11/09/16 09:14:23.04 LEzzdIlI
中、国内業者に“元貨で決済しなさい”圧迫 【東亜日報】
URLリンク(news.donga.com)
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米ドル、ユーロ貨幣に地位動揺で
人民元‘アジア地域通貨へ’弾み
最近の米国の信用等級下落とヨーロッパ財政危機によって、ドルとユーロの地位が動揺していることから、中国
人民元の挑戦がますます強まっている。中国はこの合間を利用して世界第二位の経済大国の地位に見合った
‘人民元国際化’に力を注いでいて、国内業者を対象に元決済攻勢を強化している。
すでに世界の金融市場で元貨取り引きの必要性が高まっている。現在中国は、貿易取り引きで2009年4月から元
貨決済を試験導入した後、2010年には海外対象地域制限をなくすなど、決済範囲と対象国家を拡大する傾向だ。
中国人民銀行によれば、昨年は中国の総貿易取り引きで元決済比率は2.5%に過ぎなかったが、今年1分期6.9%、2分
期は10.2%と急速に増加している。これは米国の景気低迷が続いていることでドルの基軸通貨地位が脅かされていて、
ヨーロッパもまた財政危機という‘時限爆弾’を抱え、ユーロ貨幣が連日劣勢を免れなくなっているためだ。
特に中国は、元を基軸通貨の地位に引き上げる第一歩として、元貨をアジア内地域通貨にするという目標をたてた。
米国、ヨーロッパ、日本など既存強大国の影響力が大きい状況での、生半可な基軸通貨議論は自制する代わりに、
アジア市場を先行獲得するという意図だ。パク・キスン産業銀行経済研究所長は“元貨国際化のために、先にアジア
内でドルのような地位を得るのが現実的な目標”として、“現在貿易取り引きで急速に元決済が広がっている”と話した。
韓国の場合、対中国輸出入比率が全貿易規模の21.2%に達していて、元貨国際化が及ぼす影響力が非常に大きい。
中国は最近、元貨の国際取り引きを増やすために、ドルを通した信用状開設や代金決済期間を制限する動きも見せ
ている。これに伴い、最近中国と取り引きしている韓国輸出入業者の元決済必要性が大きく増える傾向だ。
実際中国に化学製品を輸出しているA社は、5月に中国の取引先から‘元貨信用状を開設したので元で決済しなさい’
という一方的な要求を受けた。巨大中国市場を背景にした要求なので、国内業者は従うほかはない状況だ。この過程
で元決済に対する事前知識が不足している企業などで、両替費用などを不当に請求される事例も広がっている。
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