10/09/24 23:17:19 PXlWe+CX
>>800
>>価値のフヘン性=流動性そのものを目的としているということ。
だから緩和時に価値にフヘン性がある貴金属や石油、食料への投機が流行る。
金利の限りなく低い国債を、もっと流動性の高い現金と入れ替えても、結果はちょっと保証できない。
だから貨幣ヴェール観は間違っていると指摘し、君の言ったカネには交換手段としての価値しかないというのを
否定した。ゲゼルも同じことを指摘し中立貨幣を説いたわけでしょう。モノは腐り果てるのにカネは普遍の輝きを持つ。これが間違いの元。
君の言うように価値の普遍性を求めるのは事実で貨幣はその一手段でしかないから、そこは難しいな。
ただ外貨に換えた場合は為替というチャネルから純輸出の増加を通して景気を回復させるよね。
必要なのは流動性のわな下においては量よりどちらかといえばコミットメントであるというのが自分の立場。
景気底抜け防止に財政は必要だろう。
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>>もちろん、資源インフレは国内で金を回さない人々への罰であり、
資源価格が高騰すれば国内の資源開発もコストがペイするかもしれない、
という主張であれば、それは実現性があると積極的に評価したい。有権者に支持されるかは別として。
この立場だな。自分は。多少資源が上がっても失業率が解消されればマクロではよいという立場。
日本的経営のいいところってスタグフレーションの回避だったし、国民性から来るミクロ経済寄りのシバキアゲ主義はインフレでこそ力を発揮する。
だから日本のフィリップス曲線は美しい垂直なのだよ(笑)