11/02/28 09:48:13.14 85MHUCpA
バブルの時、地方公務員より、民間企業の方が給料は高かった。
地方公務員は、低収入でお堅い面白みのない、ダサイ仕事だと思われていた。
だが、バブルが崩壊する。
民間企業は苦境に入る。
リストラ、雇用の減少、大学を出ても就職できない人間が増え始める。
低収入だと馬鹿にしていた地方公務員の給料を、民間企業が下回りはじめる。
あれほど見向きもされなかった地方公務員は、安定性から人気職に変わる。
そして民間企業に勤める人間たちは、低収入と馬鹿にしていた地方公務員を、今度は給料貰いすぎだと叩き始める。
そもそも民間企業と公務員は、それぞれメリットデメリットがあるはずだ。
不景気の今、公務員のメリットばかりが目につくだろうが。
民間企業は、会社の売り上げや景気で給料が変動し、マイナスにもプラスにも作用する。
プラスに作用した際の恩恵は大きい。
公務員は、税収が増えたり景気の善し悪しで給料は大きく変動はしない。
世間が好景気の時は恩恵にあずかれないが、そのかわり不景気の時にマイナスにも作用しにくい。
また、民間企業は不景気だと仕事が減るが、公務員は不景気だと仕事が増える。