10/09/08 02:23:27
JR東日本は7日、12月4日の全線開業時の東北新幹線のダイヤを発表し、東京―新青森間は15往復、
仙台―新青森、盛岡―新青森間は各1往復の運行となった。八戸駅は終着駅でなくなるものの、当面、全便が停車。
一方、延伸で新たに開業する七戸十和田駅は、全体の約3割が通過することになった。
東京―新青森間の所要時間は、最短で上りが3時間20分、下りが3時間23分。
上りは現行(東京―青森間、八戸での乗り換え時間を含む)より39分、下りは36分の短縮となる。
仙台―新青森間は最短で上りが1時間42分、下りが1時間41分となり、いずれも現行より約40分短くなる。
使用する車両は当面、現行の「はやて」(E2系)。来年3月には新型車両の「はやぶさ」(E5系)が営業運転を始め、
当初は東京―新青森間を2往復、東京―仙台間を1往復する。所要時間はさらに短縮され、
東京―新青森間は最短で3時間10分程度で結ばれる。
ビジネス客らのニーズが見込まれる新青森発東京行きの始発便は、午前6時31分発。
到着時刻は午前9時51分で現行と変わらないが、発車は40分ほど遅くなり、早朝の慌ただしい時間に若干の余裕が出てきそうだ。
八戸駅がある八戸市や七戸十和田駅がある七戸町などは地域振興を念頭に新幹線の全便停車を求めてきた。
八戸駅には17往復全便が停車するが、七戸十和田駅の停車は12往復。盛岡支社の石田亨運輸部長は
「なるべく多く停車をという要望と、速達性という二つのニーズを最大限採り入れる形で決めた」と説明。
利用者数が現行の二戸駅と同程度という予測を踏まえ、同駅と同じ停車回数にしたという。
在来線の新ダイヤや新幹線の運賃・特急料金は、今回は明らかにされなかったが、石田部長は新青森駅で
17往復すべてに「在来線の列車が接続する方針で準備を進めている」。並行在来線「青い森鉄道」の
新青森駅への乗り入れについても前向きに検討していることを強調した。
県などはダイヤの発表を受け、新幹線と県内各地を結ぶ2次交通網の「仕上げ作業」を急ぐ。
自治体や交通事業者でつくる協議会は、新青森駅や七戸十和田駅をルートに組み込んだ
バス路線などの検討を続けてきた。新幹線ダイヤの決定でバス路線ダイヤの調整も本格化する。
県新幹線・交通政策課によると、同協議会の次回会合は14日の予定。2次交通のダイヤの検討状況を報告してもらうほか、
観光客向けのパンフレットに何を記載するかについても、県がたたき台を示したうえで協議する。(一部略)
▼ソース
≪asahi.com≫ URLリンク(www.asahi.com)
▼関連サイト
≪JR東日本≫ URLリンク(www.jreast.co.jp)
≪七戸町≫ URLリンク(www.town.shichinohe.aomori.jp)
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※ダイヤ詳細(JR東日本サイト内) URLリンク(www.jreast.co.jp)