10/10/26 19:34:27 YHwhBOX/
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 続・「国家破産」論 迎撃トーク集(2)〈6/7〉
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
一旦無税にしたら、
後になってから『やはり、経済の安定化の手段として税金は必要だなあ』
と思って、税金を復活させるには、
武力革命を起こされる覚悟が必要でしょう。
また、社会を安定させるには、「経済格差」は一定の範囲内で収まっている
方が望ましいです。
そうでないと、階級間闘争・共産革命になりかねないですので。
ということで、
おカネに余裕のある人からは多めに税金を頂き、
余裕のない人の税負担は軽く、
さらには、
誰でも万一の時(失業や病気や怪我など)は、必要にして十分な
保障を受けられる、
という仕組みを作ると言う意味でも、累進税制は国家運営の安定化装置
と言えます。
逆に言えば、無税国家は不安定化装置と言えるでしょう。」
(もう一つおまけの、憲法9条的「話し合い解決」トーク)
「基本的に、景気悪化はデフレ下で起こります。
失業者が増えれば消費が落ち込み、企業も設備投資を控え、
ものすごい物価下落圧力が生まれるからです。
1929年の大恐慌も超デフレ下での不況です。
今はアメリカでも日本でもデフレ型の不況が起こっています。
インフレ型不況というのは先進国では意外と珍しい現象です。
128:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:35:54 YHwhBOX/
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 続・「国家破産」論 迎撃トーク集(2)〈7/7〉
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
アイスランドは昨年、通貨暴落で輸入物価が極端に上昇したために、
インフレ型不況、つまり、スタグフレーションになりましたが、
インフレ率は、
昨年11月の12.9%を最高に、落ち着いてきています
通貨暴落もとりあえず収まってきている今年4月には7%台にまで落ちています
通貨が安定している国では、70年代の石油危機以降、
インフレ率が10%にもなる中での不況は起きていません。
G7の中で、石油危機以降でインフレ率が10%くらいになっての
不況は
サッチャー政権下で製造業がボロボロになった後の90年頃の
イギリスくらいのものです。
その90年ころのイギリスも
不況で失業率が5%くらいから10%くらいに跳ね上がった途端に
インフレ率は10%→5%→2%に落ち込んでいます。
デフレのときは、財政出動+金融緩和でインフレに誘導し、
インフレ抑制したいときは、緊縮財政+金融引き締め+適度な規制でデフレに誘導
『これをやってこそ、世界は平和になれるのですよ。9条信者の皆さん!』
ただし、
構造改革のやり過ぎ(というか不適切な形での構造改革)で製造業を弱め過ぎると、
モノが作れなくなって、物不足になり、
デフレだから積極財政だ、をやると、
90年頃のイギリスのようにいきなりインフレになってしまい、
マクロ経済の制御が厳しくなります
その点、政策上留意が必要です。
これからの積極財政は、
国全体の生産性を高めるために「教育、技術、エネルギー的独立への投資」
に重点を置くことも肝要です。」
「↑の『話し合い解決』を使えば、重度のインフレ恐怖症の方や日本破綻教信者の皆さんに、
これ以上ミサイルを撃ち込まずに平和的解決できて、文字通り世界が平和になれるかも…」、
と思われた方は↓こちらのリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m
URLリンク(blog.with2.net)
129:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:37:36 YHwhBOX/
■世界で最も資金調達コストが低い組織|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/2〉
URLリンク(ameblo.jp)
日経ビジネスオンラインで三橋貴明の連載コラムがスタート致しました。
【第一回「「財政再建」なんて自殺行為だ 何十兆円も償還されて困るのは“借金”漬けの銀行」】
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
週一のペースで掲載されていきます。
日本の長期金利が、ついに七年ぶりに1%を割ってしまいました。
現在の日本政府は、文句なしで世界で最も資金調達コストが低い組織というわけでございますね。
お~い! 財政破綻原理主義者のみなさ~んっ! 何か、また新しいトンデモ論考えて、この現象を説明してぇ~っ!!!
『長期金利一時7年ぶり1%割れ、「日本選好」海外資金流入も
URLリンク(jp.reuters.com)
長期金利が急ピッチで低下している。4日の東京債券市場では、指標10年国債利回りが一時、前日比0.040%低い0.995%となり、2003年8月以来7年ぶりに節目の1%を割り込んだ。
欧州の財政不安に加えて米景気の先行きに慎重な見方が広がり、「海外勢の逃避資金が円資産に流入しやすい」(大手銀行)ことも、金利低下につながった公算が大きい。(後略)』
「日本の状況は、ギリシャよりも悪い! 財政破綻する!」
な国の通貨や国債が買われ、円高や金利低下が進行しちゃうわけです。どんだけこの世界は、不可思議に満ち満ちているんですか、て感じです。
参考データ【日本国債保有者別内訳 2009年末時点 】
URLリンク(members3.jcom.home.ne.jp)
【J-NSC】麻生太郎最高顧問 突撃インタビュー(2010.7.30)
URLリンク(www.youtube.com)
先日の麻生総理のビデオ(↑これ)で、日本の国債について、
「95%が日本人により買われている。残り5%も、外国人が日本円建て買っている」
とおっしゃっていましたが、あれは恐らく2009年末時点のデータに基づいているのだと思います。
130:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:38:08 aHMjka15
>しかし、一方で、日本が常に貿易赤字を抱える国がある。それがフランスとイタリアとスイ
>スだと言う。日本はブランド力でこれらの国々が持つ超一流ブランドに勝つことができていな
>い。
フランス → フランスパン
イタリア → ピザ
スイス → ???
スイスからは何を輸入してるんだろうか
131:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:38:38 YHwhBOX/
■世界で最も資金調達コストが低い組織|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/2〉
URLリンク(ameblo.jp)
とりあえず、「逃避資金の流入」でも何でもいいので、マスコミの皆さんは、
「日本円や日本国債が、【安全資産】として、世界中の投資家たちに選ばれている!」
という現実を認めて欲しいものだと思います。その上で、
「いや! それでも日本政府は財政破綻する! するったら、するぅのぉっ!」
の理屈を(新たに)考え出してほしいと思うわけでございます。
とはいえ、その場合は、
「これだけ安全資産として選ばれている日本政府の国債がデフォルトするということは、その前にユーロ諸国やアメリカが全滅状態になっているんだね・・・・」
と、反論させて頂くわけでございますが。
ちなみに、改めて説明する必要はないと思いますが、日本の長期金利が下がっているのは、国内の過剰貯蓄がますます行き場をなくしているためです。
銀行などに貯まりに貯まった「わたくしたち(企業含む)の資産」の借り手がつかず、運用難に拍車がかかっているわけでございます。
すなわち、不景気です。あるいは、デフレ不況の悪化です。
前回、長期金利が1%を割ったのは、2002年から03年にかけてのことです。当時は、小泉政権発足直後に始まった緊縮財政(国債発行枠設定、恒久減税の廃止、公共投資の政策的な削減などなど)により、日本経済がマイナス成長に突っ込んだ時期でした。
日本の場合、貿易収支が少々赤字化しようとも、所得収支の黒字幅がでかすぎ、経常収支の黒字は維持されます。経常収支黒字国=貯蓄過多国です。
さらにデフレの影響で、国内の貯蓄(使われないお金)が増大し続ける以上、国債に対するニーズは増え続けざるを得ない。すなわち、国債の暴落など起こりえない。結果、外国人が安全資産として日本国債を購入する。
これが現実です。
今、心配すべきことは、「日本は財政はたんするぅぅぅぅぅぅ!」などという世迷言ではなく、2002年や2003年のように、
「デフレ不況が、より悪化してしまうのではないか」
こちらの方なのでございますが、果たして現政権の方々は、この現実に気がついていらっしゃるでしょうか。
「気がついているわけないだろっ!」と、突っ込んでしまった方は、
↓このリンクをクリックを。
URLリンク(blog.with2.net)
132:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:39:45 YHwhBOX/
■デフレ脱却はすべてを癒す|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
え~・・・。何か以前も同じ書き出しをした記憶がありますが、「デフレ脱却はすべてを癒す」はわたくしの言葉ではありません。一昨日の日経新聞の「大機小機」のタイトルです。
(わたくしが使うフレーズは「成長こそが、全ての解」です。基本的に言いたいことは同じですが)
『2010年9月18日 日本経済新聞 大機小機「デフレ脱却はすべてを癒す」
不況、円高、失業、財政危機など、山積する課題に対する政策論争が期待された民主党代表選でも、国民が納得する政策案は得られなかった。
現在の諸課題を解決する根本対策はデフレ脱却である。
諸外国でインフレが進み日本だけがデフレでは円高の進行は避けられないし、デフレが進むと思えば消費も先延ばしされ、不況となり投資活動も停滞する。税収も伸びず財政危機となり、企業は海外脱出して失業は一層深刻になる。
だが、いったん一定程度のインフレになると国民が信じれば、消費は促進され、地価も回復し投資活動が活発化して、結果的に財政再建も容易になる。現在のすべての困難は、20年にもわたってデフレからの脱却ができていない点に尽きる。
しかし、4代にもわたる日銀総裁が目標と言い続けながらもデフレ脱却が実現していない。
これでは国民は誰もデフレ脱却の可能性を信じず、悪循環から抜け出せない。政権交代を実現した民主党政権にとって最も有効な政策は、断固たる措置をとってデフレ脱却を実現することである。
デフレ脱却とは平たく言えば、穏やかなインフレを起こすことでもある。
それへの抵抗感を払拭(ふっしょく)するには、政治主導で期待を上回る金融緩和策を推進し、景気回復を実績で示すほかはない。インフレ時には日銀の独立性は政府の暴走を止めるが、デフレ時には政府と日銀が協力した思い切った緩和策が必要となる。
日銀に長期国債保有額が流通現金残高を上回らないという内規があれば、誰もが日銀が大胆な緩和策をとらないと知って、デフレ継続を予想する。政治主導とはその内規を撤廃させ、官僚依存ではできない大胆な緩和策で、諸課題解決の道を示すことである。
インフレ下では年金生活者などが困るとされるが、穏やかなら金利や名目国内総生産(GDP)も上昇して税収が回復し、結局は全国民が豊かになる。20年間できなかった政策転換を実現することこそが、政権交代と政治主導の神髄である。
日銀が自らの財務悪化を理由に国債購入による大胆な緩和策を渋るのは、船が沈没している時に救命ボートの浸水を心配してそれを使うな、と言うに等しい。
米国をはじめ主要国中央銀行は、財務悪化をいとわず極めて大胆な緩和策で金融危機に対処し、デフレ突入を防いでいる。』
133:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:42:32 akGFUd8T
>>130
その流れだと、チーズかなw
134:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:43:28 HM/ooSal
■デフレ脱却はすべてを癒す|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
デフレ⇒通貨価値の上昇、インフレ⇒通貨価値の下落です。現在の円高は、中央銀行のバランスシートの問題もありますが、大元の問題として日本のデフレが継続し、実質金利が高くなっていることもあります。
日銀の「長期国債保有額が流通現金残高を上回らないという内規」とは、いわゆる銀行券ルールのことです。
◆銀行券ルール:長期国債の保有残高をお札の発行残高以内に抑制するという、日銀が定めた規制
この種のルールを定めているのは、世界の中央銀行の中で日本銀行のみです(確か)。
このルールが問題だなあと思えるのは、個人的には以下の二つの理由によります。
◆「絶対額」による規制であること:例えば、インフレ期とデフレ期では、日銀の国債保有残高の適正値は異なるはずです。フェーズの移り変わりを無視して「絶対額」でルールを定めてしまうと、状況の変化にフレキシブルに対応することができなくなります。
政府の負債残高(いわゆる「国の借金」)を「絶対額」でギャアギャア言っているのと同様、日銀の国債保有残高を「絶対額」で規制するのも、大変奇妙な話です。
例えば、今後、日本国債の金利が急騰するような局面を迎えても、日銀は「銀行券ルールがあるから」と言って、国債買取を拒否するのでしょうか? しかも、デフレ環境下で?
