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ブーメランから逃げるな 2011.9.18 08:19 (1/2ページ)
民主党という政党を語るとき、しばしばブーメランという言葉が持ち出される。
敵を倒すために投げつけたはずの武器が、自分に戻ってきて避けきれず自爆する
という比喩で用いられている。
自民党閣僚の年金未納問題を追及していた菅直人代表(当時)に、自らの未納
疑惑が発覚したり、自民党議員の事務所・光熱水費の問題を追及すれば、小沢一
郎代表(当時)に不動産取得の問題が浮上したり…。チャンスをことごとくピン
チに変えてしまい、政権交代に期待を寄せていた人たちを大いに失望させたもの
だ。
民主党のブーメランが最大の破壊力を発揮してしまったのが平成18年のいわ
ゆる偽メール事件だ。自民党を追いつめるはずが、逆に自分たちのトップ(当時
は前原誠司代表)の交代を余儀なくされる結果となった。これ以上ない正確無比
なブーメランぶりだった。
そのとき、国対委員長の職を引責辞任したのが、ほかならぬ野田佳彦首相だ。
あれから5年余りの歳月が流れたが、新首相にはブーメランの呪縛がある。
さて、その野田首相が政権交代前、「俺がやらねば」と題して夕刊フジに連載
コラムを執筆していた時期がある。改めて読み返すと、ブーメランの芽があちこ
ちに散りばめられていて興味深い。
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