10/11/07 23:39:07
>>1の続き
「今回の人物がそれでもユーチューブを選んだのは、テレビ局などに提供しても既得権益や権力との関係などに配慮し、黙殺されてしまうとの思いがあったのではないか。
その意味で、ユーチューブはいわばNHKより信頼されていると言えるのではないか」
またメディアジャーナリストの津田大介さん(36)は「テレビは短く編集されるため、内部告発者に不信感があるようだ」と話す。
情報は必ず漏れる
神保さんは
「管理すれば情報は漏れないという考えは捨てなければならない。あらゆる情報を漏れることを前提に作成、管理するということ。
それは情報操作をある程度あきらめることであり、メディアに限らず本音と建前を使い分けてきた日本的な社会そのものが変わることでもある」。
情報セキュリティー会社の杉浦さんは
「ネットは編集なしの生情報を素早く広く届けられるため、世の中へ伝えたいことがある場合に非常に便利だ。この流れは止まらないだろう」とし、
「ネットでは偽の告発情報を流すことも可能であり、だからこそ既存メディアには情報の真偽の確認や価値判断を加えた報道が期待されている」と話す。