10/03/28 22:34:01
完全に真っ暗な空ならば、射出瞳径が大きい双眼鏡でも計算上の極限等級(見えるもっとも暗い星)
まで見える。
たとえば、7x50(射出瞳7mm)と10x50(射出瞳5mm)とでは、どっちも極限等級は10等星だけど
倍率が低い方が星がより密集して見えるから、7x50の方が良く見えるという印象になる。
都会のように天の川も見えないよう場合は、射出瞳が7mmでは、面積体であるところの「空自体」
までもが明るく見えてしまって、極限等級の星など見えなくなってしまう。
では何mm以下なら良いのかというのは、その空の明るさによって変わるので一概には言えないの
だろうけど、579氏が言うように日本では経験的に4、5mm以下ということなのだろう。
583氏が買った12x36の場合、昔なら手ブレの限界を超えているので10x30の方が良かったのに
と言われるところだけど、手ブレ防止機能がついているので12倍であっても極限等級まで見せて
くれることだろう。