10/11/13 21:49:19
韓国の李明博大統領は13日、トルコのエルドアン首相とソウルで会談し、
日韓両国が受注を競うトルコ北部の黒海沿岸シノップでの原発建設計画について話し合ったが、
価格問題などで意見の差が埋まらず合意できなかった。韓国政府が発表した。
同計画をめぐっては、今年6月にトルコ側と原発建設事業に関する協力覚書を締結した韓国が
優勢とみられていたが、日本勢が逆転受注できる可能性も出てきた。
韓国とトルコの協議は継続されるが、トルコのアナトリア通信によると、ユルドゥズ・エネルギー・天然資源相は
「近く(計画に参加の意向を示している)東芝と話し合いたい」と表明。日本や欧米企業との交渉も活発化させる
考えを強調した。
韓国政府は当初、李大統領とエルドアン首相の会談で、韓国電力公社の事業権獲得を柱とする
政府間協定の締結を目指し、トルコ側と会談直前まで折衝を行ったが詰め切れなかった。
韓国知識経済省当局者は聯合ニュースに対し「早期にトルコ側と再協議し、協定を結びたい」と語った。
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