10/09/08 18:09:11
東京商工リサーチが8日発表した8月の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は、
前年同月比14・2%減の1064件で、13カ月連続で前年を下回った。
負債総額も33・5%減の1889億円と7カ月連続で減少。
バブル期の1990年10月以来、19年10カ月ぶりに2千億円を割り込んだ。
中小企業金融円滑化法による返済猶予など政府の資金繰り支援策が下支えとなった上、
中国など新興国向けの輸出が好調だったことが上場企業を中心に企業業績の改善に
つながった。
今年に入ってから8月末までの上場企業の倒産は5件で、前年同期の18件から急減。
8月単月では負債100億円以上の「大型倒産」が、90年9月以来となる発生ゼロだった。
業種別では情報関連サービスが15・3%増となったが、旅行が66・6%減、
自動車関連の37・8%減など減少が目立った。地区別では中国地区の36・0%減を筆頭に、
全国9地区すべてで前年同月を下回った。
ただ今後は、政府の支援策を受けて一時的に資金繰りがつながった企業の中にも業績悪化で
倒産する例があるとみられる。
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