10/09/20 12:29:19
訪中している日産自動車のカルロス・ゴーン社長は20日、
中国での完成車の年間生産能力を2012年までに現在の約2倍の
120万台に引き上げると表明した。河南省鄭州市の新工場完工式で述べた。
4月に開かれた北京モーターショーの際に、ゴーン社長は中国での生産能力を
12年までに90万台にすると表明したが、中国市場の急拡大に対応するため
大幅に上積みする。
ゴーン社長は「日産は日系メーカーの中で中国販売がトップであり、
さらに高いシェアを狙える余地があると信じている」と強調した。
同日完工式を行った鄭州第2工場の総投資額は10億元(約127億円)で、
スポーツタイプ多目的車(SUV)「エクストレイル」や「キャシュカイ」(日本名デュアリス)を
広東省広州市の工場から生産移管。
初期段階の生産能力は14万台で、12年までに18万台に引き上げる。
小型商用車などを生産する第1工場と合わせると、生産能力は12年には24万台となる。
日産は広州でも第2工場の建設を進めており、12年に完成する予定。
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