10/10/21 08:50:56
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)向けの高出力モーターなどに不可欠な
高性能レアアース(希土類)磁石の「ネオジム磁石」。
この磁石に使われるレアアースの中でも、特に希少な「ディスプロシウム」の使用量を大幅に減らした
新磁石の量産化プラントが近く、国内で稼働する。
事業主体は、ネオジム磁石を発明した佐川眞人氏創業のベンチャー企業、
インターメタリックス(京都市西京区)だが、プロジェクトを支える“陰の主役”は三菱商事だ。
三菱商事は、EVや省エネルギー家電などの性能を左右する高性能磁石の新技術に着目し、
2008年にインターメタリックスの増資を引き受けて19.2%出資した。
ここまでは将来の収益を期待し、成長の芽に先行投資する一般的なベンチャー出資の一つにすぎない。
だが今春、同社はインター社への出資比率を一気に32.5%に引き上げ、筆頭株主としての
経営参画に踏み込んだ。
事業の採算性や3年後の黒字化などを厳しく問うこれまでの投資判断の物差しでは、
出資後わずか2年あまりでベンチャーの筆頭株主となる選択は難しかった。
規格外の投資判断の背景には、今年4月に発足した社長直轄の新組織の存在がある。
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-続きます-