11/04/04 22:36:45.35 JBOdzmFD
【原発問題】 水道水の摂取制限 「放射性物質を検出した場合、3日分の平均値を基準に」 自治体に要請…厚労省
厚生労働省は4日、水道水から放射性物質を検出した場合、直近3日分の検査結果の平均値を
基準として摂取制限を要請することを発表した。これまで1回の検査結果で判断していたが、
天候などで変動があるため平均値を指標とすることにした。摂取制限の解除についても3日分の
平均値としたが、検査結果が3回連続で減少した場合とした。
水道水の摂取制限は水道事業を実施する自治体の判断だが、厚労省が食品衛生法に基づく
暫定規制値(放射性ヨウ素で1キログラム当たり300ベクレル)を指標として、上回った場合に
自治体に要請している。1キログラム当たり100ベクレルを超えた場合、乳児に限って摂取制限を
求めている。
これまで同省は1回の検査結果で要請していた。だが一部の自治体では解除した後に天候などの
影響で規制値を上回り、再び摂取制限を求めるなど混乱も起きていた。自治体からは「摂取制限や
解除する目安を国が示してほしい」という訴えがあった。
検査する水道水の採取場所は蛇口の水か浄水場の水として、検査頻度は1週間に1回以上をめど
とした。1回の検査で著しく指標を上回った場合は摂取制限の対象とする。指標値を超えるか、
指標値に近い場合は原則として毎日測定する。水源が河川であるなど、降雨の影響を受ける浄水場
などでは降雨の際は検査頻度を高めることも求めた。
URLリンク(www.nikkei.com)