10/09/21 23:35:12
イタリア司法当局は21日までに、マネーロンダリング(資金洗浄)に関連した
疑いがあるとして、ローマ法王庁(バチカン)の財政管理組織「宗教事業協会」
(通称バチカン銀行)の資産2300万ユーロ(約26億円)を押収、ゴティテ
デスキ総裁らの捜査を始めた。ANSA通信などが伝えた。
この資産はバチカン銀行がイタリアの銀行、クレジト・アルティジャーノに
預けていたものだが、法律に定められた送金者の個人名や送金理由を明らかに
しないまま、一部をほかの銀行に送金しようとしたという。
バチカン銀行をめぐっては昨年11月にも、受取人や口座管理者名を明らかに
せずに毎年約6千万ユーロを送金した事実が判明。当局が捜査を開始したが、
今回の事件との関係は不明だ。(共同)
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