わたくしは、日経BOの連載にも書いたように、資本主義国家における政府の役割とは、
「民間経済が健全に成長するように、需給や金利、物価などを調整すること」
だと思っています。すなわち、「金利やインフレ率を睨みながら」財政出動や税金、国債買取額などを調整するのが政府や中央銀行の役割だと思っているわけです。銀行券ルールは、どうも目的と手段がひっくり返り、手段が目的化しているように思えてならないのです。
135:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:43:40 bZPmKIPc
>>1
そんなことより政投銀はなんでJALにズブズブ突っ込んだのか説明しろよ。
136:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:44:29 HM/ooSal
■デフレ脱却はすべてを癒す|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈3/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
◆インフレ期待が起きない:大機小機のコラムにもあるとおり、銀行券ルールは「日銀が大胆な金融緩和には踏み出さない」ことを裏付けてしまっています。
結果的に、インフレ期待など起きようがなく、日本国民はいつまで経っても「日本のデフレは続くんだろうなあ・・・・」と思い続けているわけです。
日銀が銀行券ルールを撤廃し(撤廃するだけでOK)、政府が財政出動として公共投資を拡大するだけで、相当デフレ脱却に近づくはずです。
政府短期証券(要は「国の借金!」正しくは政府の負債増)で円を調達し、為替介入をして米国債を買うくらいなら、国債発行(これも「国の借金!」正しくはry)で円を調達し、国内の資産価値を高める方が、はるかに国益に適うと思うのですが。
財政出動と金融緩和を継続し、デフレ脱却を果たせば、円高問題は自然に解決することになります。
「国の借金を増やし、為替介入して手に入れたドルで米国債を買う」
と、
「国の借金を増やし、内需を拡大し、国内の資産価値を高める」
では、どう考えても後者の方が、わたくしたち日本国民のためであると思うのですが、いかがでしょうか。
一体、 何 の た め の 消 費 税 ア ッ プ ! ? と思われた方は、
↓このリンクをクリックを。
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137:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:45:44 HM/ooSal
■内需拡大が円高を止める|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
“財政大黒字国”こそ破綻した現実 【最終回】もう一度言う「成長こそがすべての解」
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
本日のメインは、経済評論家の中野剛志様からのご投稿。タイトルはずばり「内需拡大が円高を止める」です。
--------------
『内需拡大が円高を止める』
「海外需要を取り込むべきだ」というグローバル成長戦略論が盛んだ。しかし、【これは円高を促し、国際競争力を失う自爆行為】ですらある。
円を安くするには輸入を増やせばよく、そのために必要なのは内需拡大だ。内需拡大は国際競争力をつけるだけでなく将来のインフレ対策にもなる。
「少子高齢化が進む日本では内需拡大は見込めない」「これからは成長著しいアジアなどの需要を積極的に獲得することで成長するしかない」「外国人観光客や海外資本を積極的に呼び込み、グローバル化の恩恵を享受しよう」―。
こうした【威勢の良いグローバル成長戦略論】がこれまで何度も唱えられてきたが、【急激に進む円高の前に沈黙】を強いられている。
現下の円高は、この1年の世界の動きから十分予想できた。自国の慢性的な貿易赤字という世界経済の不均衡こそが金融危機を招いたとの認識の下、【米国は輸出拡大を進め、ドル安を望んでいた】。中・東欧諸国の財政危機は、【ユーロ安の長期化を予期】させた。
外需依存度が約4割と高い新興国は、外需獲得以外に成長するすべはなく、【ドルと連動した自国通貨安】を歓迎するに違いなかった。世界恐慌が通貨切り下げ競争を引き起こした歴史からも、世界各国が通貨安を望むのは明らかだった。
この過酷な情勢で【日本が外需獲得で成長できるというのは認識が甘すぎる】。それどころか、グローバル成長戦略は【円高に対して無力なだけではなく、円高の原因にすらなる】。
外需獲得による貿易黒字の拡大は、円を高くする。外国人観光客や外資の流入もまた円買いを加速させる。【グローバル成長戦略とは、円高を促して国際競争力を減殺するという自爆行為ですらある】。
138:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:46:26 HM/ooSal
■内需拡大が円高を止める|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
それではこの円高をどうするのか。為替介入に踏み切ったとはいえ、欧米が通貨安を望んでいる以上、国際協調による大規模な介入は難しい。デフレで資金需要がない中では、金融緩和の効果も乏しい。何も打つ手はないようにみえる。
そこで、発想を変えてみよう。まず、【円を安くするには、輸入を増やせばよい】。そして、【輸入を増やすためには、内需を拡大すればよい】。デフレ不況下では、内需拡大の手段は財政出動だ。
【財政出動による内需拡大こそが、輸入増を通じて円を安くし、国際競争力を高めることにつながる】。
経済学の教科書では「財政出動は金利上昇を通じて通貨高を招く」とある。しかし、これは需給が均衡している正常な経済の場合であって、圧倒的に資金需要が不足しているデフレ下では、【デフレを完全脱却しない限り金利の大幅な上昇はあり得ない】。
よつて、円高にはならない。
巨額の財政赤字ゆえに財政出動に拒否反応を示す人が多いが、デフレ下では財政出動による金利上昇の可能性は低い。現に【ここ10年、政府の累積債務は拡大したが、長期金利は低位で推移している】。
また、日本は経常収支の黒字国にして世界最大の対外債権国である。【国債はすべて自国通貨建てで、債務不履行になることはあり得ない】。
「少子高齢化が進む中で、内需拡大は望めない」という通念が根強くある。【この強迫観念】こそが【「成長するには外需獲得しかない」というグローバル成長論】を支えていると思われる。
しかし、少子高齢化するから外需主導の成長しかないという論理は、筆者にはまったく理解できない。確かに、人口減少は国内需要を縮小させるだろうが、人口減少で縮小するのは需要だけではない。
【供給力も縮小する】。人間の数が減ることで、需要だけ縮小して、供給力は海外に出ざるをえなくなるとは考えにくい。
139:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:47:05 HM/ooSal
■内需拡大が円高を止める|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈3/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
それどころか【「少子化」とは労働力(供給)の相対的な減少であり、「高齢化」とは需要の相対的な拡大】であるから、少子高齢化は、【供給に対して内需を相対的に拡大】する。
【日本の供給力は国内需要を満たせなくなる】。よって、グローバル成長戦略は日本が採用すべき戦略ではない。
むしろ、少子高齢化が供給不足をもたらすのだとしたら、【懸念すべきは将来のインフレ】だ。
ならば【それに備えて、将来の供給力を今から強化しておかねばならない】。数年~数十年後の供給力の強化のため、【今から、設備投資、インフラ投資、研究開発投資を積極的に行うべき】なのだ。
こうした将来の供給力強化のための「投資」こそが、需要不足によるデフレ不況に苦しむ日本経済が必要とする「内需」にほかならない。
要するに、今すぐ行うべき内需拡大とは、【危機克服のための対策であると同時に、長期的な少子高齢化対策(インフレ対策)でもある】。【日本社会が少子高齢化するからこそ】、内需主導の景気回復が必要なのである。
そして、内需拡大は、輸入増加を通じて円安を誘導する。国際競争力のためにも、内需拡大こそが有効だということだ。
この程度の【見やすい道理】がなぜ見えないのだろうか。それは2002~ 06年の輸出主導の景気回復という成功体験のゆえと思われる。だが、あの輸出主導の景気回復は、世界経済の好況と円安という環境によるものだった。
当時の世界経済の好況は、【米国の住宅バブルの産物】にすぎず、それは【08年に崩壊した】。【グローバル成長戦略は時代遅れ】となったのだ。はかない成功体験は捨て、現実を直視し、戦略を立て直すべきだ。
(中野剛志)
--------------
素晴らしすぎて、コメントはありません!
と言いつつ、一言だけ。
【「将来の供給不足に対処するための現在の需要創出を!」】
中野剛志氏や三橋貴明の活動をご支援下さる方は、
↓このリンクをクリックを。
URLリンク(blog.with2.net)
140:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:49:02 AfLmUTwh
コピペがあまりにも鬱陶しい
141:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:49:27 HM/ooSal
■中学生でもわかる日本経済
1/3 【マンガ】没落する日本経済 デフレ不況克服・景気回復の経済学!
URLリンク(www.youtube.com)
2/3 【マンガ】没落する日本経済 デフレ不況克服・景気回復の経済学!
URLリンク(www.youtube.com)
3/3 【マンガ】没落する日本経済 デフレ不況克服・景気回復の経済学!
URLリンク(www.youtube.com)
142:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:51:10 wPYK7pBF
>シャネルやフェラーリやロレックスに匹敵するブランド力のある商品を開発する
>ことにある。藻谷氏は日本は「高級品ばかり売る宝石屋」だと言う。
日本は電気製品ではすでにそれをやってて、サムソンに負けてるじゃん。
安物は安物で売り、ブランドはブランドで確立すべきだろ。
セイコーが別ブランドで安物時計を売ってたのが良い例だ。
143:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:51:16 HM/ooSal
■橋本政権の緊縮財政開始が「日本の分岐点」になった
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
図6-1は、日本の自殺者数、失業率、そして平均給与について、1980年の値を1として、推移をグラフ化したものだ。ご覧いただければ一目瞭然だと思うが、97年を境に自殺者数が1.5倍になり、失業率が跳ね上がり、平均給与が「下がり」始めている。
図6-1 日本の自殺者、失業率、平均給与
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
97年と言えば、橋本政権の緊縮財政(消費税アップ、新規国債発行停止、公共投資の削減開始)により、日本のデフレが一気に深刻化した時期に当たる。(厳密には翌年の98年からデフレが悪化した。)
普通に考えて、「良い国」というのは「自殺者が減り、失業率が下がり、平均給与が上がっていく国」という定義になるのではないだろうか。少なくとも「自殺者が増え、失業率が上昇し、平均給与が下がっていく国」を「良い国」とは言わないと思う。
97年の橋本政権による緊縮財政開始は、まさしく「日本の分岐点」になってしまっているのである。
特に、97年から翌年にかけ、自殺者数が1.5倍になってしまったのには、痛ましさを禁じえない。新聞などで「日本の自殺者数が、今年も3万人を突破し~」という報道を見かけると思う。
あの「自殺者数3万人突破」が始まったのが、まさしく98年で、それ以降は毎年3万人を上回ってしまっている。
この自殺者数の増加を「国内のデフレ深刻化と無関係」と見ることは、各種の統計数値を見る限り、難しい。国内のデフレが悪化し、企業倒産や失業が増える。
職を失い、生活の基盤を奪われ、経済的な困窮に陥った人たちが、自ら命を絶つケースが増えたと見るのが妥当だろう。
144:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:55:22 s9AqvnLk
アマゾンみると書評がいろいろ書いてあっておもしろいよ。
人口の波という説明で外国の場合を説明できないだろ、という書評がおもしろかった
145:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:57:28 k5oTGzQt
チャイナリスクを軽視すると痛い目みるんだよねぇ
146:名刺は切らしておりまして
10/10/26 19:57:47 akGFUd8T
あと、介護ロボットだなw
美少女メイドふうや美形俳優ふうの精巧なロボットを作れば
他人を信用しない金持ち老人も買うだろうw
1台1000万から1億ぐらいでどうだろう?
147:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:00:22 HM/ooSal
■日本の財政破綻論なんてのは、電通マスゴミの捏造詐欺
第一に、日本政府が債務の一方で持つ資産(金融資産だけでも)を考慮すれば、
日本政府の実質的な債務(純債務)は、欧米諸外国と比べても大差ない。
財政は「純債務」でみるもの
URLリンク(zaisei.jugem.jp)
第二に(こっちのほうがより本質的だが)、日本の債務は所詮、”自国通貨建て”に過ぎないと言うこと。
つまり、いざとなれば金を刷ればいいだけの話。
(いや、逆に日銀が不況下にまともに金を刷って金融緩和し、国債発行を引き受けてれば、
そもそもこんなに不況は長引かず、税収も落ち込まず、政府の借金も増えなかった罠)
一方、既存の債務不履行=デフォルトによって財政破綻したアルゼンチンやロシアや韓国etcのような国々や、
そして直近では破綻間近と言われてる※ギリシャのような国々は、
”外貨建て”の債務だったわけで、自国通貨建てのように金を刷ることができないからこそ破綻(ないし破綻の危機)に陥ったのだ。
(※ギリシャのようなユーロ加盟国は、自国通貨発行権を放棄してしまってる点で実質的に外貨建てといっしょ)
ギリシャ破綻と日本をダブらせる愚
4種類ある「政府の負債」を混同するから本質を見誤る
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
「財政再建」なんて自殺行為だ
何十兆円も償還されて困るのは“借金”漬けの銀行
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
148:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:02:15 HM/ooSal
■第71回 IMFの世界金融安定報告書(1/3) 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」〈1/7〉
URLリンク(www.gci-klug.jp)
『2010年10月6日 読売新聞「日本の赤字 IMFが警鐘」
国際通貨基金(IMF)は5日、世界の金融システムに対する現状分析と提言をまとめた世界金融安定報告書を公表した。
報告書は、日本の巨額の財政赤字について、「ユーロ圏の(財政問題による)混乱が起きて以降、国内も海外の投資家も、より疑いの目で日本の財政状況を再審査している」として警鐘を鳴らした。
国際的な金融システムについては、「改善傾向はみられるが、いまだに著しく不確実な状況にあり、金融部門が景気回復のアキレスけんとなっている」と強調した。
日本国債の状況については、安定的な国内貯蓄や経常収支の黒字により、海外から資金を集める必要性が少ないとして、「近い将来に国債市場の崩壊は起こりそうにない」との見方を示した。
ただ、国内の金融機関が大量に買っている点や、日本政府は比較的短期の国債で、大規模な資金調達を繰り返しているなどの問題点を指摘した。』
タイトルだけを見るとさっぱり分からないが、本記事はIMFが日本国債について「近い将来に国債市場の崩壊は起こりそうにない」と断言した、極めて重要な記事である。
ちなみに、筆者はIMFだろうが格付け機関だろうが、あるいは財務省だろうが、いわゆる「権威」の発言に重きを置いたことはない。
「権威」がどのように発言しようとも、筆者は淡々とデータを確認し、「現在」を解き明かそうとするだけの話だ。
とはいえ、世の中には「権威」の言うことを、そのまま信じてしまう人々が実に多い。特に、サブプライム危機を引き起こした格付け機関を、未だに信じている人がいるわけであるから、呆れてしまう。
格付け機関は、サブプライムローンを含む証券化商品(CDOなど)を生成する際に、「格付けが高くなるような組み合わせ」を提案し、証券化商品のビジネス拡大に一役買ったのだ。
自らが組み合わせを提案した証券化商品をAAAと評価し、ビジネスの世界的な展開に貢献した挙句、突如、証券化商品の格付けを大量引き下げ、
今回の世界的な金融危機の引き金を引いた格付け機関に、いまさら「権威」も何もあったものではないと、個人的には思う。
149:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:03:25 HM/ooSal
■第71回 IMFの世界金融安定報告書(1/3) 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」〈2/7〉
URLリンク(www.gci-klug.jp)
さて、IMFや財務省は、格付け機関ほどに権威が失われたわけではない。しかし、両組織共に「緊縮財政至上主義」であるという点は、少なくとも現時点においては、問題であると断言せざるを得ない。
バブル崩壊後の国々では、民間の経済主体(家計、一般企業など)が自らの負債削減に邁進し、バランスシートの調整に乗り出す。
いわゆるバランスシート不況であるが、この環境下においては、例え金利水準をゼロに設定し、中央銀行が限界まで量的緩和を拡大しても、民間の借り入れは増えない。何しろ、民間の経済主体はお金を借りたいのではなく、返したいのである。
民間が負債返済に専念するバランスシート不況下では、政府が財政出動で需要を創出しない限り、国家経済のフローはひたすら収縮してしまう。
それにも関わらず、IMFや財務省はマクロ環境を無視して「増税」や「政府支出削減」を叫び、事態の悪化に大いに貢献してきたのである。
そもそも、財政均衡主義(=緊縮財政主義)はまことに結構だが、経済が通常の環境下か、恐慌の環境下にあるかによって、適切な財政の規模は変わるはずだ。
あるいは、その国が経常収支黒字国か、赤字国か、さらには政府の負債が自国通貨建てか、外貨建てかにより、適切な財政というものは変わってくるはずなのである。
ところが、この種の環境の変化を無視して、一様に緊縮財政路線を採り続け(あるいは採らせ続け)、世界や日本の経済に深刻な齟齬を引き起こしているのがIMFであり、財務省というわけだ。
ちなみに、IMFは9月30日に世界経済見通しに関する報告書の一部を公表した。その中では、さすがに「財政赤字の削減が、現在の環境下では通常よりも負の影響が大きくなる」と分析している。
150:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:04:35 HM/ooSal
■第71回 IMFの世界金融安定報告書(2/3) 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」〈3/7〉
URLリンク(www.gci-klug.jp)
さて、緊縮財政至上主義のIMFが今回、日本について「近い将来に国債市場の崩壊は起こりそうにない」との見解を表明したわけだ。自らデータを読むことがなく、IMFや財務省の「権威」を嵩に、
「日本は財政破綻する。なぜならIMFや財務省が言っているからだ」
などと、破綻論を撒き散らしてきた日本の評論家の皆様は、果たして、今後どのように宗旨替えしていくのだろうか。筆者は興味深く、拝見させて頂く。
冒頭の読売新聞の記事では、なぜIMFが日本で「近い将来に国債市場の崩壊は起こりそうにない」と判断したのか、今ひとつ分からない。IMFの金融安定報告書日本語版から、該当部分を引用しよう。
『短期的に見て、日本の国債市場に問題がおきる可能性は考えにくい。安定的な国内貯蓄と大幅な対外経常収支の黒字のおかげで、国債消化のために国外資金はこれまで必要とされてこなかった。
しかし、長期的に見れば、人口が老齢化し労働力人口が縮小するに従って、債券市場を支えてきた民間貯蓄の高さ、投資の国内バイアス、円資産に代わる代替資産の乏しさ、といった要素は弱まるであろう。』
◆短期的に日本の国債市場に問題が起きる可能性は低い
⇒理由:安定的な国内貯蓄、大幅な経常収支黒字
◆長期的には心配になる可能性がある
⇒理由:民間貯蓄(注:家計の貯蓄ではない)や機関投資家の国内選好、円資産以外の資産が乏しい、などの要素が弱まるかもしれないため
まさしく、筆者が常日頃から主張しているように、日本が「経常収支黒字国で、国内に過剰貯蓄があるため」短期的に国債市場に問題がないと判断しているわけだ。これは、経済統計的に見ても、全くもって正しい。
151:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:05:19 2WvQL6BZ
高付加価値戦略は死亡フラグ
152:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:06:54 HM/ooSal
■第71回 IMFの世界金融安定報告書(2/3) 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」〈4/7〉
URLリンク(www.gci-klug.jp)
以前ご紹介した、財務省が02年に格付け機関に送りつけた「外国格付け会社宛意見書要旨」を覚えておいでだろうか。同意見要旨の中において、財務省は今回のIMFと全く同じ理由から、日本国債について「デフォルト(債務不履行)はあり得ない」と断じていた。
以下に、同意見書のポイントを改めて引用しよう。
◆日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。
◆マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国
◆その結果、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている
◆日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高(02年当時)
IMFも財務省も、全く同じ理由から「日本国債に問題は起きない」と言っているわけだ。マクロ的に見て、日本は世界最大の過剰貯蓄(貯蓄超過)国で、結果的に国債のほとんどは国内において極めて低金利(世界最低の金利)で消化されている。
だからこそ、日本国債のデフォルトなどあり得ないと説明しているのだ。
そして、なぜ日本が過剰貯蓄状態になっているかと言えば、もちろん経常収支の黒字が長年続いているためだ。長期間にわたり、経常収支の赤字を続けたギリシャとは違うのである。
153:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:08:00 HM/ooSal
■第71回 IMFの世界金融安定報告書(2/3) 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」〈5/7〉
URLリンク(www.gci-klug.jp)
【図71-1 日本とギリシャのマクロ環境の相違】
URLリンク(www.gci-klug.jp)
日本 ギリシャ
経常収支 長年、経常収支黒字 長年、経常収支赤字
対外資産・負債 対外純資産国 対外純負債国
国内の貯蓄 国内が貯蓄過剰 国内が貯蓄不足
国債消化 貯蓄過剰ゆえに、 貯蓄不足ゆえに、
95%が国内の金融機関・家計 七割以上が外国の金融機関
国際の通貨 外国人保有分(5%)を含め、 ユーロ建て
100%日本円建て
金利調整 可(現在の長期金利1%) 自国では不可(現在の長期金利13%)
消費税率 5% 21%
ちなみに、ギリシャの経常収支の赤字額は半端ない。09年のギリシャの「国民一人当たり経常収支赤字」の金額は、何と「あの」アメリカの三倍にも達しているのである。
筆者は09年の主要国のデータをざっと調べたが、国民一人当たり経常収支赤字がギリシャを上回る国を見つけることができなかった。
日本というのは不思議な国で、ここまで状況が真逆の日本・ギリシャ両国を同一視し、時の内閣総理大臣までもが、
「ギリシャは破綻した。日本の状況はギリシャより悪い! だから日本も破綻する!」
などと、意味不明な話を繰り返しているのである。空恐ろしいほどの「無知」だ。
今年上旬以降、「日本もギリシャのように破綻する」説を叫び続けていた内閣総理大臣はじめ、数多の政治家、評論家の方々は、今回、IMFから露骨に梯子を外されてしまったわけだ。
自らの目でデータを確認せず、自らの頭で考えることを放棄したツケが回ってきたわけである。
154:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:09:17 HM/ooSal
■第71回 IMFの世界金融安定報告書(3/3) 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」〈6/7〉
URLリンク(www.gci-klug.jp)
さて、図72-1を改めて見て欲しいのだが、項目の上から1番目「経常収支」、2番目「対外資産・負債」、3番目「国内の貯蓄」は、実は同じことを言っているのである。
日本は「長年経常収支黒字だから、対外純資産国で、国内が貯蓄過剰」あるいは、ギリシャは「長年経常収支赤字だから、対外純負債国で、国内が貯蓄不足」というわけである。そのロジックを、簡単に説明しておこう。
まずは、本連載で何度も出てきた「GDPの式」を思い出して欲しい。
◆GDP=個人消費+民間投資+政府支出+純輸出
政府支出は「政府最終消費支出」と「公的固定資本形成」に分解できる。「個人消費」と「政府最終消費支出」を「消費」として、「民間投資」と「公的固定資本形成」を「投資」としてまとめてしまうと、式は以下の通りに変化する。
◆GDP=消費+投資+純輸出
ところで、純輸出は国際収支上の貿易・サービス収支に該当するが、そこに所得収支を加えたものが(ほぼ)経常収支となる。そして、GDPに所得収支を加えたものがGNI(国民総所得)である。結果、式は以下の通り変化する。
◆GNI=消費+投資+経常収支
155:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:10:29 HM/ooSal
■第71回 IMFの世界金融安定報告書(3/3) 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」〈7/7〉
URLリンク(www.gci-klug.jp)
この式から消費と投資を左に持っていくと、
◆GNI-消費-投資=経常収支
となるわけだ。GNI(国民の総所得)から消費を差し引いたものが「貯蓄」であるため、式は最終的に以下の通り変化する。
◆貯蓄-投資=経常収支
すなわち、経常収支の黒字は国内の「貯蓄過剰」もしくは「投資不足」、経常収支赤字国は過少貯蓄もしくは投資過多になるわけだ。日本は経常収支黒字国ゆえに、国内が貯蓄過剰もしくは投資不足になっている。
この日本と、環境が真逆のギリシャを政府の負債残高対GDP比率のみで比較し、「日本も破綻だ!」とやっていたわけである。
別に、筆者は日本の財政は永遠に安泰であるなどと、極論を言う気は全くない。長期的に見れば、それは問題になる可能性だって出てくるだろう。
ともあれ、短期的に問題ないのは(IMFも認めた通り)確実なのだ。短期的に問題ない以上、長期的にも問題が生じないように、日本を健全なインフレを伴う成長路線に戻せば済む話だ。
日本の名目GDPが健全な成長率を取り戻せば、イギリスのように何十年もかけて政府の負債対GDP比率を改善していけばいいのである。
日本の財政や国債の問題は、まさに「ただ、それだけの話」なのだ。
156:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:12:04 HM/ooSal
■環境の変化に対する適応力|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/4〉
URLリンク(ameblo.jp)
【「国の借金」意味分かって使ってる? 家計簿的発想で「国家のバランスシート」を見るなかれ】
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
日経BOの連載↑、PV数が物凄いことになっているそうです。ありがとうございます!
