11/09/09 23:46:07.57 tjlpD7Ep
>>67 >>72 >>80 >>91 >>100 >>105
今の日本ってかなり危機的な状況にあるんですけど、これと同じ様な状況になった事があるんですね。
幕末の異国船騒動です。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
1804年のロシア特使レザノフが長崎に来たのを筆頭に、フェートン号事件、シーボルト事件があったり、サラマン号の
住人が八重山諸島を測量したり、挙句にオランダ国王から「そろそろ、やばいよ。何とかした方が良いよ」(超意訳って、
連絡が来ても、何にもしない。
林子平が
「長崎と北海道の防御を固めるのは別に良いけど、日本橋(東京)の海と長崎、スペイン・アメリカの海は繋がってる
ですよ。ここに来たら、どうするつもりなんですか?」
とか出版したら、揉み消しました。
最終的にオランダ商館長のクルティウスが
「あの・・・アメリカの艦隊が日本に向かってるそうなんですけど、」
って、わざわざ親切に教えてくれたのに、「心配無用」って返信してるんですね。
もう、この時点でバカです。
対策を採るための時間はいくらでもあったのに、完全に何もしませんでした。
そして1853年の黒船来航です。
長崎や蝦夷地ではなく、江戸に直接乗りつけたってだけの違いしかありませんが、大混乱をきたすんですね。
そして、幕府は、この対応に大失敗し、最終的に江戸幕府は滅びます。
何が言いたいのかを述べます。
昨年から今年にかけて中国による尖閣諸島の領海侵犯、および、「今日」は根室のロシア艦隊です。
今後、東京湾に直接乗り付けて来る事は本当に無いんですか?
幕末同様に尖閣諸島の海も根室の海も、東京湾の海も繋がってるんですよ。
幕末同様に、何やっても大丈夫と思ったら、乗り付けてきますよ。
「まさか、東京に直接来ることはありえない」
そう言い張るのは勝手ですが、150年前の日本政府(江戸幕府)も同じ事を言ってましたよ。
願わくは150年前と同じ失敗をしないで頂きたいと切に願います。