11/09/28 13:20:59.50 qRp0OH6S BE:643130227-PLT(15267)
>>74の続き
揺れるのは金の価格だけではない。 '新しい安全資産'に浮び上がった新興国通貨表示債権からも資金が抜け出ている。
未来アセット証券によれば、先週(15～21日)に新興国通貨表示債権から4億6400万ドルの資金が抜け出た。 26週ぶりに
純流出になったのだ。 ドル対比での通貨価値が急落すると、すぐに新興国の通貨を見る目が変わったのだ。
未来アセット証券のイ・ジェフン研究員は"財政危機に苦しめられる先進国に比べ、新興国の国内総生産(GDP)対比での
借金比率が相対的に低かったところに、これらの国の通貨強勢に為替差益までおさめることができたため、今までは新興国
通貨表示債権は'新しい安全資産'として人気を呼んでいた"とし"だが、通貨の価値が急に下がり為替差益が減ると、すぐに
投資家が離れている"と話した。
23日基準で最近一月間にドル対比での韓国ウォンの価値が7.66%落ちたのをはじめ、ブラジル(-12.93%)とロシア(-9.74%)、
インド(-7.69%)、インドネシア(-4.44)等の通貨の価値が急落した。 その結果、新興国通貨と表示された債権の総資産に為替差益
が占める比重も大幅に減った。 アジア債権ファンド(日本除外)と、ヨーロッパ・中東・アフリカ債権ファンドの為替差益比重が5.96%
ずつ減少した。 新興国通貨価値が上がって得ていた為替差益が急減したのだ。
国内債権市場で規模は減っているが、外国人の買い傾向は続いている。 金融監督院によれば23日基準の外国人の債権保有
残額は85兆1049億ウォンで、先月末に比べて4306億ウォン増えた。
パク・ジョンヨン ウリ投資証券研究員は"ウォン貨の劣勢が続けば、外国人の資金離脱の可能性を排除することはできない"
として"今週発表される経常収支が一時的に赤字に切り替える可能性が大きく、韓国ウォン債権の安全資産としての地位も
試験台に上がるだろう"と話した。
ハ・ヒョンオク記者
（2/2）以上です。