10/09/10 21:18:35
大企業のサラリーマンらが加入する健康保険組合の2009年度の赤字が過去最悪の5235億円に上ったことが、
健康保険組合連合会(健保連)が10日に発表した決算見込みで明らかになった。
全1473組合の約8割に当たる1184組合が赤字となった。
景気悪化で加入者の給与とボーナスが減り、それに伴って保険料収入が減ったのが最大の要因だ。
前年度比で赤字幅は2046億円増えたが、これは保険料収入の減にほぼ見合う。
健保連の加入組合数は09年度末現在1473組合で、前年同期比24組合の減。
苦しい組合の財政状況に対応して、保険料率を引き上げたのは全体の16%に当たる237組合だった。
健保連は、「明るい兆しがない状況」(白川修二・専務理事)で、赤字幅は今後も拡大するとみている。
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