10/07/23 22:16:29 hh7D/VtE0
>205
原理ならそのうえのレスに書いてある
ヘッドホンをドライブするには、「原音(笑)」の信号に応じて、
その振動板などの負荷を動かすだけの電圧と電流が必要
必要な電流量と電流供給速度は、波形やヘッドホンによって異なり、
そして電流を高速に供給する能力と、電流を大量に供給する能力は、
大体にしてトレードオフの関係にある
電流以外にも温度特性や周波数特性もいろんな点でトレードオフの要素を持つ
それらの電気的特性を高いレベルで持つような素子は、代わりに
高価だったり、消費電力が多かったり、サイズがでかかったりする
そういう限られたリソースで、バランスをいかにとるかが回路設計者の
腕のみせどころであり、それらの複合や設計者の好みor目的によって
アンプの個性というものが作られる
まあ、オーディオの面白いところは、電気的な特性が必ずしもよくなくても、
電流不足や速度不足で歪んでも、却ってそれが雑音や低域をブロックしたりして
クリアに聞こえたり、音量がとれたりする場合もないわけでないところだな
まあいいんじゃないの、そういうのでもアンプが無い分「原音に近い」かもしれない