しかも、あのPV数でアンケートが「ぜひ読むべき」が90%というのは、結構凄いことなのではないかと思います。本当のニーズがどこにあるのか、という話なのかも知れません。
最近、リチャード・クー氏のバランスシート不況論を評価されていると聞いたポール・クルーグマン氏が、日本経済や世界経済について語っていらっしゃいます。
本ブログのユーザさんにとっては大変面白いので、三橋が抜粋して概要をご紹介いたします。全文は大変長いものですが、時間がある方はぜひお読みください。
『独占インタビュー ノーベル賞経済学者 P・クルーグマン「間違いだらけの日本経済考え方がダメ」
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
◆◆◆世界的な不況はこれからが本番◆◆◆
「日本は、アメリカよりも深刻な不況に直面しているということを、理解すべきです。もちろん、アメリカ以上に歳入を増やす必要もあります。
しかし、日本の消費税を上げるタイミングは、少なくとも『大不況真っ只中の今』ではないことは、明らかです。
この15年間、日本はずっと『流動性の罠』(金利が一定水準以下に低下し、一般的な金融政策が効力を持たない状態)に陥っていて、デフレも収まっていません。
そんな状況下で、景気の回復よりも財政赤字の解消を優先すれば、デフレ・スパイラルを加速させるだけです。だから増税は、日本銀行がインフレ・ターゲット(目標として掲げる物価上昇率)を設定して、その効果が見えてきた後で始めればいい。
また、法人税の引き下げが取り沙汰されていますが、各企業の経営者にとって、『法人税が高すぎる』と主張するのは、当然でしょう。
ただし、今の税率が歳入や景気に悪影響を及ぼしているという確たる証拠がない以上、それほど重要な問題だとは考えていません」(後略)』
157:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:13:16 HM/ooSal
■環境の変化に対する適応力|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/4〉
URLリンク(ameblo.jp)
以下、三橋の抜粋と解説。
◆ギリシャについて:ギリシャは本当に深刻。当分の間、ゼロ成長とデフレが続く。また、ギリシャは3年後にユーロ圏を離脱している可能性がある。ギリシャの離脱が、バルト諸国などへ悪影響を及ぼす可能性がある。
個人的には、前から書いてますように、むしろ「ユーロ離脱」こそが、ギリシャにとっての唯一の解だと考えています。新ドラクマでも何でもいいので、新通貨にして「通貨暴落」させて、ユーロ建ての政府の負債をデフォルトするのです。
その上で、通貨安を利用した経済成長路線を歩み、経常収支黒字国になって対外負債を返済するわけです。
また、本ブログで何度かラトビアを取り上げましたが、ラトビアはユーロ加盟を目指して通貨ラトをユーロペッグしています。
ユーロ加盟が無意味になった場合、ラトのユーロペッグが外れ、やはり「通貨暴落⇒対外負債(ユーロ建て)のデフォルト」という道を進むことになります。
現在の欧州経済は、本当に深刻で、かつ出口がなかなか見当たりません。
◆日本に必要なこと:まずは経済を回復軌道に乗せることが可能な、大型の財政刺激策。さらに金融政策面ではインフレターゲット。
日経BOの連載や本ブログで繰り返し述べているように、今の日本に必要なのは財政政策と金融政策のパッケージです。どちらか片方ではダメなのは、すでに過去の経験からも明らかです。
ところで、インフレターゲットの話に進んだところで、クルーグマン氏が大変面白いことを言っているので、その部分を引用します。
『そこには二つの理由があります。まず価格の安定とハイパーインフレとの二者択一しか頭にない人が多いことです。
私が仮に中央銀行に対して、アメリカの場合はFRB(米連邦準備制度理事会)ですが、「目標として掲げたインフレ・ターゲットに達していない」と文句を言ったとしましょう。
すると人々は「アメリカをハイパーインフレに陥ったアフリカのジンバブエのようにしたいのか」と反論します。
でも、私の主張する、緩やかなインフレと、ジンバブエのハイパーインフレでは、まったく違うはずです。しかし、多くの人々はその区別がつかない。
実際に経験したわけでもないのに、ちょっとインフレになれば、彼らはもう滑りやすい坂道を転げ落ちて収拾がつかないことになると思ってしまうわけです。実際にはそうはならないのに、人々は極端に悪いイメージを飛躍的に抱く。(後略)』
158:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:14:43 N58xn/BG
板がコピペに埋め尽くされてるなw
>>1の要約はかなり頓珍漢だな
著作を読んでいないので断定しちゃだめだが、
対中貿易黒字だけ見てもダメだろう
生産移転とそれにともなう国内需要の低下も勘案しないと
需給の悪化は指摘通りだと思うけど、別に新しくも何ともないよね
159:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:17:08 7oiulXlS
日本が作って売れるものは、まず野菜果物米だろ
日本でしか作ることができないし、中国が逆立ちしても
安全性で同じ品質のものはつくれない。
政府は減反政策をやめて、輸出米の生産を奨励するべき
農業はなんだかんだいっても労働力集約型産業だから
人手がいくらあってもいい。
もう工業製品を作って売る時代は終わったのだよ。
160:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:21:06 G+2UYAqA
>>159
それに関してはもう統計があって、輸出を増やしてみたはいいが市場が限られすぎてる
日本産の食料品は、古来からの俵物を除けば買えるのは
あとコメに関しては現在圧倒的に人あまりで、どうやって働く人を減らして一人当たりの売上額を確保するかみんな思案してる。
果物野菜だとせいぜい1年のうち2ヶ月で、日本人だとコストがあわないから中国人研修生を使ってるのが実情。
161:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:26:13 uHwj78bc
藻谷さんって人口減少が不況の原因説を支持してたのに
>今起きているのはデフレではなく「ミクロ経済学上の値崩れ」ではないか、
>これが、藻谷氏の主張する『デフレの正体』だ。
この意味がわかんない。人口減少=購買力の低下=デフレじゃないの??
あと
>藻谷氏は莫大な人口と安い労働力を持つ中国の経済成長が、日本の脅威
>となっているとする「中国脅威論」をあげる。これもデータを見れば一目瞭然だが、
>中国の経済成長によって日本の高級品を求める中国人富裕層人口が増え、
>日本からの輸出が増えたため、日本の対中貿易黒字は増加した
これも本当なの?対中貿易って赤字じゃなかったっけ??
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
>輸出は1241億551万ドル(13.8%増)、輸入は1422億9,213万ドル(11.5%増)であった。
やっぱ銀行員ってポジショントークしかできないのかな(´・ω・`)
162:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:28:23 d6LfedMc
>>142
>サムソンに負けてるじゃん
ガイジンはサムスンが日本企業だと思って買ってるらしいぞ
163:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:29:59 G+2UYAqA
>>161
その書き方は「中国から見た」輸出入。
そこで引用しているJETROの元のデータはこれ。
URLリンク(www.jetro.go.jp)
164:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:36:48 uHwj78bc
>>163
jetroと中国のデータって何が違うんだろうね?
165:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:42:13 G+2UYAqA
>>164
あなたが引いたニュースも全部jetroのデータだが……
集計範囲や為替の計算などは違うかもしれんが。
166:♪ルンルン女帝superNYセレブ梅田 北区民^^♪ ◆OrCKhAhDY/ly
10/10/26 20:48:21 HooFgNb5
ええええええ!?何これ???
ちょっとぉ~ちょっと、ちょっとぉ~恐れてた事が現実に。。。。
こんなことぜったさせちゃいけないわ。
これをされたら、トヨタや任天堂など日本の企業が持っていかれるわ。
■■■【M&A】米アップルによるソニー買収の可能性の記事が米投資情報誌に掲載 [10/10/26] ■■■
URLリンク(mainichi.jp)
10月26日の株式市場でソニーが値上がりしたが、米投資情報誌バロンズ(10月25日)に、
米アップル社が大規模な買収を考えている可能性があるという記事が掲載されたことに刺激を受けた。
記事ではアップルの最高経営責任者のスティーブ・ジョブズ氏はバランスシートにある510億ドルの現金の使途を
アナリストから質問されると、企業買収の可能性をほのめかしたと伝えている。
候補企業の憶測が既に始まっていて、ソフトウェア企業のアドビシステムズ、ソニー、ウォルトディズニーの名前が挙がっていると報じている。
ニッサン見れば、よくわかるわ。
ニッサンは、かつてルノーと一緒に経営再建とかゴーンに騙されて、
そのままフランスの企業になったわ。
今は子会社。。。。
これは明らかに則りなのヨ^^
アタクシの予言が、数日で現実に。。。。
なるの。。。。
これは絶対に阻止しないと、大変な事態になるわ。
これだけは、アメリカ様でもしてほしくないわ。
円高を阻止しないと、買収を阻止しないと、日本が破綻してしまう。。。。
トヨタやソニー、任天堂がアメリカの企業に一気になる可能性があるわ。。。。
現実になれば、寝耳に水。
やっぱ体力弱らせてハゲタカ様、少しずつ姿を表し始めたわネ。
167:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:49:40 UPT3M64w
>それがフランスとイタリアとスイ
スだと言う。日本はブランド力でこれらの国々が持つ超一流ブランドに勝つことができていな
い。
スイスはともかく残りの国はすぐ近くの日本と似たようなドイツという工業国と同一通貨使ってるからが原因だと思うが
別にイタリアやフランスが他の国に対しても貿易黒字国な訳でもないのに
168:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:51:17 K7R1GWM+
>団塊の世代の動向だった...。
デフレが団塊のせい?
ばっかじゃないのコイツ、政治の無策に決まってるだろうが
169:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:53:41 G+2UYAqA
>>166
このレベルの外資を敵視するあたり、典型的な国粋底辺の思考パターンだなあという気がする
っつか、同じ質問をキャッシュ超留保企業、任天堂に聞いてみれ。
170:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:54:07 zL9OGHsZ
ブランド化しろとか簡単に言ってくれるな
171:名刺は切らしておりまして
10/10/26 20:56:19 7MH8VhLR
すべての国民に100万円配って子供生まれたら一人300万円あげれば良いと思う
100万円は足りないかもだけど需給ギャップ解消で
300万円は月16000円の子ども手当上げるのと同じくらい
172:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:04:01 akGFUd8T
例えば若者が車を買わないのは、実用性うんぬんより、
カッコよさとかステイタスといった幻想が薄れて
持つことのめんどくささが勝っちゃうからだと思うんだよね。
逆にiPhoneやiPadみたいに幻想に包まれてれば売れる。
つまり、未知なるアイテムや幻想をまとったマシンを作らないと、
借金をしてでも買おうということにはならないと思うんだよね。
もう車という枠内で新しいものを作っても幻想を抱けない。
その点、人型ロボットは幻想や妄想を抱かせてくれるでしょ?
