10/09/03 00:38:03
厚生労働省は2日、2009年の働く若年者(15~34歳)の雇用実態調査を発表した。
自身の収入のみで生活している若年者は44%にとどまり、賃金水準が低く自活の
難しい実態が浮き彫りとなった。自身の収入に加え、親の収入など他の収入に
頼っている若年者は46.8%だった。
就業形態別にみると、自身の収入のみで暮らしている正社員の若年者は51.6%
だったが、パート・アルバイトや契約社員など正社員以外で働く若年者では30.3%
にとどまった。一方、自身の収入だけでなく他の収入にも頼って生活する正社員は
44.6%、正社員以外は50.9%だった。
全労働者に占める若年者の割合は32.9%。産業別にみると、情報通信業が45.8%
と最も多く、次いで宿泊業・飲食サービス業が45.4%だった。
調査は事業所と個人を対象に実施。09年10月1日時点の状況について聞いた。
有効回答数は9457事業所、1万5124人。有効回答率は事業所56%、個人64.5%
だった。
ソース:日本経済新聞
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