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小泉竹中改革⇔新自由主義⇔ネオコン⇔トロツキスト国際共産主義者⇔世界革命論者
9・11事件とともにネオコン的な戦略がブッシュ政権内で
圧倒的な主流となり、イスラエルの脅威となるイラクと
イランを武力で潰すネオコンの「中東民主化戦略」が展開され出した。
このネオコン的な戦略を理解する上で重要なのが、
ネオコンの思想的源流と呼ばれる政治哲学者の
レオ・シュトラウスである。 ドイツ生まれで、ナチスの
迫害を逃れるためアメリカへ逃げてきたシュトラウスは、
シカゴ大学で20年間にわたり政治哲学の講義を行って来た。
シュトラウスは、
「大衆は物分かりが悪いので、真実は饒舌な嘘をつける一部の
エリートによって管理されるべきものだ。民主主義は、脆いながらも
無知な一般人の愛国心と信仰心によって守られている。
軍事国家だけが人の中にある攻撃性を抑制することができる。
国民の多くが自己陶酔し、快楽主義者になっている今、
国民を変える方法としては“自分の国のために死んでもいい”と
思わせる事が最良の方法である。こうした愛国心は、
外部からの脅威にさらされる必要があり、もしないならば作り出せばいい。
言うことを聞かせやすい国民を維持するため、宗教をツールとして利用せよ。」
というようなことを説いてきた。