【経済】このままでは日本は必ずやられる--21世紀の怪物・中国とどう闘うか [10/19]at BIZPLUS
【経済】このままでは日本は必ずやられる--21世紀の怪物・中国とどう闘うか [10/19] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
10/10/19 21:08:01
■「公害はヘイチャラ、技術は盗む」 驚異の経済発展 その光と影

上海市内の会計事務所。そこには、世界各国の「売却希望企業リスト」が揃えられて
いる。日本企業も200社ほど登録されているが、買い手がつかないという。数年前まで
中国は「超日」を目指していたが、いまや日本企業には見向きもしない。

リストを見に来た中国人起業家はこう語る。 「日本企業は儲からない。そのクセ、
買えば、ハゲタカだなんだと口うるさい。『お願いします』って頭を下げてきても、
買いたくないね」

中国財界人が集まる会合ではいま、「抄底」なる言葉が飛び交っている。金融危機の
ショックからいまだ回復できない世界経済を尻目に、名だたるグローバル企業を
「安値で買い漁る」ことを指すという。

その実績は'09年だけで40件総額1250億元(約1兆5500億円)、買収先は先進各国の
家電、航空機部品、半導体、携帯ソフトなどのメーカーから銀行まで多業種にわたる。
さらに進行中の案件は100件以上、その額は5兆円を超えるともいわれているのだ。
拓殖大学政経学部教授の朱炎氏が言う。

「中国政府はここ10年、『引進来』(海外企業を自国に積極的に誘致すること)から
『走出去』(自国企業が海外に打って出ること)へと経済戦略の舵を切ってきた。その
中で、技術力に勝る海外企業の買収を通じて、国際競争力を伸ばすことが推奨され
ました。そしていま、2兆4000億ドルという莫大な外貨建て資金を後ろ盾に、官民
一体となって欧米のトップ企業に目を光らせ、あわよくば呑み込んでしまおうとして
いるのです」

■自動車で世界一になる

昨夏、中国経済団が、トヨタとゼネラル・モータース(GM)が合弁で設立した「NUMMI」
工場へ視察に訪れた。メンバーは中国の政府・自動車企業関係者数名。日程には郡幹部と
の会談もセッティングされており、工場取得の協議がなされたようだ。中国が特に力を
入れているのが、自動車メーカーの買収である。

この1?2年だけを見ても、吉利汽車が米フォード・モーター傘下のボルボに続き、世界
第2位の変速機メーカーDSIのM&Aを実施。中国の重機メーカー・四川騰中重工は
ハマー買収を合意まで進め、北京汽車はGM傘下のオペル買収に名乗りを上げた(ともに
最終的に断念)。富士通総研主席研究員の柯隆氏が語る。

「'90年代から中国は自動車世界一を目指し、トヨタのような総合メーカーを目指す
『大』、国内向けのミドルクラス車を作る『小』、軽自動車を作る『微』として選んだ
企業に資源を集中させる『三大・三小・二微』戦略を進めてきた。

その成果もあり、中国メーカーのキャッチアップは予想以上に速い。10年前には自動車
の複雑な金型など作れなかったのに、いまや日本メーカーに納めるレベルに達している。
買収を通じて技術力はさらに向上しており、あと5年もすれば世界の名だたる企業と互角
に戦えると見る専門家は多い」

かつて「世界の工場」と言われた中国が、「巨大メーカー」に変わろうとしている。
すでにノートパソコン、携帯電話、粗鉄などの生産量は世界トップ。開発が始まった
ばかりの鉄道技術の進展も著しい。(※続く)

URLリンク(gendai.ismedia.jp)


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