商品として売れるようなのを頑張って作りましょうよ。
173:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:08:14 WX+v36Ky
■環境の変化に対する適応力|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈3/4〉
URLリンク(ameblo.jp)
アメリカにもいるんですね・・・・。
「そんなことをしたら、ハイパーインフレーションになる!」
確かに、クルーグマン氏の言うとおり、この手の極論を言う人は、「物価の安定」と「ハイパーインフレ」の二者択一しか頭にないわけです。
アメリカでさえ、こうなんですね。なかなか根深い問題です。
さらに、クルーグマン氏は金融政策が事実上「無策」になっている、日銀をこっぴどく批判しています。
また、中央銀行の独立性に懐疑を頂いていますが(前は擁護していたそうです)、これにはわたくしも賛成です。
日本がGDPデフレータが13年間も下落を続ける「異常」な環境下におかれている以上、日銀は断固としてデフレ脱却の手を打ち続けなければなりませんし、そうしないというのであれば、政府が介入するしかないでしょう。
◆インフレで被害を受ける人々:現預金に依存する人々は、被害を受ける(当たり前)。年長者にとっては、あまりいいことではない。ただし、現在の景気停滞は若い人々を傷つけている。
緩やかなインフレを拒否し、自行のバランスシート保護を優先する日銀の考え方は、正気ではない。年に数%の緩やかなインフレを目標に据え、就職できない若者たちの人生を救え。
大、大、大、大賛成!ですっ!
◆日本やアメリカは財政破綻するか?:日米のような自国通貨を有する国は、債務履行のために印刷機に頼ることができる(もちろん、限界はある)。債務が膨大な額に上った場合は、印刷機はハイパーインフレを呼び込む。ただし、以上は全て極端な話。
日本の場合、インフレになれば債務問題の大部分は解決する。インフレ下では借りたときよりもお金の価値が下がり、返済負担が減り、債務解消に劇的な効果を発揮する。
174:♪ルンルン女帝superNYセレブ梅田 北区民^^♪ ◆OrCKhAhDY/ly
10/10/26 21:09:43 HooFgNb5
>>169
アップルの時価総額はトヨタの2倍以上の20兆円以上。
5兆2000億円程度の売上で営業利益が1兆6000億円ある企業
利益率は28%という驚異的な数字ヨン。。。。
営業利益だけで、トヨタ自動車(グループでなく)と同レベルという脅威の利益率を誇ってるわ。。。。
一方、ソニーの2010年3月期の売上高が約6兆3000億円で、売上高営業利益率は、たった0.4%ヨン。
あなたのような馬鹿が日本を駄目にするのネ。。。。
♪
175:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:11:29 WX+v36Ky
■環境の変化に対する適応力|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈4/4〉
URLリンク(ameblo.jp)
『したがって、日本が破産するとしたら、実はその唯一の方法は、日本銀行が「インフレなどとんでもないことだ」と言い続けて、このまま何もしないことを選んだ時です。
ただし、日本の場合、この債務問題は、意外にも後には幸運視されるかもしれない。
これは逆説的表現で、クレイジーと言われかねないかもしれませんが、もし、日本の債務がどんどん膨らんで国家予算の破綻が見えてきた時、日本人は本気になって考え始めることでしょう。
「日銀はいよいよインフレを起こして、債務を帳消しにするつもりなのかもしれない」と。その時こそ、インフレへの期待が高まり、この経済問題が解決に向かうのです。
長期国債の持ち主は激しいショックに見舞われるでしょうが、マイナス面はそれだけではないでしょうか。』
あはははは。ごもっとも。
◆日本の財政再建:急ぐ必要はない。日本は自国通貨を持つ先進国として、安定した政治システムと状況や環境の変化に対する適応力を有している。
イギリスの歴史を見ても、政府の負債対GDP比率が250%に達したときがあるが、何の問題にもならなかった。
アメリカ、日本、イギリス。自国通貨を有する先進国は、極めて低利の借款が可能。そのため、財政再建を今の時期を急いではいけない。
「安定した政治システムと状況や環境の変化に対する適応力」
クルーグマン氏は別に皮肉を言ったわけではないと思いますが、わたくしは日本からこれが失われつつあるのかも知れないという危機感を抱いたからこそ、動き出したわけです。
まだ、間に合います。それでも、急がなければなりません。
引き続き三橋貴明をご支援下さる方は、
↓このリンクをクリックを。
URLリンク(blog.with2.net)
176:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:13:19 lD4fB6/e
>161
(生産年齢)人口の減少がデフレの原因っていうと一部の経済学者に
精神科の隔離病棟にいる人たち並のキチガイ・ヒステリーな病的な
ものすごい嫌がらせをしてくるので表現を変えてみたんでは?
177:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:13:39 WX+v36Ky
■日本財政は破綻する?|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
『【社会部オンデマンド】日本財政は破綻する? 「回避できる」に「国民生活犠牲」の声も
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
(前略) 国債の95%は日本国民が保有している。
デフレ不況により、民間企業に設備投資などの資金需要が低迷して、金融機関では企業に融資できず、貯金の運用先として国債の購入を安定的に続けているとされる。長期金利の指標とされる新発10年物国債利回りが1%を割れる展開を見せている。
国際通貨基金(IMF)は今月5日発表した世界金融安定報告で、日本の債務残高に触れた。「短期的に問題が起きる可能性は考えにくい」と指摘したが、長期的に見れば、高齢化で労働人口が減り、国債を買い支えている民間貯蓄が弱まっていくという懸念を示した。
「合法的徳政令」
経済評論家の三橋貴明氏は「財政破綻」を「国債の償還期に金を返済できなかったり、金利の支払いが滞ったりするデフォルト(債務不履行)を起こすこと」と定義した上で、「日本銀行が国債を引き受ければ、デフォルトはあり得ない」と断言する。
日銀が直接国債を買い取ることは財政法で禁止されているが、特別の事由がある場合には国会の議決を経て行うことができる。
三橋氏は「民間企業の資金需要が低いため、需要を冷え込ませる増税や緊縮財政ではなく、国債を発行して財政出動を行うべきだ。
景気が回復してから国債の返済に力をいれたらいい」と主張。その結果、国債への需要が低下し、金利が高くなったときに「日銀が国債を買って抑制できる」と持論を展開する。
だがこの場合、日本円の流通量が増えていき、物に対する価値が下がり、インフレが起きる。インフレは国債など借金の価値を下げるが、同時に国民の現金預金の価値も下げる。
「高齢者のお金持ちは損するかもしれないが、労働世代の給料は上がり、職がなくて困っている若者が就職できる」(三橋氏)(後略)』
産経新聞の「日本財政は破綻する?」にコメントを寄せさせて頂きました。
お気づきになられました? 本取材において、わたくしは「財政破綻の定義を明確化してくれ」とお願いし、それがきちんと書かれています。すなわち、
「財政破綻とは、国債の償還期に金を返済できなかったり、金利の支払いが滞ったりするデフォルト(債務不履行)を起こすこと」
でございます。
178:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:14:56 G+2UYAqA
>>174
株価って外形規模に利益率(あるいは成長期待)を乗じた値がつくから、
日本も失業率を9%くらいになるまで首切って少数精鋭で行けば、
「株価が」Apple並の企業を輩出することはそこまで難しくない。
トヨタも海外に比重を移して配当出せば株価はグンと上がるだろうし、
それを買収資金にすることは難しくはないと思うよ。
それがあなたの望みなのかは知らんけど。
179:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:15:20 61kDKe+V
この人はネタでしょ。迫りくる人口減はインフレ要因だとバブル以前に言われてたんだがなw
URLリンク(reflation-jp.net)
そして総需要の停滞とデフレが続く現在の状況とは問題の種類が異なるという点も認識すべきだ。デフレは、総需要が総供給を下回る、
もしくは支出のスピードが供給のスピードを下回ることから生じる。人口減少は先に述べたように中長期的な供給力を低下させるため、インフレ要因であってデフレ要因ではない。
180:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:16:33 WX+v36Ky
■日本財政は破綻する?|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/3〉
URLリンク(ameblo.jp)
別にいいのです。財政破綻の定義が他にあるというのであれば、そちらの話をしてもいいのです。
例えば、財政破綻とは「政府の負債対GDP比率が悪化していくこと」ということであれば、それでも良いですし、中央銀行の国債買取の結果、インフレ率が100%を超えることというのであれば、それでも良いです。要するに、きちんと定義もせずに、
「財政破綻! 財政破綻!」
と、国民の不安を煽るのは止めろよ、という話でございますね。
実は、本記事において最初に取材を受けたのがわたくしで、その際に上記の「財政破綻って、どんな定義なのでしょう?」を記者さんとお話したため、記事全体が「国債デフォルトはないかも知れないけど、インフレが・・・」の方向になっています。
記者さん自身も、国債のデフォルトは「日本については、ない」ことは納得された上で、
「結局、インフレの問題なんじゃないですか」
と、最後に仰り、わたくしが肯定したため、記事全体も「インフレが・・・」の方向で書かれたようです。
何度も書きましたが、こと経常収支黒字国、過剰貯蓄国の日本において、国債や財政の話を問題視する際に焦点となるのは「金利」と「インフレ率」であり、国債発行残高ではありません。日経BOにも書きましたが、資本主義経済における政府の役割とは、
「民間経済が健全に成長するように、需給や金利、物価などを調整すること」
基本的にこれだけです。
インフレ下で国内の供給が足りないのであれば、増税や政府支出削減により需要を減らす。逆に、現在の日本のように需要が足りないデフレ環境下では、減税や財政出動により需要を増やす。
その際に、金利水準や物価がボトルネックになるため、中央銀行と連携し、極端な金利上昇や高インフレを生じさせないようにする。
政府が国家経済に果たすべき役割とは、基本的にはこれだけなのです。
181:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:18:29 uHwj78bc
>>176
だろうね。
「各業種が人口減少=売上減少として将来予測立ててるのに、
経済が成長するはずが無い」というようなこと言ったら「ユニークな人ですね」
って言われたとか何とかってネットで読んだ記憶あるし。
182:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:18:29 WX+v36Ky
■日本財政は破綻する?|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈3/3〉
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四年前までは、日本の財政破綻について、
「ロシアやアルゼンチンのように、デフォルトしてIMF管理下になる!」
などと、対外負債と対内負債の区別もせず、日本の長期金利が世界最低という事実を無視した暴論が普通に蔓延していました。
何しろ、日本政府の負債の「中身」について、マスコミで解説されることはなく(今もテレビはそうだけど)、なぜ日本の金利が安いのか、政府の負債残高が増えれば増えるほど金利が下がっているのはなぜなのか、
データに基づき解説されることはほとんど無かったのです。
その後、様々な人々がインターネットなどで情報発信をし、
「日本政府国債保有者のシェア」
「日本の銀行が国債を『買わなければならない』理由」
「経常収支黒字国と、経常収支赤字国では、政府の負債の意味が全く違うこと」
などの情報が、少しずつ広まってきました。
結果、毎日新聞にまで「企業の資金需要が乏しく、銀行は運用先が無いために国債を買っている」という、真実が書かれるようになりました。
別に、わたくしは「国債は幾らでも発行できる」などと言うことはありませんし、言ったこともありません。
くどいほど何度も書いたように、国債発行のボトルネック(制約条件)となるのは、金利とインフレ率です。少なくとも、日本ではこの二つだけです。(経常収支赤字の貯蓄過少国は違います)
今回の産経の記事を見ると、以前よりは財政や国債についてまともな論調、あるいは議論になってきたと思うのですが、いかがでしょうか?
