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IHIは、ターボチャージャーと電動モーターを一体化した「電動アシストターボ」を開発した。
ターボに組み込んだモーターが必要な場合にエンジンの馬力を向上させ、出力補助が不要になると排気タービンの回転を利用して
発電する仕組み。燃費が1割ほど向上すると言う。今後、国内外の自動車メーカーに採用を働きかける。
吸気側への電動アシストは、発進時などエンジンが低回転で排気タービンの効果が発揮しにくい場合に電動モーターで回転を
アシストし過給圧を高める。
これによりターボのタイムラグ(アクセルの踏み込みから馬力が出るまでの時間差)といった課題を解消すると同時に、不必要な
アクセル操作を抑制して燃費を改善する。
任意に電動モーターを動作できるため、エコノミーモードやスポーツモードなどの設定も可能だ。
一方、電動モーターを利用する発電機能は、減速時などエンジンへの過給が不必要になる際に、モーターを発電機として利用し
排ガスのエネルギーを電気エネルギーとして回収する。
排気タービンと吸気側タービンの間の同軸上に電動モーターを配置するため、部品の容積も従来品をわずかに上回るサイズに
とどまり、スペース的にも採用しやすいと言う。
▽ソース:日刊自動車新聞 (2010/10/14)
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