10/10/24 09:51:12
>>1の続き
「尖閣」問題で、民主党政権の「国土と国民を守る」覚悟と能力の脆弱性を衝き、大方の国民の同意を得られたとの「自信」を背景に、
自民党は一気に攻勢に出て、政権奪還の足がかりにしたいところ。
だが、この「対案」を見る限り、大雑把で説得性に欠ける。
1年有余にしてすでに「野党慣れ」したのか、議論が粗くなってきている。
また、各省庁からのデータ提供が乏しくなり、政策情報が貧困になっているようでもある。
かつての自民党政調は官僚を部会に呼び付け、政策を細部にわたって精査した。
いま、官僚との接触がままならないなら、国会の委員部のスタッフを通じてでも、各省庁の政策情報を入手し、政策の制度を高めることであろう。
選挙に勝つことばかりでなく、政策で勝つこと、これが政権復帰への近道。
先の総選挙での民主党308議席は、いまや「砂上の楼閣」となろうとしている。
次の選挙では200議席も取れないだろうという「予測」も既に出ている。
それは、ひとえにマニフェストの「幼稚さ」、つまり、「政策の未熟」によるものである。