10/10/19 00:59:27
トヨタ自動車の豊田章男社長は18日、車と住宅の電力消費を一括管理する
情報システムの海外販売を検討する方針を示した。豊田社長は「新興国は
車を売るだけでは(トヨタを)受け止めてくれない。車と住宅のセットで
(現地の)環境をよくすることを考えたい」と述べた。円高の長期化で
経営環境が厳しいことについては「日本でのモノづくりにこだわる」と話し、
自動車生産の海外移転を避ける意向を示した。
同日、記者団に語った。トヨタはスマートグリッド(次世代送電網)時代をにらみ、
電気自動車(EV)の充電や住宅の家電製品や照明に使う電力量を制御し、電気代を
抑えるシステムを今月5日に発表した。同システムを新興国に売り、環境に強い
イメージを高めて自動車の販売拡大につなげる考え。時期は「態勢が整ってから」
とした。
スマートグリッド関連は「自動車、住宅、情報というトヨタグループが持つ
3つの事業を有機的に結合できる」と、この分野に力を入れていく方針を強調した。
◎URLリンク(www.nikkei.com)
◎関連
【モノづくり】トヨタ、円高でも国内生産維持--豊田社長「日本でのモノづくりにこだわり」 [10/18]
スレリンク(bizplus板)
【電力/IT】蓄電池で太陽光・風力制御--沖縄・宮古島で次世代送電網(スマートグリッド)施設稼働 [10/18]
スレリンク(bizplus板)