10/09/21 20:46:13
地方の高速道路で普通車の上限を原則2000円とするといった新たな料金制度に
ついて、馬淵国土交通大臣は21日の記者会見で、これまで制度導入の前提と
してきた関連法案の成立とは切り離して実施に移すこともありうるという考えを
明らかにしました。
国土交通省は、地方の高速道路で土日や祝日に限って原則1000円を上限に
している現行の割引制度が、来年3月で期限切れになることから、普通車で
利用した場合の上限額を原則2000円とするといった新たな料金制度を導入する
方針です。
しかし、新たな制度を実施する前提としている料金割引の財源の一部を都市近郊の
高速道路の建設費に充てるようにするための関連法案の審議が進まないため、
制度の導入を見送っています。これについて、馬淵国土交通大臣は21日の
記者会見で、「料金の中身を与党の政策調査会などと議論していくが、今の割引
制度は来年3月で切れてしまう。一刻も早く解決すべき課題なので、法案を
通さないで実施する方法もある」と述べて、関連法案の成立とは切り離して、
新たな制度を実施に移すこともありうるという考えを明らかにしました。
そのうえで、馬淵大臣は、新たな制度を実施する時期について、「ほんとうに
急がないといけない」と述べて、年内には実施に移したいという意向を示しました。
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)