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ＬＧ電子、３四半期に３１９億ウォン営業損失 ＬＴＥに期待 【東亜日報日本語版】
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ＬＧ電子がまた赤字に転落した。昨年１０月、具本俊（ク・ボンジュン）副会長が就任した後、今年第１四半期（１～３月）
と第２四半期（４～６月）に黒字を出したが、第３四半期（７～９月）に再び赤字へ転じた。
ＬＧ電子は今年の第３四半期に売上が１２兆８９７３億ウォンに、営業損失は３１９億ウォンとなったと、２６日発表した。
テレビと生活家電部門は善戦した。世界的な景気減速の中でも黒字を出した。問題はスマートフォンだった。スマート
フォン市場が世界的に急成長しているにも関わらず、ＬＧ電子は赤字を出した。
ＬＧグループの電子産業三銃士とも言われるＬＧ電子、ＬＧディスプレー、ＬＧイノテックが共に赤字を出し、全般的に
危機感がエスカレートしている。電子業界の関係者は、「ＬＧの危機が１年以上続いたことで、組織全般に疲労感と構造
調整への恐れが広がっているのがさらに問題だ。何か跳躍できる契機が切実に求められている現状だ」と語った。
●携帯電話の累積赤字、ほぼ１兆ウォン
第３四半期は韓国の携帯電話業界としては絶好のチャンスだった。最強者の力が弱まった時期だったためだ。アッ
プルは同期に新商品がなく、かつての帝王、ノキアまで低迷した。これらの物量を自社のものにできるチャンスだった。
三星（サムスン）電子は機会をうまく活用しスマートフォン１位になり、中国の中・低価格スマートフォンメーカーの華為
（ファーウエイ）などもノキアのブランクを埋めている。台湾ＨＴＣも３四半期純利益が昨年同期より２倍以上成長した。
しかし、ＬＧ電子のモバイルコミュニケーション（ＭＣ）事業本部の赤字幅は第３四半期にさらに拡大した。昨年の第３
四半期、３０３８億ウォンの営業損失を出してどん底まで落ちた後、赤字幅を縮小し続けてきたが、今度また拡大に転じ
た。普及型スマートフォン、オプティマスの売れ筋が好調で、赤字幅の補填してきたが、その後売り出したプレミアム
スマートフォンで結局失敗したためだ。携帯電話部門で昨年から累積されてきた赤字総額は約９９１３億ウォンで１兆
ウォンに差し迫る。
未来（ミレ）アセットのアナリストのイ・スンハク氏は、「オプティマスワン以後、普及型スマートホンの商品発売が遅く
なったのが問題だ。今後、新しい普及型スマートホンのオプティマスネットとプレミアム級のロング・ターム・エボリュー
ション（ＬＴＥ）ホンが成功すれば、実績はすぐ変わり得る」と話した。
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