少なくとも、
「日本はロシアやアルゼンチンのように、デフォルトしてIMF管理下になる!」
よりは、相当マシだと思うわけです。
そういえば、空気読めないO氏など、最近まで「日本はロシアやアルゼンチンのように破綻する」論を唱え、それを実現するためのロジックを懸命にひねり出そうとしていたなあ(Willとかで・・・)。。。。(遠い目) 脳と時間の無駄遣いですね・・・・、やれやれ。
確かに前よりはマシになってきたと思われた方は、
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183:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:20:33 G+2UYAqA
>>179
需要(総人口が決定)に対して供給(労働年齢人口が決定)が減ると言われてたからね。
結果としては、
・老年世代に巨額の貯蓄がある
・新興国に投資した方が利益率が高かった
・貿易により国内企業を出入り口としたときの見た目の生産性が上がってデフレとなった
・高齢者はあまり物を需要しない(=家は建て終わり、医療介護は保険頼みで再分配を通じて労働年齢の消費を食ってるだけ)
っつーのが観測事実。
184:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:20:39 WX+v36Ky
■嗚呼!国債が買われる・・・・|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/2〉
URLリンク(ameblo.jp)
破綻論者の方々の奮闘努力の甲斐も無く、日本国債はますます金利が下がり(国債の価格が上がり)続ける状況に至っています。またまた、
「こんなものは、国債バブルだ!」
とか、アホな叫び声を上げる評論家が増えるでしょう。
上限価格が設定されていない株式や不動産(とかチューリップ)なら、バブル化するというのが分かるのですが、上限価格が定まっている国債で「バブル」とは、これいかに?
1兆円を政府に貸したら、償還時にはどうあがいても1兆円しか戻ってこないのですが。
IMFに梯子を外され、長期金利はだだ下がりで、それにも関わらず「日本は財政破綻する!」とか叫び続けなければならないご身分も、なかなか大変でございますね。
予め断っておきますが、ただでさえ世界最低の日本の長期金利が、さらに下がるほど「金融機関の過剰貯蓄の運用先が無い」ということは、ものすごく問題です!
ほとんど2002年並に景気が悪化し、デフレが深刻化していることを意味しているのです。
とはいえ、問題はあくまで「民間の資金需要が無い!」ということであって、「国債がGDPの何%に達したので、破綻する!」とかいう話ではありません。
『【今週の債券】長期金利0.8%割れ試す展開、米緩和観測や円高基調で
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
今週の債券市場で長期金利は約7年ぶり低水準の0.8%割れを試す展開が予想されている。米国では雇用統計を受けて追加緩和観測が一段と高まっているほか、円相場が約15年ぶりの円高・ドル安水準を更新。
相場には高値警戒感が出ているが、買い材料が多いことから投資家の購入意欲は強いとみられている。(中略)
長期金利の指標とされる新発10年債利回りについて、ブルームバーグ・ニュースが8日に市場参加者4人から聞いた今週の予想レンジは全体で0.80%から0.95%となった。
前週末の終値は0.855%。0.8%割れとなれば2003年7月1日以来となる。 (後略) 』
185:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:23:23 WX+v36Ky
■嗚呼!国債が買われる・・・・|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/2〉
URLリンク(ameblo.jp)
最新の国内銀行における「貸出金」「実質預金」「預金超過額」の推移をどうぞ。
【国内銀行の貸出金、実質預金、預金超過額の推移(単位:十億円) 1989年-2010年8月】
URLリンク(members3.jcom.home.ne.jp)
URLリンク(members3.jcom.home.ne.jp)
8月時点の預金超過額は157兆円、内、国債での運用が142兆円となっています。
「過剰貯蓄の運用先がないほど、景気が悪い」
「景気が悪いから、税収が下がる。同時に政府は景気対策を打たざるを得ない」
「税収が減り、支出が増えた結果、政府の財政が悪化する」
「政府の財政が悪化した結果、政府支出削減圧力が高まる」
「政府が支出を切り詰めると、GDPが削られ、景気が悪化する」
「景気が悪化すると、過剰貯蓄の運用先がますますなくなる」
「結果、国債が買われ、金利が下がる」
現在の日本は、上記の循環(実際はもう少し複雑ですが)を延々と繰り返しているわけです。
いい加減、このバカバカしいフローを断ち切る必要があるわけですが、最近の新聞報道(テレビは全くダメですが)を見ていると、本当に以前とは比べ物にならないほど「正しい報道」に近づいていると思います。(国債の部分だけだけど)
昨日も書きましたが、日経はもちろんのこと、毎日新聞にまで「企業の資金需要が乏しく、銀行は運用先が無いために国債を買っている」という、真実が書かれているわけです。
何しろ、上の循環が続く限り、日本が健全な成長路線に戻ることはなく、結果的にマスコミ関係者の給与水準が下がり、経費の切りつめが進んでいます。
自分たちの「生活」のためにも、そろそろ「日本は財政破綻する~っ!!!」系の論調は止めて、真面目にデータに基づいて問題を把握し、それを社会で共有するように努めた方がいいですよ、マスコミの皆さん。
明日は「嗚呼!お金が借りられない・・・・」
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186:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:25:52 5xMViUIT
労働人口=消費人口と捉えれば、年金を廃止して、死ぬまで働けば内需が拡大するの
だろうな。
高齢者の労働は若年層の雇用を奪うという説もあるけれど、どっちがニワトリでどっちが
タマゴなんだろうな。
187:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:26:35 WX+v36Ky
■嗚呼!お金が借りられない・・・・|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈1/2〉
URLリンク(ameblo.jp)
別に、本日の日銀発表やその中身を見越したわけでも何でもないのですが、昨日のエントリーで、
「明日は「嗚呼!お金が借りられない・・・・」」
と予告したところ、そのまんまの記事が出ました。タイミングがいいこと。
『銀行の貸出残高、10カ月連続で減少 日銀発表
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
日銀が13日発表した9月の貸出・資金吸収動向(速報)によると、国内銀行の月中平均の貸出残高は前年同月比1・8%減の394兆2741億円と、10カ月連続で減少した。
日銀によると、企業の運転資金と設備資金の需要の弱さが続いていることが要因。業態別では、大手銀行などの「都銀等」が3・9%減。地方銀行と第二地銀の合計は0・4%増だった。
都銀と地銀、第二地銀を合計した実質預金と譲渡性預金(CD)の残高は3・1%増。企業が手元資金を多めに保持する動きが続いていることを反映した。』
銀行からお金が借りられない、すなわち民間の資金需要がない状況が続いています。
とはいえ、上記の記事だけでは銀行側の状況しか分かりませんので、お金を借りる側である企業サイドから見たデータをグラフ化してみましょう。すなわち、国内銀行の貸出態度DIです。折角なので、大企業、中堅企業、中小企業別にグラフ化しました。
貸出態度DIは、企業から見た銀行の貸出態度について、「厳しい」か「緩い」を評価するものです。ゼロよりも上(プラス)になっていた場合、銀行の貸出態度が緩いと判断できます。
188:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:28:36 gsCzAinB
団塊世代の多さによって経済に大きな影響を与えたという割に、
団塊jr世代の今現在は無視してすでに老後の話になり、
かつ、より若年層への収入の話になっている件。
189:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:32:15 /RcoJTwU
書名 実測!ニッポンの地域力
著者名 藻谷浩介著
出版社 東京 日本経済新聞出版社
出版年月 2007.9
これ読むと、今後首都圏の高齢化が心配されている。
さらに、首都圏が人口を吸収していることが全国的な活力を
削いでいると主張。
この人と対照的な見方をしているのが、
書名 高度経済成長は復活できる
著者名 増田悦佐著
出版社 東京 文芸春秋
出版年月 2004.7
昭和20年代から始まった、過疎と過密問題を解決する
のに、均衡ある国土の発展路線となって、東京と大阪
の活力を削いだ。
しかし、小泉改革で工場も新規につくれるようになり、
集中して高度経済成長ができるようになったと主張。
どっちが正しいの?
190:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:34:42 McpfeF7v
■嗚呼!お金が借りられない・・・・|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」〈2/2〉
URLリンク(ameblo.jp)
【国内銀行の貸出態度DI(大企業、中堅企業、中小企業別)2008年以降】
URLリンク(members3.jcom.home.ne.jp)
URLリンク(members3.jcom.home.ne.jp)
う~む・・・・。
リーマンショック(08年9月)直後は、大企業の貸出態度DIが一気に悪化し、中小企業を下回っています。その後、大企業(及び中堅企業)の貸出態度DIは急速に改善し、今は銀行側が「借りてください」状態になっています。
ところが、中小企業の貸出態度DIは厳しいままですので、銀行の貸出態度について二極化が発生していることがわかります。
その上で、十ヶ月連続で銀行の貸出残高が減少しているわけですから、
「大企業は借りてくれない、中小企業には貸したくない」
という、バブル崩壊後の欧米や中国と全く同じ問題が発生していることになります。
大企業はバランスシート調整(もしくは単に資金需要がなく)でお金を借りず、中小企業は借りたくても借りれないというわけです。
デフレ対策としての金融緩和を否定する気は全くないのですが、それにしてもこの状況で銀行に流動性を供給し(=国債等を買い取り)、マネーサプライが拡大するかどうか、甚だしく疑問です。
民間企業の資金需要がない(中小には銀行側が貸したくない)中、ジャブジャブに流動性を供給しても、結局のところ国債が買われる(=国債金利が下がる)結果を招くのではないでしょうか。
すなわち、金融緩和は必須にしても、それはあくまで政府による需要創出、すなわち財政出動とパッケージでなければならないと考えます。
財政出動により大企業の資金需要を刺激し、同時に中小企業に「仕事」を与えなければ、銀行にお金を撒いても、デフレ脱却はままならないと思うのです。
今後とも三橋貴明の活動をご支援下さる方は、
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191:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:35:57 61kDKe+V
>>183
需要は総人口が決定するという議論自体がスレタイのオッサンに捕まる理由だw
192:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:39:04 G+2UYAqA
>>191
1980年代の高齢化インフレ論はまさにそれだよ。
働かなくても需要はするって論法。
だから機械化で生産性を上げろとか色々言われてた。
なんなら白書でも読むといい。
「日本経済の課題」とかそういうタイトルの章にそう書いてあるから。
193:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:39:30 McpfeF7v
>>189
■増田悦佐 『日本文明・世界最強の秘密』 2008年、PHP研究所
URLリンク(www.amazon.co.jp)
説得力のある日本経済論、都市論, 2010/4/15 By to be or not to be
本書の内容を要約すると、
・文明の盛衰はエネルギー効率で決まる。
・都市に人口を集中したほうがエネルギー効率が高まり、経済成長を促す。政府は地方優遇策をやめ、
都市に人口が移動するように誘導すべき。
・都市の規模には限界がある。鍵となるのは効率的なネットワーク型鉄道網であり、その条件を満たし
ているのは世界でも東京(と大阪)だけである。
・自動車中心の都市づくりをしている欧米の将来は暗い。
・人は鉄道利用が高効率だが、貨物は(鉄道なら積み替えが必要なので)自動車の方が効率がよい。
など
「欧米のエリートの見栄によって鉄道が衰退し車社会となり、都市が衰退する」という論理は説得力があった。
ヨーロッパの美しい景観や荘厳な駅舎を有難がる日本の知識人を本書内で激しく非難しているのも、
欧米の真似をすると日本が衰退してしまうという危機感が著者にあるからだろう。
■増田悦佐 『クルマ社会・7つの大罪―アメリカ文明衰退の真相』 2010年、PHP研究所
URLリンク(www.amazon.co.jp)
クルマというキーワード一つでアメリカ文明を語る野心作, 2010/9/6 By じゃが~
本書は、日本とは逆に、クルマ社会を自ら選択したからこそ衰退すると著者が予測するアメリカ合衆国について、クルマ一本に絞って話を紡ぐ。
それは歴史の偶然であり、アングロサクソンの宿命でもあり、国土や国家の成り立ちからの宿命でもある。
7つの大罪を書いてしまうと、次の通り。これが章立てになっている。
1.エネルギー・スペースの浪費
2.行きずり共同体の崩壊
3.家族の孤族化(タイプミスではない。核家族が崩壊して、個からさらに孤独になるという)
4.大衆社会の階級社会化
5.味覚の鈍化
6.自動車産業の衰退
7.統制経済への大衆動員
1、2、3、4ではクルマ社会での都市化問題、共同体の崩壊と階級の固定化を歴史的経緯も含めて書かれている。
さらに5で、マクドナルドとケンタッキーばかりの没個性化と肥満の増加がクルマ社会の定着によるものであることがすっきりと説明されている。
6の自動車産業の衰退に至っては、その実態に驚きを通り越して呆れてしまった。クルマ社会が発達するほど自動車産業が衰退するのだ。
この逆説に世界で唯一逆らっているのが日本である。その理由の1つに鉄道網があるが、それだけではなく、数々の理由を挙げ詳細に分析している。
さらにクルマ社会が統制経済に向かう原動力となるとは、これまた大胆な切り口である。納得するかどうかは、読んでからのお楽しみ。
194:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:41:49 oJqAPVzB
