10/10/28 22:21:12
新明和工業の金木忠社長は28日、自衛隊向けに生産している水陸両用の救難飛行艇
「US-2」を来年度にも民間転用して海外に売り出す方針を明らかにした。
不必要な部品を削り、機体価格は現在の100億円から70億~80億円に引き下げる
という。
3メートルの高波でも離着水できる世界最高水準の性能を持つが、競合相手となる
カナダ・ボンバルディア機の価格が30億円前後のため、新明和は民間転用後の
受注競争を踏まえて価格を引き下げる。
改造すれば15トンの水を積載可能で、消防飛行艇としての利用が期待されるほか、
70人分の座席も設置できることから旅客機としても想定。自動車並みの時速90
~100キロで飛べるため、金木社長は「山火事などをピンポイントで消火できる」
と自信をみせた。
東南アジアを中心に各国政府や行政機関などが関心を示し、これまで30件以上の
引き合いがあるという。経済産業省は航空機産業の発展を後押ししており、純国産機の
輸出が実現すれば、昭和48年に生産が打ち切られた民間機「YS-11」以来の
快挙となる。
●US-2
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◎新明和工業(7224)--US-2
URLリンク(www.shinmaywa.co.jp)
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