10/11/24 01:23:24 rGB8RApk
ここでは評判の悪い池田信夫の記事だが俺はいいこといってるなと思ってる。俺は素人だけど。
池田信夫の「サイバーリバタリアン」 ― 第117回
「光の道」より「電波の道」を
(略)
最大の問題は、本当にFTTHは必要なのかということだ。一昨年、EU委員会の通信規制の担当者に話を聞いたとき
驚いたのは、EUの統計にFTTHという項目がなかったことだ。欧州では、FTTH(FTTP)は業務用のインフラで、
銅線に代わるものとは考えられていない。銅線は接続点さえ補修すれば半永久的に使えるし、VDSL(超高速
デジタル加入者線)は100Mbps以上出る。ムーアの法則が、FTTHを無意味にする可能性もある。
アメリカでも、FTTPのサービスを行なっていたベライゾンは1800万世帯(全世帯の16%)でサービスを打ち切り、
AT&TはFTTC(中間点まで)しか光化を行なっていない(終端はDSL)。全世帯の30%にFTTHを提供しているNTTは、
世界でも群を抜いて積極的に光化の投資を行なっているが、それも採算がとれなくなり、当初の3000万世帯という
目標を2000万世帯に下げ、それも実現は困難とみられている。光ファイバーは人口の90%で利用可能だが、
実際には30%しか使われておらず、過剰設備・過少利用になっている。
その最大の原因は、ユーザーの通信利用が急速に無線に移っていることだ。
特に若い()世代では、固定回線を使ったことがないというユーザーも多い。
iPadなどのタブレット端末の登場で、この傾向はさらに強まるだろう。つまり
光ファイバーは無線基地局の中継系になると予想される。今の周波数割り当て
のままで利用可能な帯域を増やすには、無線LANやフェムトセルやマイクロセル
などのエリアの狭い基地局を増やして同じ周波数を繰り返し使うしかない。
FTTHはアクセス系であり、中継系の代わりにはならない。それを山間部や離島
にまで引くのは無駄である。
(略)
URLリンク(ascii.jp)
孫は安く光ファイバー網をつかいたいだけなのでは。携帯のために。
(将来電波がたらなくなるとき、NTTの光網寡占は嫌なんだろうね。)
FTTHは関係ないのかもね。でも原口も孫もFTTHのことばかり言ってるような気がする。