10/10/13 18:35:41
厳しい雇用情勢のなか、再来年の春に大学を卒業する学生の就職活動が今月から
始まっていますが、日本での就職を目指す外国人留学生を対象にした就職説明会が
13日に東京で開かれました。
東京・池袋で開かれた就職説明会にはおよそ1000人の外国人留学生が
参加しました。会場には27の企業がブースを設け、このうち、2年前から
留学生の採用を始めた情報機器の製造販売社では、来年の入社が決まっている
中国とウズベキスタンの留学生が訪れた学生の相談などにのっていました。
採用担当者は「留学生は日本の学生と違って説明会でも積極的に質問するし
業界の研究もよくしている。精神的なタフさも持ち合わせていて、こうした力は
ビジネスのうえでは重要なので、今後も留学生の採用を増やしていきたい」と
話していました。
主催した就職情報会社によりますと、日本の企業では「国籍を問わず優秀な学生
であれば採用したい」というニーズが高まっているということです。
参加した中国の女子学生は「どうしても日本で就職したくて仙台から夜行バスで
参加しました。まだ日本に来て1年で不慣れなところもありますが、日本人に
負けない粘り強さをアピールして頑張りたいです」と話していました。
外国人留学生を対象とした就職説明会は、今後、東京や大阪でも開かれ、
大学生の就職戦線は留学生も加わって、いっそう激しくなるとみられます。
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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