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【NewsBrief】反ウォール街デモ、規模拡大に委員会やWG新設で対処
2011年 10月 11日 14:23 JST
「ウォール街を占拠せよ」運動は、「リーダーなき」組織をモットーとしている。
だが、デモ開始から4週目に入り、活動が複雑化するにつれ、少数の熱心な参加者がその運営を
自ら引き受け始めている。
それら運営を担う人たちを含めデモ参加者は、明確な階層構造は存在せず、それを望んでもいないと
主張しているものの、デモの全世界への拡大に伴って、複雑化する構造を維持するための組織づくりを
余儀なくされている。
大規模な労働組合が抗議活動を支援してくれてはいるが、日々の運営は依然、
ウォール街近くにあるズコッティ公園に陣取る20余りの委員会の手に委ねられている。
その他の地域の同様のデモは明らかに自発的に運営されている。
食料品の調達からキャンプ地の「区画整理」まで、あらゆる雑務に対処するため「ワーキンググループ」
が相次いで結成されている。また、収拾がつかない状態になりつつある「総会」についても運営方法の
変更が検討されている。総会は多々ある委員会の中でも運営委員会に最も近い組織だ。総会では誰でも
発言ができ、必要と感じれば誰でも異議を唱えることができる。代表制度の導入も検討されている。
ただし、リーダー的存在は出現しつつあるものの、あくまで非公式のものだ。
ズコッティ公園に陣取る一団は警察や市当局と交渉する権限を誰にも委譲してはいない。
また、たとえ同情的であっても政治家など体制側の人物には依然警戒している。
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