ、最終的にはGDP の押し上げにも寄与する。

という何の根拠もない願望(というか嘘)を書いてあるだけで、予測値はない



831:名刺は切らしておりまして
10/12/14 13:13:57 Tp5TL+zn
就職するときに、
天下り前は薄給だが安定の公務員、
と、
高給の可能性のある民間、
を自分で選択して就職した人は、天下りに対して不満を言わない。
そもそも、公務員より圧倒的に所得が多いのであるから、仕事内容を無視し、給料面についてのみ
考えれば、彼らをかわいそうに思うことはあっても、もらいすぎと非難することはありえない。

天下りに対して不満を言うのは、
天下り可能な公務員か民間を選択する余地がなかった人、つまり、天下り可能な公務員に
なる能力がなかった人であろう。
そういう人は、
民間なのに天下り前の公務員より薄給の給料であると推測される。
天下り前の公務員の清貧な暮らしぶりを聞いているので、それより薄給の暮らしは
どういう暮らしなのだろう、辛いだろうと思う。
しかし、それは、自身の能力と努力が不足していたからと考えれば、納得できないだろうか。

不満をいうのではなく、これからの暮らしをよくするよう、今まで以上に努力する。
これが必要なことなのではないだろうか。

とりあえず、俺は今まで以上に努力しようと思う。

832:名刺は切らしておりまして
10/12/14 15:32:49 B47PlqIb
で、就職活動に失敗すると不平不満をこぼすわけだ。w

833:名刺は切らしておりまして
10/12/14 15:47:51 B47PlqIb
就職内定率57%だってな。努力が報われる人間は、そのうち総人口の半分以下になるぞ。

834:87,306,531,775
10/12/14 16:44:12 Domku7X3
>>830
あくまで予想だけど、
今回の税制改正、日本国内投資促進プログラム、サンライズレポートは、
政治主導も少しあっただろうけど、経産省の官僚と経団連などが協議して決めたんだと思う。
その経緯がオープンになってないので、外部の人間からはどうなってるのか、正直よく分からない。

だから法人税減税によって、どこまで企業が国内投資を増やすのかも全く不透明。

今回の法人税減税を進めた人達が責任を持って、企業に国内投資をさせてくれるのなら、
なにも問題ないけど、経緯がオープンになってなくて自分も確信持てないから、困惑中。

↓以下のスレに少し資料貼ってある。

【発言】「何を考えているのか」 法人税減税で米倉日本経団連会長が政府批判[10/12/13]
スレリンク(bizplus板)

835:87,306,531,775
10/12/15 16:29:13 O9Zpuq6R
企業が研究開発、若者女性雇用、人材育成、出産育児支援、設備投資する場合に、
20~30%ぐらいの給付付き法人税減税をやるというのを考えてみた。

・減税してマイナスになった場合は給付する。

・毎年行っていた既存の研究開発・人材育成に使われるのを防ぐために、
 今までよりも研究開発費・人材育成費を増やすことを条件にする。

・過当競争に繋がるような設備投資を抑制するために、
 設備投資は成長産業(市場が大きくなっている)だけで認める。

・名目成長率が4%になるだけの予算を確保しておいて、先着順か、もしくは入札制にする。
 30%補助にする場合、5兆円ほど財源が必要だが、国債発行か相続税で賄う。

・企業がこれらのために新たな借金をして、負債を増やした場合に、金利を1%引き下げる。

・増資で資金調達しやすくするために、
 他国のように保険・年金基金461兆円の運用の50%程度を株式にする。
 ベンチャー企業にも一定割合出資する。

・TPPなどで国を開き、アジアや新興国など海外の需要を取り込む。

・家計や保険・年金基金の金融資産を、企業が低リスクに資金調達できる株に向かわせ、
 企業にM&Aや販売網の構築などの対外投資を増やしてもらうことで、円安に繋げる。

メリットは、以下。

・エコポイントとかと同じで、単純な財政支出の3~5倍の効果がある。

・法人税減税より直接的に資本コストを下げることが出来る。

・すでに経済効果が低くなった公共事業や、単に消費を増やすだけの消費喚起と違い、
 潜在成長率を押し上げる効果がある。

・失業者に国が直接給付金を配るより財政支出が少なくて済む。

・まだ多くの大学や職業訓練で即戦力が育てられない以上、企業に育ててもらうしかない。

・若者の人材育成が進めば、消費が旺盛な若者の賃金が上がる。

・女性の就労率が上がれば、家計に余裕が生まれ出生率が増加する。

・企業が純負債を負増やしてくれるので、バランスシート的に考えると、財政再建に繋がる。
 家計が預貯金を増やさないような工夫も必要。
 相続税増税、退職金増税、富裕層への社会保障減、セーフティネット強化、年金不安の解消など。

