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歌うバーチャルアイドル「初音ミク」が海外の新聞記事で「地球上で最大のポップ
スター」と大々的に報じられなど、知名度が世界規模になってきた。開発・販売した
クリプトン・フューチャー・メディアもそれを認め、ヨーロッパ、アメリカだけでなく、
ロシア、南米にも人気が拡大しているという。今後は現地の要望に応え、コンサートの
開催なども検討する。
「初音ミク」はクリプトン社がヤマハの音声合成システム「VOCALOID2」を元に
開発したバーチャルアイドル。まるで人間のように自作の曲を歌わせることができる
と評判になり、2007年8月の発売と同時に爆発的にヒットした。投稿動画サイト
「ニコニコ動画」や「ユーチューブ」にはおびただしい数の動画がアップされ、
800万回以上閲覧された動画もある。
CDやゲームも発売され大ヒット。2010年3月にはホログラムを使ったコンサートが
「Zepp Tokyo」で行われチケットは瞬時に完売。その模様を収めたBD、DVDが発売
されている。
■「彼女が世界征服することを誰も止められない」
イギリスで最も有名なタブロイドフリーペーパー「METRO」は2010年10月21日、
「ミク」に関し「彼女は、地球上で最大のポップスターの一人」と大々的に報じた。
彼女の人気は「ニコニコ動画」や「ユーチューブ」を通じて広がったと分析、CD
セールスの大成功だけでなく、想像で作られたはずの彼女は、3Dホログラム技術を
使い実際にコンサートまで開催するまでなったとしている。そして、本物のミュージ
シャンよりもバーチャルな彼女の方が人気になっている、などと書いている。
エクアドルやチリでも大きな記事になった。エクアドルの「EL UNIVERSO」は10年
9月8日付の電子版で「骨も肉もない有名な芸術家」との見出しを掲げ、何千人も収容
するアリーナを満員にできる人物だと紹介した。彼女はユーザーの手によって作られた
歌を歌い、たくさんのオリジナル動画に登場しているが、この「電子」で作られた
彼女を知れば知るほど、「恋に落ちてしまったとしてもしかたがない」と絶賛している。
■ニューヨークではファンが殺到、追加公演
海外で大々的に「ミク」が報じられていることについてファン達はネットで、
「ミクさんがマジで世界に羽ばたく」「世界中の人たちにもミクちゃんの素晴らしさを
わかってもらえて嬉しい」と大喜び。(※続く)
●英紙METRO電子版に掲載された初音ミクの記事
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