10/11/20 15:57:15
違法コピーしたゲームソフトを携帯型ゲーム機で使えるようにする機器「マジコン」による
著作権侵害が横行している。
現行法では製造や販売を規制できないこともあって、国内だけで数十万個が出回り、
違法コピーによる被害額は約3500億円に上るとの推計もある。
マジコン利用者を狙ったウイルスまで登場し、感染者の個人情報がインターネット上に
暴露される騒ぎも起きている。事態を受け、文化庁は著作権法改正も視野に、規制を検討し始めた。
「誕生日に兄からもらった。悪いことだと分かってるけど、兄も母も使ってるし、やめようとは思わない」。
東京都内に住む区立中2年の少年(14)は一家でマジコンを愛用していると明かす。
ゲームセンターで遊んでいた高3の男子生徒(18)も
「友達の間ではやってる。ソフトを買う金なんてないから、マジコンは絶対必要」
とあっけらかんと話した。
マジコンが出回り始めたのは、任天堂の人気携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」が発売された2004年頃から。
社団法人「コンピュータエンターテインメント協会」(東京)の調査では、04~09年の6年間で
違法ダウンロードによるDSのソフト被害額は約3495億円分。
最多の被害は子供に人気の「ポケットモンスター」シリーズだ。
マジコンはネット上や東京・秋葉原の電気街などで堂々と売られている。
秋葉原で1個1800~3600円で販売していた男性店員(23)は
「違法な使用はしないよう注意しており、販売には問題ない」と話す。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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