10/11/17 15:36:21
沖縄を訪れた国内客は、世界的なリゾート地ハワイと比べ沖縄の「治安のよさ」が
優れていると感じているものの、「ショッピング」ではハワイの方がいいと感じていることが15日、
県観光商工部が発表した2010年度観光統計実態調査(中間報告)で分かった。
沖縄の「海の透明度」や「食事のおいしさ」はハワイを上回っていると感じているが、
ショーやライブなどの「エンターテインメント」や「開放感」では及ばなかった。
那覇空港から県外へ出発する国内客を対象に今年6月と8月に調査したもので、
競合地ハワイと沖縄を比較するアンケートは初めて。2回の調査で調査票6千枚を配布、
修学旅行生を除く1754人から回答があった。
沖縄独自の魅力としては「海の透明度」「文化的な魅力」「砂浜の美しさ」が2回の調査で上位3位を占めた。
沖縄以外に挙がった旅行先の候補は「観光地めぐり」や「保養・休養」目的の場合は北海道で、
「海水浴・マリンレジャー」や「ダイビング」はグアム、ハワイ、サイパンだった。
沖縄観光で改善が必要と感じるものは、09年度調査でも指摘された「交通機関」。
「大変不満」と感じた人の多くは交通渋滞やレンタカー以外の交通機関の不便さ、
運転マナーの悪さをあげている。
一方、1人当たりの観光消費額(暫定値)は、6月調査が前年同期比4・4%増の6万8241円、
8月調査では3・7%減の7万2557円だった。
平均宿泊数や個人旅行比率の増減による宿泊費の変動が主な要因と見ている。
URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)