10/09/04 10:59:21 WUqRGcKZ
現在総人口のうち、65歳以上が23%。4人に1人が、老人だ。
世界最悪の数字だ。2050年には、この数字が40%を超える。
全人口の半分弱が年寄り。現役世代1人で老人1人を養う。
世界最高のスピードで進行する少子化は、もはや解決不能だ。
出生率の見通しは、暗い。適齢期の男性の半数は未婚で、
相当数が生涯未婚となる。現在の20代の生涯未婚率は
実に3割に達すると言われる。つまり、『非婚時代』は
既に始まっているのだ。既婚夫婦の出生率は2人を切っている。
加えて、非婚化が進み婚姻率が壊滅的となると、
人口動態は破滅的な終局へと突き進むことになる。
悪化した人口動態は、財政破綻を招く事になる。社会保障費は
現在22兆円。税収のおよそ半分が、社会保障費に消えている。
70年代に7兆余りだったのが、90年代以降猛烈な勢いで増えた。
2030年には58兆円、2050年には140兆円へと膨張する。
つまり、人口構造の崩壊に伴い、財政は破綻する。
人口問題を放置し続けた日本は、
「21世紀に最も衰退する国(フランス人学者ジャック・アタリ)」として
失敗国家の例に挙げられることになるだろう。