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米雇用者増、9月10万3000人 予想上回るも失業率横ばい 2011/10/7 21:36
【ワシントン=御調昌邦】米労働省が7日発表した9月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月に比べて
10万3000人増えた。プラス幅が拡大したうえ、前月分も上方修正されており、米雇用への不安がやや和らぐ結果となった。ただ失業率
は前月と同じ9.1%で高止まりしており、米雇用情勢が厳しい状況には変わりない。
雇用者数が前月比で増加したのは12カ月連続。増加幅は市場予測の平均(約6万人増)も上回った。8月の雇用者数は速報時には前月
比横ばいとなっていたが、今回の発表で5万7000人増に上方修正となった。ただ今年春先には前月比で20万人程度増えており、雇用改
善の動きは依然として弱い。9月の失業率は市場予測と同じだった。
9月の雇用者数の動向を詳しくみると、民間全体では前月比13万7000人増となり、再び回復力を強めた。特に企業向けサービスが4万
8000人増、教育・医療が4万5000人増となったのが目立った。建設業も2万6000人増で、2カ月ぶりにプラスに転換。一方、製造業は
1万3000人減で、2カ月連続のマイナスとなった。
一方、政府部門は3万4000人の減少。連邦・地方政府ともに財政状況が厳しく、地方の教職員などを中心に雇用削減が強まっているこ
とが影響している。