10/08/24 04:26:36
(>>1の続きです)
これまでのように鉄道との競合路線で「対抗値下げ」をするのも難しい。航空各社とも不景気で客足が減り、
赤字も出ている現状では、値下げが自らの首を絞めることになるからだ。
JR側にはリニア中央新幹線や整備新幹線の新規開業計画も控えている。
「今後は利便性を高める以外にない」と大手航空会社の関係者はいう。
羽田空港の国際化で10月から発着枠が広がり国際線が増えることを見据え「地方から世界へ」と銘打って
「地方空港で荷物を預ければそのまま国際線に乗り換えられる」などのサービスの充実を強調していくという。
航空業界は飛行機を小型化して便数を増やす対抗策も検討している。
たとえば300人乗りの飛行機を2回運航するよりも150人乗りを4回運航する方が利用者にとっては本数が増えて便利になる。
前原誠司国土交通相は20日の閣議後会見で「競争力をつける一つの考えとして、航空機燃料税の軽減を
事務方に指示した」と述べた。航空会社にとって大きな負担である航空機燃料税や空港の着陸料などが安くなれば、
運賃を安くでき、新幹線との競争力が増すとの期待感もある。
(以上)
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