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<10月金融市場も国内外悪材料'幾重にも重なった山中'>
ヨーロッパ国債満期・信用等級調整などぞろぞろ待機
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(ソウル=聯合ニュース)ハン・チャンホン、パク・サンドン、カン・ジョンフン、ハン・ジフン記者=
フランスとスペインなどヨーロッパ各国の国債満期が来月集中して金融市場の不安は簡単に解消されないものと見られる。
国際信用評価機関のムーディーズはスタンダード&プアーズ(S&P)に続きイタリアとスペインの国家信用等級降格可否を決める。 ヨーロッパ国家の信用等級'ドミノ'可能性もある。
各国の第3四半期実績が充分でないと予想されて対外変数は市場不安を加重する展望だ。 国内債券市場は外国人離脱兆しが
現れて為替レート急騰を触発することもできる。
金融市場不安が持続する状況だがヨーロッパ連合(EU)等国際社会の共助が次第に力を発揮して市場を安定させるという観測もある。
◇フランス・スペインなど1千億ユーロ国債満期
29日金融投資業界によれば来月ギリシャ、イタリア、スペイン、フランスなどヨーロッパ4ヶ国が発行した国債952億ユーロ
(約152兆ウォン)の満期が帰ってくる。
フランス518億ユーロ、スペイン241億ユーロ、イタリア157億ユーロ、ギリシャ36億ユーロなどだ。
特にスペインは来月21日(100億ユーロ)と31日(141億ユーロ)償還しなければならない国債がスペイン全体借金の各々1.20%、
1.77%に該当する。
KB投資証券キム・スヨン エコノミストは"スペインがその間緊縮努力をしたが、借金対応満期規模があまりにも大きくて負担
として作用することができる"と話した。
これら4ヶ国は11月と12月にも各々762億ユーロ、695億ユーロの国債償還が予定されている。
来月にはムーディーズがイタリアとスペインの信用等級調整可否を決めて注目される。
イタリアは去る6月'否定的観察'対象に上がった。 ムーディーズのイタリア信用等級はS&Pとフィッチより高くて調整の可能性
が大きい。 スペインも7月'否定的観察'対象に上がって来月調整結果を待っている。
各国の決断を要求する政治日程もぞろぞろ待っている。
来月3～4日ユーロゾーン財務長官会議ではギリシャ1次救済金融の6次分(80億ユーロ)支援可否を決める。
引き続きヨーロッパ中央銀行(ECB)は6日銀行圏資金梗塞を防ごうと'カバードボンド'(住宅担保貸し出しを担保で発行する債券)
買い入れ方案を検討する。 主要20ヶ国(G20)財務長官会の(14～15日),ヨーロッパ首脳会談(17～18日),中国・EU首脳会談(25日)
等も予定されている。
(1/4)つづく