10/09/02 19:03:25
厚生労働省は2日、「2009年若年者雇用実態調査」の結果を発表した。
アルバイト・パートとして働いていたフリーターを、過去3年間に正社員に採用した事業所は、
1割強にとどまった。フリーターは待遇が低く、ワーキングプア(働く貧困層)の温床ともみられており、
正社員への登用は狭き門であることが浮き彫りになった。
フリーターはアルバイト・パートのうち、年齢が15~34歳の人。調査は09年10月、
全国約1万6800事業所(労働者5人以上)を対象に行い、有効回答率は56.0%。
フリーターを正社員として過去3年に採用したことがあるか尋ねたところ、「採用した」が11.6%
だったのに対し、フリーターの応募は受け付けているが「採用に至らなかった」が25.3%、
そもそも応募を受け付けていないのが11.1%に上った。最多は「正社員の採用予定がなかった」の47.6%。
時事通信
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