10/11/10 00:02:16
国際エネルギー機関(IEA)は9日、2010年版「世界エネルギー見通し」を発表した。
各国が現行のエネルギー政策を続けた場合、原油の需要は09年平均の日量8400万バレルから、
35年には1億700万バレルに、27%増加すると予測。この結果、09年平均で1バレル=60ドルの
原油価格は、30年に210ドル、35年には4倍の244ドルに達するとしている。
09年版の予測では、世界的な景気後退の影響で、原油価格は30年に1バレル=190ドルに
とどまるとしていたが、新興国の力強い景気回復を背景に、予想を上方修正した。
一方、各国が温室効果ガスの削減などの温暖化対策に取り組んだ場合は、
35年の原油の需要は日量9900万バレルと、09年比18%増にとどまると指摘した。
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