>>191
この本読んでみたけど、当たらずも遠からずという
感じはしたな。
自分に子どもがいなければ玩具産業や受験産業とは
どうしても縁遠くなるだろうし。
そういえば自分の親父が高校出て定年退職するまでが
丁度日本が世界第2位の経済大国だった時期と綺麗に
重なってることに気が付いた。
自分の体感では1990年代後半から2000年代
初めが一番我が家なりに裕福だったと今更思う。
195:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:43:46 UL09we4k
労働力人口の問題は、民主党が少子化対策・子ども手当という形で国民に問うたじゃないか
結果は、無駄遣いやバラ捲きという批判が(少なくとも2chでは)大半だった
そういうお前らに>>1を偉そうに語る資格はない
196:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:44:42 61kDKe+V
>>192
働かなくても需要は発生するだろう。ナマポでパチンコw
197:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:45:53 61kDKe+V
>>194
遠いよ。人口と需要に明確な相関なんて見られないんだから。
198:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:46:36 McpfeF7v
■続 相対化|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」
URLリンク(ameblo.jp)
インフレ時に公務員削減などの政府支出削減をするのは、正しいソリューションです。
しかし、デフレ期にやってしまうと、失業率上昇とデフレスパイルを呼び込むだけです。
【人口千人当たりの公的部門における職員数の国際比較】
URLリンク(members3.jcom.home.ne.jp)
URLリンク(members3.jcom.home.ne.jp)
「日本の「政府企業職員」には、独立行政法人(特定及び非特定)、
国立大学法人、大学共同利用機関法人、特殊法人及び国有林野事業の職員を計上。」
財政、公共投資、デフレ対策、輸出依存、対中依存などなど、相対化しない人々が
間違った情報を垂れ流し、間違った認識を社会に共有させようとしています。
公務員問題一つとっても、この有様ですから、これでまともな対策など立てようがありません。
何度も書いていますが、間違った問題把握をする人が、正しい対策を構築することは
決してできません。そして、正しい問題把握をするためのメソッド(手法)の一つが、相対化なのです。
199:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:47:09 oJqAPVzB
1930年代の日本が7000万人という事を考えれば、
本来の日本はドイツ並の人口や経済規模が身の丈
だったのかもしれんな。
国土の規模もドイツとほぼ同じ大きさだし。
200:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:48:09 MrIJbjNQ
>>13
>>13
これがすべて。
人口がどうあろうとデフレとは関係ない。
需要が減るなら貨幣の供給を増やせばいい。
消費が減るならベーシックインカムで消費を倍にすればいい。
むしろ、一人あたりの消費を増やして豊かになる大チャンス。
201:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:48:51 wcHYcQia
>>1
>>経済学者でもない、政府系金融機関の地域振興担当者
期待して読ませていただきました。こんなレベルで政府系金融機関に勤めれれるとは驚いてしまいました。
202:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:48:53 UL09we4k
労働力人口を解決するには、主に3つの方法がある
第一に、移民の受け入れ。第二に、少子化対策をやること(子ども手当のような)。第三に、女性の社会進出の支援による、労働力人口の増加
このうち、第一については国民がはっきりNoを示しているのだから、第二と第三の方法のセットで問題を解決しないといけないのは明白
だからこそ、子ども手当や女性の社会進出の支援(具体的には、産休を取りやすくしたり女性がすぐに辞めなざるを得ない今の体制を改めること)をしないといけない
だけど2chではバカがのさばってるから、すぐに無駄遣いとか女性は労働に向いてないとか下らない馬鹿げた感情論で問題を先送りしようとする。本人は意識しなくとも問題の先送りになっているのは、明らかな事実だ
お前らもこの事をよく認識しろ。せめて移民か少子化対策かどっちか選べ
203:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:49:42 McpfeF7v
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 「人口減少でデフレ」はウソです
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
2001年→2009年
日本よりも人口増加率が小さい国の経済指標
URLリンク(blog-imgs-45.fc2.com)
人口が減っている国って、結構多いんですね!
「人口減少だから、経済成長しない 」→ウソ!
「人口減少だから、デフレ」→ウソ!
と思われた方は、
↓こちらのリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m
URLリンク(blog.with2.net)
204:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:51:25 UL09we4k
>>200
>>13で言ってるのは、「総人口」であって「労働力人口」ではないだろ?
そこが違うだけで結論は全く違ったものになるはず
なぜなら、総人口というのは子供や老人のような非生産的な人間も含むが、労働力人口というのは文字通り働いて税金を納める人間の数だからだ
働く人間が減れば国全体の購買力が落ちるのは当たり前だ
205:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:51:52 G+2UYAqA
>>196-197
観測事実として高齢者になると(借金してでもしたい)消費が減るってな話か
本当は医療費とか介護費とかあるんだけど再分配に頼りっぱなしだからねえ。この部分は。
>>200
ただ貨幣の供給を増やすにも、流動性の交換対象となる債権が転がってないという問題がある。
貨幣流通が少ないって、言い換えると国民が借金しなさすぎって意味だからな。
206:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:53:34 MrIJbjNQ
>>204
>>205
だ・か・ら・
働かない人にもカネを配れるベーシックインカムなんだよ。
207:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:54:18 509J7uNY
>200
>>1が嘘だという割に、1と同じ事言ってるのは何なんだろうねぇ。
208:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:54:37 UL09we4k
総人口と労働人口を取り違えて議論してる馬鹿がのさばってるのも2chという場所
労働人口の増減と経済成長には明らかな相関があるというのに
労働人口が減れば、経済成長すら難しくなってしまう
リフレだの何だのだって、結局は持続的な経済成長を前提にしてるじゃないか
労働人口の問題を解決しない限り、経済成長なんて夢のまた夢なのにな
209:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:55:30 61kDKe+V
>>204
働かない人間でも消費はできるわけだから所得分配の不均衡は政治の問題だな。
210:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:56:23 dqq8ktft
>>1乙 簡潔にまとめられていて解かりやすいので本買わなくてよいかも
でも.様々なグラフ.実数は参考になるから.やっぱり買って読んだほうが良い
211:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:56:55 UL09we4k
さらに言えば、労働力人口そのものが増えたとしても、総人口に占める割合が減ればそれだけ国民一人辺りの税負担は重くなる
公的サービスが同等のままどんどん税金が重くなっていく社会では、優秀な人ほど海外に脱出してしまうのではないか?
212:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:57:17 61kDKe+V
>>205
ライフサイクル仮説が当てはまっていないという問題がある。
景気は人々の気の集合気で作られるコックりさんのようなもの。
人口減がインフレ要因であると信じれば貨幣の貯蔵をやめるだけw
213:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:58:35 McpfeF7v
>>208 ←低脳
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 日米中カネ刷り合戦の勝者は?〈1/3〉
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
日米中の政府総支出、マネタリーベース、名目GDP
URLリンク(blog-imgs-45.fc2.com)
★政府総支出は、
日本だけが減。
米は1.75倍増(+75%)、中国がなんと4.75倍増(+375%)です。
絶対額でみても、
米国はなんと203兆円増です。中国も62兆円増でかなりの金額です。
203兆円といえば、日本のGDPの約4割です。
9年ほどの間に、政府の総支出を203兆円も増やしたアメリカ政府。
それに対して、
同じ期間に
政府総支出を全く増やさず、内需拡大していない日本。
「日本は為替介入で外需を増やす=アメリカの内需を取ろうとしている」、
とアメリカの要人たちが認識しているとしたら
残念ながら、彼らが頭に来るのも仕方ないかも知れません…。
ところで、
人口が増えているアメリカや中国と違って、
人口が減っている日本は政府支出を増やせない
というように思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、
アメリカの人口は99年から08年までの9年間で1.75倍も増えていません。
確かに2500万人くらい増えていますが、+9%弱です(IMFデータベースより)。
中国にしても、4.75倍も人口が増えるはずありませんね。
そんなことになっていたら、中国の人口は60億人になってしまいます。
7000万人増えて+5%程度です(IMFデータベースより)。
ということで、米中の政府総支出の増加と人口増加とはほとんど関係ありません。
「人口が増えていないから政府総支出も増やせましぇん 」
というのは理屈が通らないでしょう。
214:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:58:44 61kDKe+V
>>210
ばーか。読まなくてよいの間違い。
人口減がデフレ要因になるというなら戦後人口が増加してもずっとディスインフレだったのは何という話w
215:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:59:39 fXfNjU0/
>>204
そんなにいうなら世界銀行のデータをひっぱてきて
生産年齢人口の増減とインフレ率に相関関係があるって事を示してくれよw
俺にはどう見ても相関関係が有るとは思えないけどw
13をちゃんと見てからいえっての
216:名刺は切らしておりまして
10/10/26 21:59:55 UL09we4k
経済問題は、人口問題だ
お前らは、子ども手当に賛成なのか?それとも移民受け入れに賛成なのか?
そのどちらかを選ばないといけない。どちらも拒否するというのは、明らかに政治的無責任だ
日本は民主社会なんだから、国民一人一人がその意識をしないといけない
217:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:00:03 G+2UYAqA
>>206
一つは、「ベーシックインカムは貨幣流通の増強で景気浮揚になる」と主張するなら
国が借金を大幅に増やすという確約がないとならない
あと働かずに食える層ってのはイギリスで社会不安の元凶になるって証明されてるぜ
218:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:02:02 NQ0H6yq6
>>194
GDPおよび所得平均の最高値が1996年じゃなかったかな?
>>197
あるよ。
日本だと、すでに一軒家があれば、他に家を買うことは
少ない。
また、買う年齢は30-40代が高く、それ以外は低い。
ライフステージにあった消費が年齢と人口で決まる。
すでに幼稚園なんかは統廃合が進んでいるが、それも人口減
による需要減。
つまり、ある商品を購入する対象の人口を見て有望かどうか
わかる。
219:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:02:07 updeBdSD
>団塊世代の大半が要介護年齢に達する頃に、今度は団塊ジュニア世代が引退の年齢を迎え始める。
おいおい、団塊ジュニアを35歳と仮定して、親は60~65歳だろ。
引退を60歳としても25年後。85~90歳で要介護って平均寿命越えてんぞ。
団塊世代の要介護は10年後が目処だろうに……
はっ、もしかしてロスジェネと称される団塊ジュニアは40代で引退に追い込まれる
という事を暗に言っているのか……だとしたら恐ろしい。
220:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:02:51 61kDKe+V
>>216
経済問題は、世間で言われるマクロ経済学であり、その論点は需要と供給であって人口ではない。
221:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:03:15 UL09we4k
それなのに移民については見知らぬフリをし、子ども手当については無駄遣いだバラマキだと批判したどこぞの政党があったじゃないか
責任政党とかふざけた事を抜かしてるが、移民か少子化対策についてきちんと言及しない限り自民党に投票する気は一切ない
222:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:03:50 61kDKe+V
>>218
あぁ一般物価と相対物価を区別できないアホがまた一人w
223:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:05:36 uHwj78bc
人口の増減と経済成長が無関係って言ってるのは馬鹿でしょ?