836:87,306,531,775
10/12/15 16:29:40 O9Zpuq6R
参考資料。

日本経済の 10 年予測 ~民間主導の着実な成長を目指して~
URLリンク(group.dai-ichi-life.co.jp)

法人税率の引下げは必要か
~5%の引下げで 3.7 兆円の需要増、10 年目には多年度中立を達成~
URLリンク(group.dai-ichi-life.co.jp)

法人税
URLリンク(ja.wikipedia.org)

利益剰余金と現金・預金の推移
URLリンク(ja.wikipedia.org)ファイル:利益剰余金と現金・預金の推移.JPG

内部留保と派遣労働者の推移
URLリンク(www.kasai-akira.jp)

日本の研究費推移
URLリンク(www.garbagenews.net)

日本メーカーの海外生産・輸出推移
URLリンク(autoinfoc.com)

輸出入額の推移
URLリンク(www.customs.go.jp)

研究開発促進税制の経済波及効果に係る調査
URLリンク(www.meti.go.jp)

英国における研究開発促進インセンティブに関する調査
URLリンク(www.meti.go.jp)

わが国経済を支える研究開発投資の動向
URLリンク(www.jri.co.jp)

転換迎えた企業のISバランス
URLリンク(www.dir.co.jp)

銀行貸出の伸びは続くか(民間非金融企業部門のISバランス)
URLリンク(www.sumitomotrust.co.jp)

837:87,306,531,775
10/12/15 17:46:23 O9Zpuq6R
新しいバランスシート問題
~なぜ、企業は株式投資を増やしているのか?~
URLリンク(group.dai-ichi-life.co.jp)

企業のバランスシートは、負債残高が圧縮される一方、自己資本が増加の一途を辿っている。
資産サイドの増加分は、専ら長期保有の株式投資である。2000 年代後半に増えた株式投資は、
海外事業への投資だったと推察さ れる。日本企業のバランスシートは、国内需要で多少の刺激が
あったとしても、もはや以前のように容易には膨 らまず、資本が海外シフトしていく流れに
なっていると考えられる。内需の期待成長率、国内投資の期待収益率を上昇させるには、
かなり大胆な改革をやらなくてはいけない。

2つの金融危機とわが国の企業破綻
URLリンク(www.boj.or.jp)

 本稿の目的は、2007年夏以降の世界的金融危機の下で発生したわが国の上場企業における
倒産要因を、1990年代末の日本の金融危機における要因と比較しながら検討することである。
財務データや取引先銀行情報を用いて各上場企業の倒産確率をロジット・モデルから推計した場合、
2つの金融危機下での企業倒産に影響を与える要因は大きく異なっていた。
まず、日本の金融危機下で倒産確率に対して有意な影響を及ぼしていたメインバンクの健全性や
特別損失・特別利益といった財務変数は、世界的金融危機の下では有意な影響が観察されなかった。
また、通常期には倒産確率を予測する上で非常に有効な営業利益は、世界的金融危機下では有意では
なくなった。その一方、平常時には有意でない内部留保が倒産確率を減少させる上で有意であった。
以上の結果は、世界同時不況下での日本経済では、「貸し渋り」のような金融機関側の要因による
倒産は顕在化しなかっただけでなく、利益率など企業パフォーマンスを表わす代表的な財務指標の
情報価値が大幅に低下したことを示唆するものである。実際、2007年夏以降の企業倒産では、
不動産業を中心に直前の決算で黒字であった企業が少なからず倒産した一方、製造業を中心に直前の
決算で大幅な赤字を記録した企業の多くが倒産に至らなかったという2つの点でパラドキシカルな
特徴が観察された。

838:87,306,531,775
10/12/15 17:57:33 O9Zpuq6R
>>837
これの上の資料は、よく分析されてる。

839:87,306,531,775
10/12/15 18:35:08 O9Zpuq6R
↓これもこのスレでの議論が良くまとまってる。

少子高齢・人口減少下における 日本経済の将来像について
URLリンク(www.nkri.or.jp)


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