【漁業】マグロ漁脅かす海賊 中国の漁船、ソマリア避け日本へ[10/10/25]at BIZPLUS
【漁業】マグロ漁脅かす海賊 中国の漁船、ソマリア避け日本へ[10/10/25] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
10/10/25 08:42:04
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アフリカ東部ソマリアの周辺海域で多発する海賊に、日本のマグロ漁が脅かされている。
ソマリア周辺で操業できなくなった台湾、中国や欧州の漁船が、日本の主な漁場である日本近海などへの
移動を望んでいるためだ。マグロ類は漁獲制限が厳しく、国際会議での事前配分が必要。
11月から始まるマグロ漁の国際会議では、各国間で配分をめぐるつばぜり合いが激しくなりそうだ。

ソマリア沖のインド洋西部で海賊の被害が目立ちはじめたのは2005年ごろ。
外務省によると、09年に世界で発生した海賊事案406件のうち、ソマリア周辺が半数以上の
217件を占めた。今年も減る気配はなく、政府は09年から海上自衛隊の護衛艦を派遣している。

水産庁などによると、海賊は当初、タンカーや貨物船を主にねらっていた。
しかし08年ごろからは東方に活動範囲を広げ、漁船も標的にしはじめた。小型ボートで近づいて
襲う手法が広がり、奪った漁船を海賊船に転用することもあるという。
特に09年以降、台湾や中国の漁船が海賊に拿捕(だほ)され、乗組員が長期間拘束されて
多額の身代金を奪われる事件が続発した。

世界各国のマグロ生産者団体などでつくる「責任あるまぐろ漁業推進機構」(東京)に登録した
大型マグロはえ縄漁船計1067隻のうち、台湾が3分の1の359隻。275隻の日本を上回り
世界最多だ。台湾はインド洋、日本は近海の中西部太平洋というすみ分けだった。

ソマリア沖の海域は、主にキハダマグロを狙う台湾や中国のはえ縄漁船と、缶詰用のカツオを求める
欧州の巻き網漁船の漁場。クロマグロなど高級マグロを狙う日本漁船は多くないため、
直接襲われることはほとんどない。海賊被害を恐れた台湾、中国船は日本近海の中西部太平洋に、
欧州船は北部大西洋に漁場を移すことを望み、日本などに援助と協力を要請している。

だが、日本にとって中西部太平洋と北部大西洋はクロマグロの大切な漁場だ。
今年3月のワシントン条約締約国会議で大西洋クロマグロの禁輸が議論されるなど、世界中で
マグロ類は資源減少が懸念されている。東大西洋のクロマグロは10年の総漁獲可能量が08年の
半分以下に設定されるなど、資源管理が厳しい。まぐろ機構の原田雄一郎専務は「海賊の影響は
思わぬ大きさになっている」と嘆く。

各国の海域ごとの漁獲量は、年1回の国際会議で魚種ごとに定められる。
日本が主漁場にする二つの海域については「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」が
11月に、「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」が12月に、それぞれ年次会合を開く。
海賊被害を背景に、国際会議で配分をめぐる各国の要求が強まるのは必至だ。

日本は他国の流入を許す余裕はないが、一方で漁獲されたマグロの23%を食べる世界一の消費国
として先頭に立って資源管理を進めている立場でもあり、各国の攻勢を乗り切るのは簡単ではなさそうだ。

-以上です-
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