【資源】レアアース「脱中国」 代替品開発に汗 カザフでも事業[10/09/30]at BIZPLUS
【資源】レアアース「脱中国」 代替品開発に汗 カザフでも事業[10/09/30] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
10/09/30 11:06:22
ソースは
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レアアース(希土類)をめぐり、生産で9割以上のシェアを持つ中国が禁輸解除後も輸出管理の
強化を続けていることを受け、「脱中国」を目指す動きが広がっている。
レアアースは自動車や家電製品など日本の最先端製品を支える素材だけに、メーカーは代替材料の
開発に、大手商社などは新しい鉱山開発に躍起だ。

ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などのモーターに使われる磁石には、ネオジムやジ
スプロシウムなどのレアアースが使われる。
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は北海道大学とレアアースを使わない
モーターを開発し、29日に発表した。

新型モーターには、酸化した鉄などでできたフェライト磁石を使用。
磁石の力は弱いが、モーター内部の配置を工夫して、レアアースを使ったモーター並みの性能を
発揮する。
コスト面でも「磁石は、レアアースを使ったものの10分の1~20分の1ですむ」
(北大の竹本真紹准教授)という。

新型磁石の開発は他の企業グループでも盛んだ。日立金属は、独立行政法人物質・材料研究機構と
共同で、レアアースの使用量を減らし、代わりに銅合金を使った磁石の実用化を目指している。
帝人と東北大は2007年から、鉄と窒素を使った強力な磁石を作る研究に取り組んでいる。

レアアースのリサイクルを進める動きもある。日立製作所は09年末から、磁石からレアアースを
取り出す技術を開発中だ。現在は使用済みのハードディスクドライブなどから手作業で回収しているが、
13年から自動で回収できる新システムを稼働させる。家電向けのモーターなどに使うためグループで
年間に調達している500~600トンのレアアースの1割程度をリサイクルで賄う考えだ。

商社などを中心に、中国以外の国でレアアースの資源開発に着手する動きも広がる。

住友商事はカザフスタンの国営企業と合弁会社を設立し、ウラン採掘後の残存物からレアアースを
回収する事業を行う。12年にフル稼働し、年3千トンを生産する計画だ。

東芝もカザフスタンで、ウランの残存物からレアアースを回収する事業を昨秋から準備中。
年内にもカザフの国営企業と合弁会社を設立する。

資源の宝庫といわれるアフリカにも注目が集まる。丸紅は南アフリカで、リン鉱石の残存物から
ジスプロシウムなどを回収する事業を進める。

新しい鉱山の開発では、双日と豊田通商がベトナムで採掘権の取得に動いており、12年をめどに
生産を始めたい考えだ。大手商社によると、日本企業だけでなく、米国やオーストラリアなどでも、
レアアースの生産計画が広がっているという。

-続きます-



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