10/08/25 12:24:08
肌の張りを保つとされるコラーゲンを含んだ「美容飲料」の製造・販売に、
製薬会社や化粧品メーカーが相次いで乗り出してきた。健康や美肌に敏感な
女性の支持を集めて成長する市場に、各社が熱い視線を注いでいる。
コラーゲンは、豚や魚からとれるたんぱく質の一種で、乳液や化粧水などの
保湿成分として使われたり、健康食品の成分になったりしている。
富士経済によると、コラーゲン入り健康美容食品の市場規模は2010年に
480億円となり、前年比5%増、06年比では約1・8倍に拡大する見込みだ。
錠剤や粉末などもあるが、手軽に買って飲みきれる飲料は20~40歳代の
女性に特に人気で、明治製菓など“本家”の食品メーカー以外も力を入れている。
ロート製薬は7月、コラーゲンのほか、肌の水分を保持するヒアルロン酸を加えた
「肌研(ハダラボ) 飲むヒアルロン酸」を発売し、美容飲料市場に参入した。
同社の化粧品「肌研」ブランドを生かし、「体の外側と内側の両方から、という
『内外美容』を提案したい」という。
カネボウ化粧品は09年、「顧客層が近く、イメージ向上につながる」として、
「コラーゲンディープイン」で参入した。化粧品メーカーとしては「先行組」の
資生堂が今年3月に始めたブランド「IN&ON(インアンドオン)」は、
化粧品と美容飲料などを組み合わせて販売することで“内外両面の美容”を
鮮明にアピールしている。
ただ、美容飲料はあくまで食品であり、コラーゲンなどが肌に直接良い効果を
及ぼすかどうかは明確でないため、医薬品のように効能を明記できない。
市場の伸びは、「肌に良いはず」というイメージに支えられているとの見方もある。
●ドラッグストアの店頭には様々な美容飲料が並んでいる
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