人口「増加の大小」と経済「成長の大小」が厳密な相関はないかもしれないけど
人口そのものの減少で経済が成長し続けた例は、どこにあるの?
224:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:05:49 UL09we4k
>>220
マクロ経済学は人口の問題を捨象してるだけで、実際の社会においては人口問題は重要に決まってる
それも今の日本のような少子化+高齢化のダブルパンチがきてるような所ではその悪影響があって当たり前だ
225:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:06:57 509J7uNY
>>215
URLリンク(tacmasi.blogspot.com)
見るのは13じゃなくこっち。
で、1の本って基本的に成熟した先進国が陥る大国病(資産が集中し、その資産が運用されない動脈硬化)
に対して、移民を使い捨てる以外の処方箋があるか? というのが本旨なんだけど、このプロットだと明らかに
先進国の数多すぎないか?
226:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:07:44 8hyD/DC4
デフレの説明に需給バランスが持ち出されるけど、両天秤に載せるものが間違ってるよな?
>>1みたいな論だと、必ず(a)生産=供給と(b)消費=需要が天秤の皿に載せられる。
だが、その(b)消費=需要ってのが、よく考えたら寸前に生産者として「お金」を稼いで、
その「お金」を握り締めて別の生産物を買いに行くわけだから・・・
・・・ずっと流れで見ると、仲介者である「お金」は関係無くなっている。
『よく見たら両天秤の皿に「物」と「物」を載せていたでござるの巻』
お金は物々交換の中継装置だ。
よって、物価を考える場合、両天秤に載せるべきは取引需要と通貨供給だ。
しかも、どちらも長期的な推移を皿に載せる。短期で買いオペやりました、とか無駄
227:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:08:52 UL09we4k
ただこれから円がハイパーインフレになる可能性も考慮すれば、人口減少が必ずデフレを引き起こすというのは必ずしも正しくないな
228:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:09:39 hj/QcNsL
デフレの原因は ゆとり教育が 原因。競争しない 欲しがらない教育で どうして国が栄える??体罰禁止も あまりにも非常識な場合には 態度で示すのも 必要だろ。ネットゲームに 夢中で 車を 買わない若い世代に 明るい未来はないわ。購買欲を 教育しろよ政府
229:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:10:51 61kDKe+V
>>224
需要一定バカはどうしようもないな。
230:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:10:55 7OKLtKHV
この本のここには賛成↓
移民の受け入れに反対
231:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:12:03 S/izWtpi
>>224 ←馬鹿
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 日米中カネ刷り合戦の勝者は?〈2/3〉
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
★マネタリーベースは
・日本の増え方は米中に比べれば見劣りはしますが、
+28%で、
政府支出の5%減と比べれば頑張っているほうでしょう。
・米国は90兆円増で、2.78倍増(+178%)、
中国はなんとまあ、126兆円増で、4.6倍増(+360%)という驚異的な増え方です。
いまや、中国人民銀行は世界最大の中央銀行となってしまっています。
★以上の入力の結果、出力の名目GDPは
日本 1.02倍増 +7兆円
米国 1.54倍増 +426兆円
中国 3.50倍増 +280兆円
00年初(99年末)から08年末の9年間で、
アメリカは、ほぼ日本1ヶ国分名目GDPが増えています。
中国は、ほぼ日本0.5ヶ国分名目GDPが増えています。
繰り返しになりますが、
米国も中国も、人口が1.5倍とか3倍とかになったわけではありません。
GDPの増加と人口の増加はほとんど関係がありません!!
このように、
日、米、中で
政府総支出、マネタリーベース、名目GDP
の増え方を比較してみますと、
日本の名目GDPがなぜ増えないのか、なんて、議論の余地は全く無いように思えます。
発展途上の中国のように指数関数的に増やさないまでも、
政府総支出を全く増やさずにどうやって名目GDPを増やすというのでしょうか???
232:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:12:10 UL09we4k
移民受け入れに反対するなら勿論子ども手当には大賛成なんだよな?
移民受け入れ反対子ども手当反対というクズを俺は売国奴だと認定している
233:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:13:26 61kDKe+V
>>232
子供手当てには大賛成だ。独身含め30台までの男女全員にお金をばら撒くべきだ。
負の所得税がよい。
234:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:14:24 S/izWtpi
>>227 ←阿呆
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 「国家破産」論 迎撃「PAC-3」トーク集〈4/5〉
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
(破)
「でも、日銀が国債を買うとなるとハイパーインフレに…」
(迎撃トークPAC‐3)
「ハイパーインフレの定義はご存知ですか?
月率50%、年率13000%のインフレのことです。
日本の1830年以降のインフレ率は最高で、大戦直後1946年の365%です。」
物価指数資料:
・新保博氏「江戸の物価変動,1830年-1867年」
URLリンク(www.lib.kobe-u.ac.jp)
・吉野俊彦氏「円の歴史」p.275
・総務省・統計局 「接続指数」URLリンク(www.stat.go.jp)
(迎撃トークPAC‐3)
「しかも、
あの第二次世界大戦でボロボロになった、
極端な物不足・供給力不足の1946年で、たったこれだけなのです。
今の超モノあまり、超デフレの時に
なぜ、大戦直後を大幅に上回るようなインフレを心配しないといけないのですか?
では、伺いますが、日本がこれからものすごい勢いで国の借金を増やしたとしても、
1980年以降15年間のイタリアや、
1940年以降5年間のアメリカを
下回るペースでしか国の借金を増やせないでしょう。
その、
80年以降15年間のイタリアですらオイルショックの余韻の20%台から
5%くらいにまで下がって行き、
大戦中のアメリカですら最高で11%にしかなりませんでした。
日本でこれ以上国の借金が増えたらハイパーインフレになるという根拠が、
一体どこを探したら出てくるのか、
どれくらいの期間で、どれくらいの金額で、何%のインフレになるのか、
客観的数値データに基づいて、論理的に、明快にご説明ください。
何の根拠もなく、ただなんとなくハイパーインフレになるとおっしゃるのであれば、
それはあなた、単なる風説の流布ですよ。」
235:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:14:30 509J7uNY
>>232
移民反対で、子供手当はとりあえず不要。
なぜなら、これは現役世代の中でほぼ話を回してるから。
現役以上世帯の資産が消費に回り、給与が創出され、税収も増えて、その上で少子化が進むなら子供手当がいる。
今やるのは全く意味がない。
236:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:17:46 5xMViUIT
労働人口は供給であり需要であるけれど、それ以外は供給でもなければ需要でもない
ということではないのか。
237:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:19:27 IoWjjy0+
起きて半畳、寝て一畳
国民のライフスタイルによって違ってくるけど、やはり消費人口と
経済規模はその国だけでみれば相関関係はあると思う。
政府の経済対策や産業界のパラダイムシフトによって一時的にマシに
なるかもしれないけど、最後は必ず衰退する。今のままでは。
238:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:19:50 S/izWtpi
>>227 ←間抜け
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 続・「国家破産」論 迎撃トーク集(1)〈1/7〉
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
一昨日ご好評を頂きました
【「国家破産」論 迎撃「PAC-3」トーク集】
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
もうちょっと補強しておく必要がありそうでしたので、今日は続編と言う形です。
(破)
「政府紙幣なんて刷ったら、ハイパーインフレでしょう」
(迎撃トーク PAC-1 「江戸時代編」)
「江戸時代は、そもそも中央銀行なんてありません。
政府たる幕府が直接貨幣を発行していました。
神戸大学名誉教授・新保博さんの
「江戸の物価変動,1830年-1867年」
URLリンク(www.lib.kobe-u.ac.jp)
を参照すれば、
江戸の物価指数は、とりあえず資料が存在する1832年以降で
1832年 89.5 1865年 257.1 →たった平均年率3.2%のインフレ
開国後の混乱期ですら
1859年 125.5 1865年 257.1 →平均年率12.7%のインフレ
でしかありません。
ハイパーインフレの定義は年率13000%ですから、
政府が直接通貨を発行したらハイパーインフレなんて
大ウソです。」
239:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:20:57 G+2UYAqA
>>225
ジンバブエを除くって書いてあるからすべての国と地域だろ。
確かに高齢化デフレ原因説って先進国対象が前提だから、
そういう意味では高橋のは趣旨を外した回答ではあるな。
まあ反論するなら自分で先進国だけ切り直して統計とってみろって話だが。
240:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:22:24 61kDKe+V
>>237
衰退とは何を意味する?人口が十分の一になっても名目GDPが成長することは理論的には可能なわけだからねぇ。
241:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:23:12 NQ0H6yq6
>>220
マクロ経済の最単純モデルは投資と消費の合計。
そこには人口は関係ない。
しかし、消費の分析において、何がどれだけ売れるか、
売れるものをどれだけ仕入れるかという視点では、
消費者分布の考察は省けない。
その分析を>>1がやったという話だろ。
242:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:24:42 UL09we4k
>>238
江戸時代は通貨そのものが実体価値(=金or銀)を持ってたんだからインフレしなくて当たり前だよ
幕末には貨幣改鋳で金の含有率減らしたし
243:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:24:59 IoWjjy0+
>>240
それは事実上の金融立国だね。
外需が全てで金持ちしか住めないみたいな
244:名刺は切らしておりまして
10/10/26 22:26:42 dzk6fTog
>>242 ←知恵遅れ
■廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ 続・「国家破産」論 迎撃トーク集(1)〈2/7〉
URLリンク(grandpalais1975.blog104.fc2.com)
(破)
「でも、江戸時代は紙幣じゃなくて小判でしょう。紙幣だったらハイパーインフレでしょう」
(迎撃トーク PAC-2 「明治維新編」)
「明治維新(1867年)後、明治15年に日銀が設立されるまで、
中央銀行は存在しませんでした。
つまり、政府が直接紙幣を刷っていました。
明治10年の西南戦争がおきるまでは、基本的に物価はデフレ基調、
西南戦争後にインフレになりましたが、
日銀設立の前々年の明治13年の14.1%をピークに打ち止めとなり、
平均で年9.9%のインフレでしかなく、
ハイパーインフレの定義、年13000%には遠く及ばないインフレにしか
なっていません。
しかも、西南戦争という特殊な事態が起こってもこの程度だったのです。
政府が直接貨幣を発行したらハイパーインフレなんて
誰からお聞きになったのですか?夢のお告げか何かでしょうか?」
(迎撃トーク PAC-3 「ジンバブエ編」)
「ジンバブエでは、もはやインフレ率の統計を取るのをあきらめるくらいの
ハイパーインフレです。
最後に記録されたのが
08年7月に年率2億3100万%
です。
ところで、ジンバブエでは政府が紙幣を発行していたわけではありません。
ジンバブエの紙幣の写真(冒頭AFP記事)を良く見てみてください。
『RESERVE BANK OF ZIMBABWE』
とはっきり印刷されていますね。
中央銀行発行紙幣ですよ、これ。
GOVERNMENT OF ZIMBABWE
なんて一言も書いていません。
紙幣は政府が発行しようが中央銀行が発行しようが、
ジンバブエのようにハイパーインフレにもなるし、
西南戦争以前の明治維新政府のようにデフレにもなります。
でも、
政府紙幣よりは、中央銀行の国債引受け(買いオペ)の方が
無難だとは思いますが」