10/11/03 12:26:05 8h+JkMsD
いろいろ事情があるんだよ。
そもそも、アメリカが国益を重視するなら、自国市場をこんなに開放する必要は
まったくない。
二国間で条件を調整して、部分的に交易すれば十分。もちろん、自国産業を破壊するような
交易など許すはずがない。それをしないのは、自由貿易という原則を掲げてるからだよ。
その原則は、強固なようであって、各国の国益、特に雇用という最も重要な利害に対立するので
崩れるときは、いとも簡単に崩れる。リーマンショック以降の危機でも、各国の保護主義傾向が一気に吹き出した。
危ういバランスの上でどうにか成り立っているのが自由貿易という原則なんだよ。
それは、決して盤石なものではない。