08/10/19 01:40:32 cAIjdmlB0
>>52
うっかりPeridot買っちゃったので、レビューします。
ノートPCなんだけどヘッドホン端子の音は当然悪い、spdif端子も無い、という状況だったので、USBに刺して使えるヘッドホンアンプを探してました。
もちろん、ほかのUSBDAC-ヘッドホンアンプで構成するのも検討しましたが、机の上をすっきりさせたい、というのが一番の理由でこれを選びました。
視聴に使ってるのはAKGのK26Pと、AudioTechnicaのATH-A500。安物なのは勘弁してください。
ちなみに、音の比較対象はGigabeat U408で、携帯プレーヤーとしては音の味付けの少ないものです。
ざっというと、やや派手な音が鳴ります。
特に高音が強いです。中音・低音は弱くはないはずですが、高音の強さに若干負けている感じがします。
人によっては「高音が刺さる」と感じるかもしれません。
これはOPAMPのOPA2604のせいだと思われます。
ホワイトノイズは、K26P(32Ω)で3~6時まで回すとごくわずかに聞こえます。
が、こんな音量は実用域ではないので問題ないと思います。
windowsのボリュームを最大にすると、8時までで十分足りる感じです。おそらく高インピーダンスなものを接続しても、音量を取ることは可能だと思われます。
ケースは高級感があっていいものだと思います。ボリューム操作も適度な重みがあっていい感じです。
バスパワー・ACアダプタ両対応ですが、自分の環境では特に違いを感じませんでした。
気になるのが、前面のスイッチを切ってもデバイスマネージャでは認識し続けることです。
ひょっとして、DACは常時USBから電源を取って、OPAMPだけACアダプタからもとれるような半端な仕様になっているのかもしれません。
回路図を公開しているわけではないので、詳しくはわかりませんが。
結論を言うと、入力はUSB、出力はヘッドホンorRCAだけなので、既存のAVシステムを組んでいる方が
追加で購入するものではなく、最初に書いたような要望のある方だけが購入するものです。
はっきり言って、ニッチな商品だと思います。
高音強めが好きな人なら買いです。まったりした音を聴きたい人には不向きです。