【地域経済】岐路に立つマツダと広島 [10/14]at BIZPLUS
【地域経済】岐路に立つマツダと広島 [10/14] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
10/10/14 12:10:37
米フォード・モーターの傘下から離れ、経営の自由を得たマツダの戦略から
目が離せない。その選択は、自動車産業が集まる地元広島の経済を左右する。
世界の自動車業界には、需要が高まる環境対応車(エコカー)と膨張する
新興国市場への対応という成長への鍵を巡り、変革の荒波が押し寄せている。
岐路に立つマツダと地域経済の現状や課題を、広島から報告する。

■国内生産7割超す

「結婚式の送迎は、黒塗りのベンツやアウディか、馬自達(マツダ)の赤い
アテンザがいい」。世界一の自動車市場になった中国に、こんなカップルが
目立ってきた。

海外の市場で、魅力ある車種として、マツダ車の評価が高まっている。

中国では日本の調査会社が4月に発表したブランド力順位で、マツダの乗用車
「アテンザ」が、欧州メーカーの高級車がひしめく中、10位に食い込んだ。
日本車として最高位で「祝いの場などで赤を好む中国では、赤が映えるデザイン
だとして人気がある」(マツダ広報本部)という。米国でも「アクセラ」などが、
中古になっても価格が落ちにくい車種のトップ級にある。

デザインに統一性を持たせ、一目でマツダ車とわかる「顔」にこだわるなど、
長年の取り組みが実を結んだ。

マツダは、創業90周年の今年度を「反転攻勢元年」と位置付ける。リーマン
・ショックから回復した米国向けなどの輸出が好調なほか、現地での生産・販売が
伸びる中国で勢いづいており、今年に入って世界販売は好調だ。2015年度の
世界販売を09年度の約1・4倍、170万台に伸ばす計画を掲げる。

実現の鍵は「デミオ」のような燃費の良い小型乗用車が見直された北米などに加え、
成長する中国、東南アジアなど新興国市場への展開だ。

反転の出足は良いが、成長の壁にも突き当たった。

「生産能力の問題を考えないといけない」。7月上旬、東京での新車発表会で、
山内(やまのうち)孝会長兼社長は、複雑な表情でタイ工場の問題に触れた。

タイでは09年9月にデミオの現地生産を始め、インドネシアやマレーシア、
豪州などへの輸出基地化を進めてきた。ところが、好調な売れ行きに、早くも
生産が追いつかなくなった。原田裕司・取締役専務執行役員は「輸出分を
日本からの輸出に切り替えることも検討する」という。

マツダの海外生産拠点は、ほとんどが筆頭株主であるフォードとの合弁工場に
なっている。両社が販売を大きく伸ばす中国では、2か所ある生産工場ですみ分け
を進めているが、米国とタイにある主要工場では機動的な生産体制の見直しが難しい。

※続く

●米国などへの輸出に支えられ、マツダの国内生産は堅調だ
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)

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